【カナダ留学】コロナウイルス感染拡大防止に伴う措置と状況
公開日:2021/01/20
カナダ コロナウイルス感染状況
感染者数708,619人 死亡者数18,014人
2020年3月中旬にロックダウンしたカナダではその後順調に感染者数の数値をさげていましたが、2020年9月中旬より再度感染者数は増加傾向にあります。ただし、死者数は第一派のときと比較し多くはなく、10月20日から学生ビザを対象とした留学生の受け入れを再開する旨を発表しています。しかし感染者数の増加をうけてトロント、またその近郊でロックダウンが再開。2021年1月23日まで継続を予定しています。
参照:WHO Coronavirus(COVID-19)
カナダでは新型コロナウイルスワクチンが12月9日に承認(米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発したコロナワクチンの緊急使用を承認したと発表)、12月14日には高齢者介護施設の従業員らを対象にワクチン接種がいち早く開始されました。年内に約25万回分の供給を受ける予定としています。
参照:カナダ、コロナワクチン接種開始
カナダの留学情報はこちらから
・ カナダ留学 国情報
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入国制限
永住権を保有している者、航空クルー、外交官、一時的な外国人労働者、一部の留学生、まだ上陸していない承認済みの永住者など一部対象を除き、入国を禁止としています。また、新型コロナの症状のある者については国籍を問わず入国を禁止。飛行機搭乗前に健康診断も実施しています。
10月20日更新
留学生に対するカナダへの入国制限が一部緩和され、就学許可証を所持または承認を受けている留学生でありCOVID19対応で州/準州政府から承認を受けている認可教育機関(DLI)にて就学する留学生は、カナダに渡航できる可能性があります。
COVID19 対応で承認を受けている認可教育機関(DLI)のリストについては以下のリンクよりご参照ください。
Coronavirus disease (COVID-19): Designated learning institutions reopening to international students
リストは順次アップデートされる予定とのことです。留学生としてカナダに渡航する予定がある場合は、渡航前に留学先の教育機関が上記リストに掲載されていることをご確認ください。なお、すべての渡航者は、入国後14日間の自己隔離について明確な計画が必要です。
10月2日更新
2020年10月20日からDLIナンバーをもち、州政府、または準州政府によって承認された「COVID-19の準備計画(COVID-19 readiness plan)」を証明できる学校に通うことを前提としています。今回の留学生に対する入国規制緩和は全ての国からの留学生を対象としています。ただし、渡航の必要性が認められた場合のみに限ります。また入国後の14日間の自主隔離は引き続き必要です。
Travel exemptions and restrictions for international students
DLIs to reopen to international students
Starting October 20, 2020, DLIs with a COVID-19 readiness plan approved by their province or territory will be able to reopen to international students who are currently outside Canada. A new list of DLIs with approved COVID-19 readiness plans will be available on or before this date.
If you plan to come to Canada as an international student on or after October 20, 2020, your DLI must be on the list of DLIs with approved COVID-19 readiness plans before you travel to Canada. This change will apply to all international students, whether you’re travelling from the United States or from any other country.
This change doesn’t affect study permit holders already in Canada.
If you’re already in Canada, you can continue studying at any DLI. If you leave Canada, you may not be able to return if your DLI doesn’t have a COVID-19 readiness plan approved by the province or territory in which you live. より詳しくはこちらから
9月28日更新
カナダ国境閉鎖は10月31日午後11:59まで、入国後の14日間のSelf-isolationと共に継続されると発表がありました。
8月28日更新
カナダ国境閉鎖は9月30日午後11:59まで、入国後の14日間のSelf-isolationと共に継続されると発表がありました。
8月3日更新
カナダ国境閉鎖は8月31日午後11:59まで、入国後の14日間のSelf-isolationと共に継続されると発表がありました。
7月1日更新
カナダ国境閉鎖は7月31日まで、入国後の14日間のSelf-isolationは8月31日まで延期と発表がありました。
カナダでのコロナウイルス関連情報の更新
参照:Coronavirus disease (COVID-19): Outbreak update
1月16日更新
15日ブリティッシュ・コロンビア(BC)州保健省は、新型コロナウイルスに関して新たに509名の感染が判明、その結果BC州内での累計感染者数が60,117名(入院:349名(そのうち集中治療室:68名)に達した旨を発表しました。厳格な行動制限・規制が行われているにもかかわらず、今週も1週間で3,485名の新規感染者が発生するなど、依然として厳しい状況が続いています。昨年11月末からBC州政府が州全域を対象に出している公衆衛生命令(同居家族など以外との社交的集まりの禁止など)は、改めて2月5日深夜まで延長されています。
またトルドー首相は、現在行われているカナダ・アメリカ間の通行制限措置が2月21日までさらに延長されることになった旨を発表しています。
1月2日更新
カナダ政府は1月7日(木)午前12時01分以降、カナダに入国する5歳以上のすべての旅行者に対して、新型コロナウイルス陰性結果の提出を求めることを発表しました。旅行者はカナダへ出発する予定の72時間以内に検査(PCR検査など)を実施、カナダ行きのフライトに搭乗する前に陰性の結果を航空会社に提出する必要があります。カナダへの入国を許可された方も入国後14日間の自主隔離が求められます。カナダ政府はこの取り組みに関して、カナダ人の健康と安全を保護し、新型コロナウイルスとその変異種をカナダに持ち込むことを防ぐための対策であるとしています。
