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目的って必要?
社会人になってから留学を決めた理由と目的の作り方を紹介

留学やワーキングホリデーに興味はあるけど、明確な目的や目標がないと、なかなか踏み切れない方も多いのでは?特に海外に挑戦するに伴い、仕事を辞めなければならない社会人の方は、より明確な大義名分がないと、なかなか踏み出す決断はできないものです。

そこで今回は、多くの人が留学する理由や、留学でブレない目的の作り方をご紹介していきます。一歩踏み出せずに悩んでいる方は、これを参考にしてしっかりとした留学の目的を見つけてみてくださいね。

留学するのに明確な目的は必要?▼ 
多くの人が留学する理由5選▼ 
留学でブレない目的の作り方と実行するための方法▼ 
まとめ▼ 

留学するのに明確な目的は必要?


年間6万6,058人の学生が留学していますが、(独立行政法人日本学生支援機構による「協定等に基づく日本人学生留学状況調査」平成29年度参照)全員が明確な目的を持って留学しているわけではありません。

漠然と「英語が話せるようになりたい」、「海外で生活してみたい」といったイメージを抱いて渡航している方も多いです。それも一つの目的で、決して間違いではありません。

ただ、より明確な目的や目標を持って留学すると、海外生活で困ったことが起きたり、不満や不安が生まれたりしたときに、「何のために留学しにきたのか」初心に立ち返ってモチベーションを保つことができます。そして結果的に留学を通して成長し、目的や目標を達成することができます。そのため、留学やワーホリをする前には漠然とした目的ではなく、明確な目的を持って臨むことをおすすめします。

多くの人が留学する理由5選


ただ、明確な目的といわれても、どこから考えはじめたらいいかわからないという方も多いと思います。そこで、まずは多くの人が留学する理由を見ていきましょう!現役留学カウンセラーが教える留学の目的上位5位にも掲載されていますので、もっと詳しく知りたい方はチェックしてみてくださいね。

1.英語力を向上させたい


やはり留学する目的として多く挙げられるのが英語力の向上です。特に日本人の多くは、スピーキングに対し苦手意識をもっています。実用的なスピーキング機会を得られる留学で、英語を伸ばしたいという人が多いようです。学生時代であれば、日々の勉強と並行して英語塾に通ったり英会話を習ったりという余裕もあったと思います。しかし日々の仕事で多忙な社会人にとって、仕事と勉強を並行して、どちらとも結果を出すのは至難の業です。そんなとき留学、特に語学留学などは、英語力を集中して伸ばすうえで有効な手段といえるでしょう。英語を話せるようになれば、海外の人との人脈が広がり、さらには大学院やMBAへの挑戦など人生の選択肢を広げてくれます。英語力を伸ばして何をしたいかまで具体的にイメージを描けるといいかもしれません。

2.転職・就活に役立てたい


楽天が社内公用語英語化を宣言してから早10年。日本企業でも英語の需要が高まり、楽天以外にも社内の公用語として使用している会社が増えています。近年では、外国人労働者を積極的に採用する日系企業も増え、英語ができて当たり前の時代になってきました。ただ、中学・高校で勉強してきた、いわゆる受験英語と仕事で使うビジネス英語とではかなり違います。実践で使えるビジネス英語を海外で身につけるのが良いかもしれません。また、転職・就活の面接で聞かれるのが、「過去の経験から得たものは何か?」です。海外ビジネスインターンMBA留学専門留学を通じて海外でしか体験できないことを経験し、面接で答えられるようにしておくとよいでしょう。

3.海外生活・異文化交流をしてみたい


今ではインターネットやSNSを使って、海外のことを何でも調べることができますよね。しかし、言語、文化、宗教、食生活など、日本とは全く違う生活スタイルを実際に体験すると、いろんな発見・気づきを得ることができます。
大学時代、周囲に流されて就職活動してしまった、社会に出たあとに自らの視野の狭さを痛感したなど、学生時代に、多彩な経験をしてもっと世界観を広げておくべきだった…と感じている方も少なくありません。そのままズルズルと社会人生活を送るより、思い切っていったん、退職し、その後の転職に備え、視野を広げるために海外に行ってみるのも一つの選択です。

