このサイトは分析と改善のためにCookieを利用します。詳細はこちら

【徹底比較】
社会人留学で失敗する人と成功する人

入社して3〜4年目になると、今の仕事に慣れてうまく立ち回れるようになってくるかと思います。一方で、「このまま同じ仕事を続けてよいのだろうか」「新しいことに挑戦してみたい」など考えはじめる転機の時期でもあります。そこで、人生の1つの選択肢として考えはじめる「留学」。

「海外に行ったら英語が話せるようになるだろう」「外資系の企業に転職できるかもしれない」など、淡い期待を抱き、海外に飛び立つという選択肢を考える方も多いようですが、留学にいったからといって、必ず成功するわけではありません。

長期の留学ともなれば学生時代の留学と異なり積み上げてきたキャリアをリセットしなければならないリスクや、多額の費用と時間をかけて自己投資することになる社会人留学。絶対失敗させたくないと考える方は少なくありません。ここでは社会人留学で失敗する人と成功する人、それぞれの特徴、さらには留学で失敗しないためにやっておくべきこと3つをご紹介します。挑戦してよかったと思える留学にするためにも、こちらでご紹介する内容をしっかり覚えておきましょう。

社会人留学の失敗とは?▼ 
社会人留学で失敗・成功する人の特徴▼ 
・失敗する人の特徴▼ 
・成功する人の特徴▼ 
留学で失敗しないためにやるべき3つのこと▼ 
まとめ▼ 

社会人留学の失敗とは?


社会人留学での失敗とは、留学経験を帰国後の転職活動や次のステップに活かせないことです。
多くの方がキャリアチェンジやキャリアアップのために留学するにも関わらず、「仕事で使えるほど英語力が伸びなかった」「面接でアピールできる経験を得られなかった」など、転職にプラスにならずに留学が終わってしまう方が実は多くいらっしゃいます。
また、履歴書に書ける資格や学位取得に挑戦しなかったがゆえに、留学している期間が履歴書上で、ただのブランク(空白)になってしまい、再就職が難しくなってしまったという方もいらっしゃいます。せっかく貴重な時間とお金を使って行く留学なのですから、失敗しないためにきちんと準備してから渡航することが大切です。

社会人留学で失敗・成功する人の特徴

「自分は絶対に大丈夫」と思っている方もいらっしゃると思いますが、過信は禁物です。留学に行く前と行ってからでは、全く異なる環境に身を置いて生活するため、モチベーションを保つことが難しくなることも多々あります。モチベーションを維持するためにも、事前にいったいどんな人が失敗するのか、またどんな人が成功するのか理解しておきましょう。

失敗する人の特徴

特徴1:日本で英語を全く勉強していない

社会人留学で失敗する人の特徴として挙げられるのは、日本での準備期間中に英語を全く勉強していないという点です。海外に行ってしまえば自然と英語が身につくと考えている方がいらっしゃいますが、語学を習得することは、そう簡単ではありません。日本で勉強してから渡航したとしても、現地で覚えることは山ほどあります。
全く英語の基礎を勉強せずに渡航された方は、1人で勉強ができるであろう基礎の英語に関して、現地で数ヶ月間も時間を費やしてしまうことがあります。そのような方は、英語の伸びが他の方より遅くなってしまうのです。そのため、仕事が忙しくても文法や単語学習など、自分でできるものをコツコツと勉強しておくことが重要です。ぜひ通勤時間なども有効に使って、勉強してみてください。

特徴2:英語の勉強をサボってしまう

英語の勉強をサボってしまい、英語力が伸びないまま帰国の時期を迎えてしまうという失敗例も多く見かけます。特に長期留学の場合、数ヶ月経つと現地での生活にも慣れ、徐々に中だるみをしてしまう方が多いようです。渡航当初にあった緊張がほぐれ、目標を見失い、語学学校を遅刻・欠席してサボりがちになったり、宿題も全くせず、家にこもって誰とも喋らずにYouTubeやNetflixを日本語で見てしまった結果、語学が伸びずに留学が終わってしまったという方がいらっしゃいます。まるでずっと海外に住めるような気分になってしまい、現地で英語の勉強をサボってしまう方が多いのですが、留学して海外に滞在できる期間は限られています。そのため、限られた時間の中で時間を有効的に活用しないと、あっと言う間に留学期間が終わってしまうことを意識しておきましょう。

特徴3:アルバイトのしすぎ

アルバイトのできる制度を利用し留学した場合、学校以外は働いてばかりで、英語を勉強する時間をまったく持てず、英語力が伸びなかったというケースも多々あります。もちろん、生活費を稼ぐことは重要ですが、英語力を伸ばすために留学に挑戦したにも関わらず、ただアルバイトをして毎日を過ごすだけでは、せっかく仕事を退職してまで挑戦した意味がありません。何のために海外に留学しにきたのかを常に意識して、現地で行動することが大切です。また、現地でお金に困ってアルバイトに明け暮れてしまわないためにも、しっかり日本で貯金をしておくとよいでしょう。

成功する人の特徴


次に、社会人留学で成功する人の特徴をご紹介いたします。

特徴1:明確な目標がある

成功されている多くの方は、渡航前から「明確な留学をする目的」をお持ちです。出発前から、どんな目標を達成したいのか、帰国後に達成した目標をどのように活かすのかを考えることで、現地でどのように行動すべきかを考えることができます。また、滞在中にネガティブな感情に陥ってしまっても、初心に立ち返り、自身の目標は何だったのかをすぐに思い出すことができるため、モチベーションをキープすることができるでしょう。