参照:Pre-departure COVID-19 testing and negative results to be required for all air travellers coming to Canada
12月24日更新
カナダは23日、米バイオテクノロジー企業モデルナが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンを承認したと発表しました。今月ファイザーなどが開発したワクチンも承認しており、すでに接種が開始されています。
12月15日更新
カナダは12月9日、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発したコロナワクチンの緊急使用を承認したと発表しました。年内に約25万回分の供給を受ける予定で、12月14日には高齢者介護施設の従業員らを対象にワクチン接種がいち早く開始されました。接種開始国としては世界で3番目。
参照:カナダ、コロナワクチン接種開始
6月8日よりビザセンター営業一部再開
ビザセンター東京・大阪では、6月8日(月曜日)より営業を再開します。
ただし、当面の間、以下のサービスのみに限定されるとのことです。
・個人識別情報(バイオメトリックス)リクエストレターが届いた方への個人識別情報(バイオメトリックス)の登録
・審査後の書類等の受取
・永住者渡航証の申請(Permanent Resident Travel Document)
2020年5月19日更新
新たにカナダ移民・難民・市民権省の発表により、上記の内容は2020年6月9日まで延長されました。
2020年4月9日更新
カナダ移民・難民・市民権省大臣の発表により、カナダビザセンターにてペーパー申請による一時滞在者ビザの申請が停止されました。
2020年4月10日以降、カナダビザセンターを通して一時滞在者ビザをペーパーにて申請された場合、申請書は返却されます。
参照: https://www.canada.ca/en/services/immigration-citizenship.html
5月中旬より段階的な規制緩和を実施
2020年5月6日、カナダ最大の都市トロントのあるオンタリオ州と留学先としても人気の高いバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州にて経済活動を段階的に再開する旨、発表がありました。
オンタリオ州では5月中旬よりレストランやカフェなどでテラスやパティオなどのある店舗は、事前注文による持ち帰りや宅配サービスなどの方法で営業再開できるようになります。
ブリティッシュコロンビア州では5月6日より4つのフェーズにわけ段階的に規制を緩和するとし、5月19日、歯科や鍼灸院、ヘアサロンなども予約受付を再開、レストランやカフェなどの飲食店や一部の小売店もソーシャルディスタンスィングを維持することなどを条件に再開することを許可されました。州立公園も日中に限り再開、博物館や美術館、図書館も開館するようです。
6月から9月にかけては感染拡大率が低く抑えられている場合に限り、ホテルやリゾート、エンターテイメント・映画などの産業でも経済活動の再開を許可する方針です。
6月中旬から夏休みを、そして9月から新学期を予定している小中高、大学など教育機関では5月から6月にかけ部分的に授業を再開、9月からの対面授業再開に向け、準備を行っていくようです。
6月17日更新
6月12日から経済活動の再開(step2に移行)していたトロントのあるオンタリオ州ですが、緊急事態宣言を6月30日まで延長しました。新規感染者数は徐々に下がってきていますが、トロント周辺の大都市圏は予断を許さない状況が続いています。
カルガリーやエドモントンのあるアルバータ州は緊急事態宣言を解除しました。新型コロナウイルスの新規感染者は少数ながら発生しています。しかし、各地方自治体の公衆衛生管轄内で対応できるようになったと判断しているようです。6月12日から経済活動の再開(図書館や公民館などは再開)。ただし50人以上のイベントなど集会はまだ許されていません。
参照
・ブリティッシュコロンビア州の経済活動再開に関するニュース:BC’s Restart Plan
オンタリオ州での経済活動再開に関する情報:Ontario Further Eases Restrictions on Retail Stores and Essential Construction During COVID-19
2020年3月20日(3月26日更新)一部の留学生(学生ビザ対象)入国許可
The exemptions include
・seasonal agricultural workers, fish/seafood workers, caregivers and all other temporary foreign workers
・international students who held a valid study permit, or had been approved for a study permit, when the travel restrictions took effect on March 18, 2020
・permanent resident applicants who had been approved for permanent residence before the travel restrictions were announced on March 18, 2020, but who had not yet travelled to Canada
– 参照サイト
2020年3月18日に旅行制限が発効したときに有効な就学許可証を保持しているか、または就学許可証に承認された留学生は渡航を許される(到着時に必要な健康診断を受け、到着 後14日間隔離する必要あり。そのほかにも空港からの移動に際し公共交通機関の使用は禁止 入国後の行動制限詳細)としています。
ただし、カナダ政府ウェブサイト上の「How COVID-19 is affecting business at IRCC」では実際の渡航時期について、一部の留学生に関して渡航を許可はしているものの、渡航後の行動を著しく制限される現状からすぐの渡航は勧めないとしています。
また国際線は、トロント・モントリオール・バンクーバー・カルガリー空港に限定されています。
フライト情報
エアカナダでは
カルガリー-東京(成田) 季節便の運航開始が6月30日まで延期
モントリオール-東京(成田) 3月27日から6月23日まで一時運休/2020年6月24日以降1日1便運航予定
トロント-東京(羽田) 3月28日から5月31日まで一時運休/2020年6月1日以降週5便運航予定
バンクーバー-東京(成田)週3回運航
バンクーバー-大阪 6月24日以降週5便運航予定としています。
また、2020年3月18日から国際線を受け入れる空港をトロント、モントリオール、バンクーバー、カルガリーに限定(現時点においてアメリカ,メキシコ,カリブ諸国,サンピエール島及びミクロン島からの航空機を除く)するとしています。
なお、他の航空会社でも需要動向を踏まえた減便などの運航計画変更が続いております。
参照:エアカナダ ウェブサイト
情報収集に役立つリンク・連絡先
・在カナダ日本国大使館ウェブサイト
・カナダ政府ウェブサイト上の渡航制限に関するFAQ
・カナダ政府 Coronavirus disease (COVID-19) in China