4.永住権取得・海外で就職したい


英金融大手HSBCが毎年行っている海外駐在員の生活調査レポート2019年※を発表し、外国人にとって住むにも働くにも素晴らしい環境がそろう国ランキングで日本は33カ国中32位という結果でした(調査に必要な最低サンプル数を満たした国・地域だけがランキングの対象)。

日本人なら当たり前に感じてしまう、長時間労働や収入の低さ、年金問題など、様々な社会問題があります。そのため日本から脱出して、海外に住みたいと考える人も多いようです。ただ、海外で生活するのは簡単なことではありません。英語力や学歴、就業先の経験値など様々な条件を満たすことによって就労ビザや永住権を取得することができます。まずは今の自分に何が必要かを洗い出し、長期的な視点で計画してみてください。
HSBC 2019 Global Report

5.人脈を広げたい


語学留学の場合、世界各国から様々な国籍や年齢の人が集まります。英語を上達したいという同じ目標があるので友達にもなりやすく、日本に帰った後もずっと関係が続いている人が多いです。「パリに友達ができたから今度はフランスへ旅行しよう」なんてこともできるかもしれません。
また大学や大学院(MBA)、専門学校に留学すると、よりキャリアに直結した人脈作りもできます。今後、起業したいと考えている社会人の方や海外で活躍したい方にはぴったりです。

留学でブレない目的の作り方と実行するための方法


最初にもお伝えしましたが、不慣れな海外で生活していると心が折れてしまうことも多々あります。そんな時に明確な目的があると原点回帰でモチベーションをアップさせることができます。「何のために留学に来たんだろう…」と留学でブレない目的の作り方 4つのステップを紹介していきます。

STEP1.留学のゴールを思い描く

何事も目に見えないものが不安になりますよね。そこでまずは、留学が終わったときにどうなっていたいのか明確なゴールを思い描いてみてください。例えば、英語力を向上したい方は語学留学をAdvanced(上級)で卒業するや、TOEIC900点取得する、人脈作りがしたい方は海外の友達100人作るなど、より具現化するように心がけてみてください。

海外に行ったら何か自分のやりたいことが見つかるかもしれない…という漠然とした期待を抱くのはNGです。やりたいことが見つかればラッキーですが、簡単ではありません。新しくやりたいことが見つかったときは、その際に軌道修正をすれば良いので、まずはしっかりとした軸を作っておきましょう。また、いくつかやりたいことがある方は、優先順位をつけておくのが良いですよ。

STEP2.ゴールを達成するための方法を考える

明確なゴールができたら、それを達成するための方法まで考えておくのがおすすめです。留学やワーホリ中は、時間があるようであっと言う間に過ぎていきます。TO DOリストを作成しておき、いつでも確認できるようにケータイのメモなどに入れておくのがベストです。

STEP3.留学中のスケジュールをざっくり決めておく

留学中は語学学校に行って、友達と遊んで、バイトして…と意外に時間がありません。さらには慣れない日常生活で疲労も溜まってくるので休息も必要です。そのため、何も決めずに1日を過ごすと、あっと言う間に時間が過ぎていきます。
そこで、渡航前にTO DOリストをこなせるような年間スケジュールをざっくりと決め、渡航してから月間スケジュールや1日の予定を立てて行動してみてください。そうすることで、やるべきことが明確になり、実際に行動に移すことができますよ。

STEP4.留学中にじぶん会議行う

留学期間は人によって様々ですが、途中で中だるみしたり、目標を見失ったりすることも多々あります。そこで、留学中は定期的に「じぶん会議」を行い、TO DOリストを再考したりスケジュールを練り直したりと、自分と向き合う時間を取ってみてください。そうすることで、「何のために留学に来たか」を再認識でき、ブレずに目的を達成することができますよ。

まとめ


まだ留学やワーホリに一歩踏み出せずに悩んでいる方は、「どうして興味を持ったのか?」を改めて思い返してみてください。きっとそこにヒントがあるはずです。また一人で考えるのが難しい場合は、留学カウンセラーに相談してみるのもおすすめです。自分では気付けなかった留学に対しての想いがあるかもしれませんよ。楽しみながらやりたいことを見つけてみてくださいね。

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