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オーストラリアに留学するうえで知っておきたいお金の持っていき方、管理の仕方

「留学したい!」と思いが高まってくると少しずつ留学してからのこと(現地での生活のこと)が心配になってきますよね。

例えば、お金の持っていき方と管理の仕方。

2~3週間の短期留学であれば「お小遣い程度の現金を持って留学すればいいのでは?」と、持って行くお金の金額や、お金の持って行き方には想像がつきます。しかし、短期留学でもあっても2~3ヵ月間の留学や、6ヵ月、1年以上の長期留学となると、ある程度のお金が必要だろうな…と考えるものの、抱えていける現金にも限りがあり、どうしたらよいのか?と悩んでしまう方もいらっしゃるかと思います。特にオーストラリアは、他国と異なり、3ヵ月間以上の留学の場合、働くことができるため、現地で得た収入を管理する必要もあります。

今回は、オーストラリアに留学するうえで知っておきたいお金の持って行き方と管理の仕方をご紹介します。

1. 短期留学 (3ヶ月以下の留学)でおすすめ お金の持っていき方/管理の仕方 ▼ 
2. 長期留学 (3ヶ月以上の留学)でおすすめ お金の持っていき方/管理の仕方 ▼ 
3. さいごに ▼ 

1.短期留学(3ヶ月以下の留学)でおすすめ お金の持っていき方/管理の仕方

短期留学の場合、お勧めのお金の持っていき方、管理の仕方は…
現金+クレジットカードorデビットカードです。

現金はいくらくらい持っていけばいい?

現金+クレジットカードのうち、まずは現金のご案内をしていきたいと思います。
短期留学で持って行った方がよい現金は、期間に限らず5~10万円程度がおすすめです。
もちろん、皆さんのお金の使いっぷりと日本でのスタイルにもよります。

短期留学の場合、原則的にホームステイ代金(朝夕食費込み)や学費などは事前に支払った状態で渡航します。
つまり、オーストラリアで使うお金は放課後や週末のちょっとした観光の際に必要になる費用や、昼食代くらいのものです。しかも、オーストラリアは日本以上にカード社会ですので現金でなくカードで決済できる場所が多く、現金でないと支払いができないというシチュエーションはほぼありません。したがって、現金は5~10万円程度で十分なはずです。

現金は万が一盗難にあってしまった際など、保証がききません。
カード利用可能な場所が少なく、多額の現金を持ち歩かないといけない国と比較すると、オーストラリアは安心して留学生活を送ることのできる国と言えるでしょう。

クレジットカードを持って行く際の注意事項は?

先述しているようにオーストラリアはカード社会です。スーパーでの買い物も、公共交通機関の乗車賃も、博物館や映画などの入場料もクレジット決済が可能です。したがって、現金はあまり必要ありません。
ただ、短期留学で渡航される方の場合、オーストラリアで銀行口座の開設は通常行いません。いざというとき、日本からお金を送金するということが難しいため、持っていったクレジットカードが、きちんと現地で利用できるよう準備していくことが非常に重要です。

そこでオーストラリア留学に行く前に、下記の事項をきちんと確認するようにしましょう。
1.クレジットカードカードの国際ブランドは「Visa」または「Master」か(JCBやAMEXは利用できるところが少な目)
2.4桁のピンナンバー(暗証番号)機能がついているカードかどうか
3.海外でキャッシング可能なクレジットカードかどうか
参照情報:留学するときに最適なクレジットカードの選び方

「キャッシング」ってなんだか不安……。
という方もいらっしゃるかもしれませんが、クレジットカードでのキャッシングは利用日の実勢レートで換算されるため、実は銀行や両替商よりも為替レートがお得な場合が多々あります。キャッシングの場合、金利が高くなるようなイメージがある方も多いですが、これもあくまで実質年率なので、翌日一括で返済を行う場合、特に大きな出費にはなりません。