特徴2:外国人の友人を多く作る

成功して帰国される方は、日本人以外の友人をたくさん作り、できる限り英語環境を作るよう心がけている方が多いです。どの国・地域に留学しても、語学学校やアルバイト先などで日本人留学生と出会います。もちろん、いざというときに頼りになる日本人の友人は大切です。しかし日本人の友人とばかり過ごしてしまうと、学校以外では日本語ばかり喋ってしまい、学校で学んだ英語をアウトプットすることが難しくなります。結果、英語力の伸びるスピードが落ちてしまうことは言うまでもありません。意識して、英語を話す環境を自ら作ることで、英語のスピーキング力やリスニング力がアップするでしょう。

特徴3:資格の取得やインターンシップなど履歴書に書ける経験をする

留学を成功させ、帰国後の転職を成功させている方の多くが、TOEICなどの英語力判定テストで高得点を取得したり、転職に活かせる資格を取得したり、海外インターンシップなどの業務経験を身につけていらっしゃいます。ただ留学しただけではなく、留学が成功したことを証明できる英語力テストの結果や、インターンシップなどでのオフィス業務があれば、他の方から確実に差をつけることができるでしょう。半年や1年滞在すると思うと、ついつい時間があると思ってしまいがちですが、意外とあっという間に時間は過ぎてしまいます。そのため、しっかり渡航前に何をすべきか、どれほど英語力を伸ばしたいのか、どんな経験をしたいのかを考えておくとよいでしょう。特に海外の企業で働くことのできる海外インターンシップは、英語力を実践的に使うことができ、さらには異文化理解能力などのグローバル社会に必要な能力を身につけることができます。留学を帰国後のキャリアに活かしたいと考える方にはおすすめです。

留学で失敗しないためにやるべき3つのこと


ここまで、失敗・成功する人の特徴をご覧になり、失敗させないためにご自身がやるべきこと、行動すべきことはいったい何なのか、と考え始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここからは、そんな「留学を失敗させたくない」と考える方のために、最低限やるべきことを3つ、紹介させていただきます。留学を成功させるには、渡航前の準備期間も重要になってくるため、渡航を決めたあとは早めに対策をしていきましょう。

1.明確な目的を持つ

まずやるべきことは、留学の明確な目的を持つということです。海外での経験を帰国後のキャリアに繋げるために、まずはしっかりと自己分析をしてみてください。「何がやりたいのか」、「なぜ留学したいのか」が自分で分かっていれば、渡航してからも気持ちがブレることなく目的を達成できるはずです。

「海外に行ってから何かやりたいことに出会えるかもしれない」と何も考えないで出発してしまうと、結局、何をしにきたのか分からなくなってしまう方がほとんどです。そうならないためにも、まずは自分自身にしっかり向き合い、ご自身の留学の目的を明確にしましょう。目的の作り方が分からないという方は、社会人になってから留学を決めた理由と目的の作り方を参考にしてみてください。

2.事前準備をしっかりやる

次にやるべきことは、事前準備をしっかりと行うということです。事前準備の1つとして、とても重要なのが、英語です。留学してから勉強すればいいと思ってしまう方もいらっしゃると思いますが、英語の基礎を理解している方と、全く基礎ができない方とでは、成長のスピードが大きく異なります。せっかく海外に行って、日本でもできるような基礎の勉強を数ヶ月間もするなんてもったいないと思いませんか?まずは単語や熟語を覚え、中学・高校までの文法がわかるようになってから渡航するとよいでしょう。

また、そのほかの事前準備として、日本の文化や歴史、経済、政治についても勉強しておくとよいでしょう。なぜなら、海外の方と会話をする際に、よくこれらのことを質問されるからです。日本のことを聞かれているにも関わらず、答えられないのは恥ずかしいですし、答えることができれば他国の友人をつくるきっかけになることもあります。まずはニュースなどを見る習慣をつけ、説明を英文で書きだしてみるとよいでしょう。

3.積極的に行動する意識をもつ

最後にやるべきことは、とにかく積極的に行動する意識をもつということです。ほとんどの方が、友達もおらず、仕事もない状態から海外生活をスタートします。誰かが友達や仕事を分け与えてくれるわけではないため、自分から積極的に行動しなければ、渡航したばかりの状態から何も変わりません。

新しい友達を作った場合、連絡先を聞いて終わりではなく、「カフェに行ってお茶しよう」と学校帰りに誘ってみたり、「私もパーティーに参加したい」と発言したり、積極的に行動することが重要です。そうすることで、友達の輪が広がっていきます。仕事も、自分から積極的に探して、どんどん応募していかなければ、もちろん見つけることができません。とはいえ、不慣れな海外生活のなかいきなり積極的になれといわれても難しいですよね。だからこそ渡航前から積極的に行動する習慣を身につけておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?社会人で留学して海外に滞在する時間は、帰国後のキャリアに関わる重要な期間です。せっかくの海外なのでリフレッシュするのももちろん重要ですが、楽しみながらも、しっかりメリハリをつけて生活しましょう。また、事前準備をしっかり行い、目標に沿った行動をとり、ぜひ悔いのない留学プログラムを選びましょう。社会人におすすめのプログラムに関しては、社会人留学のリスクとメリット、おすすめの留学プランをご覧ください。
やりたいことが見つからない方や、実際に留学先で何をすべきか分からないという方は、一度留学ウンセラーに相談して、留学後の転職や就職を視野に入れた留学プランを作ってみるのもおすすめです。

ワールドアベニューには厚生労働省指定のキャリアコンサルタント資格を有するカウンセラーも在籍しています。
まずはお気軽に無料カウンセリングをご利用くださいね。

← 社会人留学のページへ戻る

  • JAOS
  • J-Cross
  • ICEF AGENCY STATUS
  • IALC Approved Agency
  • 東京都知事登録旅行業 第3-6137号

ページトップボタン