ただし、すべてのクレジットカードが海外で使用可能か?というと違います。またクレジット決算する場合は利用可能でも同じカードでキャッシングできるかどうかもまた異なります。海外キャッシュサービスのご利用のためには、あらかじめ「海外キャッシュサービス設定と増枠申込」が必要です。お持ちのクレジットカード会社に確認するようにしましょう。

デビットカードとは

クレジットカードとデビットカードとの最大の違いは、「御支払方法」、クレジットカードは「後払い」なのに対し、デビットカードは「即時払い」という点です。即時払いのため、口座にある残高以上の利用はできませんが、海外での現金引き出しも預金口座からの出金として可能です。
またデビットカード作成にはクレジットカード作成時のような年齢制限や審査がないまたは規制が緩いものが多く、高校生など18歳未満の学生でも作成いただくことができます。
参照:「クレジットカード」と「デビットカード」は何が違うの?

未成年の学生さんや、使いすぎが不安な方にはデビットカードの方がお勧め。
また、デビットカードは現金がない!クレジットカードを紛失してしまった!など、いざというときに日本の口座に、日本にいるご両親様からお振込みいただければ、現地で困ることはありません。
クレジットカードと併せていざというときのために作っておいてもよいと思います。

管理の仕方は?

短期留学の場合、オーストラリアで口座開設するというケースはほとんどありません。
したがって、現金またはクレジットカードはご自身できちんと保管・管理する必要があります。

オーストラリアは治安のよい国ですが、観光産業が盛んな国なため、置き引きやスリなどは日本よりも高い率で発生します。日本のように飲食店での席確保のためご自身のお荷物置き席を立つと、戻ってきたときには荷物がない……なんてことはあります。したがって、あまり大きなお金を持ち歩くのはお勧めしません。使う費用を使う分だけ持参し、使わない費用は、スーツケースに鍵をかけ、保管しておきましょう。

2.長期留学(3ヶ月以上の留学)でおすすめ お金の持っていき方/管理の仕方

長期留学で海外に渡航予定の方にお勧めのお金の持っていき方、管理の仕方は…
現金+クレジットカード+海外送金です。

長期留学だからこその「海外送金」

現金、クレジットカードに関しては短期留学と同様です。
長期留学だからといって、10万円以上の金額を現金で持参するのは危険です。渡航してすぐ使うためのお金は現金とクレジットカード(またはデビットカード)で用意しておきましょう。

オーストラリアでの長期留学(3ヶ月以上)には大きく分けて二つのビザの種類があります。
1. ワーキングホリデービザ
2. 学生ビザ

ワーキングホリデービザでは、1年間のなかで最大6ヵ月まで1雇用主のもと、フルタイムで働くことが許されています。
学生ビザの場合、2週間で最長40時間(2023年7月1日以降は2週間で最長48時間)までの就労が可能で、教育機関の休暇時にはフルタイムで働くことができます。

現地で得た収入は、銀行口座に振り込まれるため、オーストラリアで働くためには現地に口座が必要です。
よって、オーストラリアの場合、ワーキングホリデービザや学生ビザを利用して留学する方の多くが渡航後に銀行口座を開設します。

一般的には、オーストラリア渡航後に現地にて銀行口座を開設します。
したがって、現地で口座開設した後、日本のご両親様から、オーストラリアで開設した銀行口座に海外送金しましょう。
ちなみに、弊社では、留学前の銀行口座開設手続きをサポートいたしておりますので、ご留学に行かれる前に、口座名義ご本人様自身でご自身の口座からオーストラリアで解説した現地銀行口座に海外送金をすることができます。

利用している銀行や、送金方法によって異なるものの海外送金は手数料が非常に高額です。
したがって、海外送金する際は、ある程度まとまったお金を送金することをお勧めします。

3.さいごに

「せっかく留学への気持ちが芽生えたのに、その際に躓く不安で留学を断念してしまってはもったいない!」ということで、ご紹介した意外と知らない、お金の持っていき方と管理の仕方【オーストラリア編】、いかがでしたでしょうか。

海外送金時に留意すべきことや、オーストラリアのカード事情などはまた別途情報配信してまいります。
ご覧になってみてくださいね。

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