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South Australia Government School(南オーストラリア州立高校)-オーストラリア高校留学

総面積世界第6位、日本の23倍という広大な国土を持つオーストラリアには、クイーンズランド州、ニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州、西オーストラリア州、タスマニア州の6つの州とノーザンテリトリーと呼ばれる準州、首都キャンベラのある、オーストラリア首都特別地域(ACT)に分かれます。

日本からの直行便も多く、時差も少なく、気候も暖か、日本語教育が盛んで人々が非常にフレンドリーなオーストラリアは、安心して留学できる国として高い人気を誇る国です。特に中学生、高校生のご年齢のお子様の留学先として、大きな注目を集めています。

オーストラリア留学で人気の州の一つである南オーストラリア州。
今回は、南オーストラリア州政府教育機関の留学生担当者からお話を伺いました。

南オーストラリア州政府教育機関に留学する理由トップ10

南オーストラリア州(アデレード)の特徴:
• 人口120万人の、のんびりとした沿岸都市
• さまざまな場所から直行便でのアクセス可能
• 自然環境に恵まれたクリーンな都市
• 交通網の整備された都市
• 高等教育、訓練、研究機関が集中する便利な教育の拠点
• オーストラリアの空港、道路、鉄道ネットワークの中心
• 活気ある多文化コミュニティー
• リーズナブルな生活費用
• さまざまな文化や芸術に触れることのできる都市
• 豊富な観光と体験が可能

南オーストラリア州は、オーストラリア中央南部に位置する州で、本島と離れたタスマニア州を除く、すべての州と接する唯一の州です。南はインド洋に面し、気候は温帯性のため、真夏で平均最高気温30度前後、平均最低気温17度前後、真冬で平均最高気温15度前後、平均最高気温8度前後と比較的暮らしやすい気候です。

アデレードの気候
季節 気温と特徴
夏(12月-2月) 17度-30度|カラッと乾燥した暑さ
秋(3月-5月) 15度-26度|温かくやや雨が降る
冬(6月-8月) 8度-18度|涼しく多少雨が降る
春(9月-11月) 10度-20度|温かく過ごしやすい

州の総人口数は国内の約8%と少な目ですが、州内陸部が砂漠化した地域となるため、ほとんどの人口が、州都であるアデレードに集中しています。よって、小さい街ながらも、交通機関や各種サービス機関は整っているため、生活に不便を覚えることはありません。
アデレードは街の端から端まで20分間で歩けるということから、20ミニッツシティなどと呼ばれ、大人の方は「飽きてしまう……」という方もいるかもしれません。しかし、道に迷ったり、娯楽にお金を使いすぎたりすることなく生活できるため、中学生、高校生にとっては、安心して留学できる都市の一つと言えます。

↓実際にどのような生活を送ることができるのか、覗いてみましょう!

南オーストラリア州での中学・高校留学の魅力とは?

南オーストラリア州では、毎年1,000を超える留学生を、世界中から受け入れています。
州都であるアデレードには600を超える州認定の高校が存在し、その内100以上の高校で留学生の受け入れを積極的に行っています。留学生を受け入れるすべての高校では、留学生を受け入れるための仕組みを整えており、各校でサポートを徹底して行っています。
学校へは公共交通機関を利用して不便なく通うことができ、放課後も少し足を伸ばせば、シティで買い物やカフェタイムなどを楽しむことができます。また、週末にもスポーツや映画、各種イベントなどを楽しむことができる環境が整っているため、週末も退屈することなく過ごしていただけます。
全ての州立高校は、広いグラウンドを持っており、自然に囲まれた開放的なキャンパスとなっています。
各キャンパスには最新の設備(図書館、理科室、パソコンルームなど)が完備されており、いくつかの学校では特別な音楽や化学、数学、スポーツ、演劇、デザインなどのクラスを開講しており、それらを学ぶ上で必要なレベルの高い設備を用意しています。
南オーストラリア州は留学先として選ぶ上で、多くの魅力を有しています。
・充実したカリキュラム
・質の高い教師陣
・特殊でユニークな選択科目
・音楽コンクールなどの多種多様な教育活動参加の機会
・手厚い留学生サポートシステム
・充実した学習支援体制

特に、経験豊富なサポーターによる個々の学生サポート体制は非常に魅力的なポイントです。南オーストラリア州立校では、精神面、学習面、将来の目標に向けた進路相談など、24時間緊急時の対応も含め、柔軟に対応しています。充実したサポート体制にあるからこそ、安心した生活を送ることができる、結果有意義な留学経験を得ることができます。
南オーストラリア州では、価値ある留学を提供します。

1、ホームステイ生活

動画をご覧いただき、いかがでしたでしょうか。
南オーストラリア州では、留学生が共に暮らす親戚または家族の友人などを指名しない限り、原則としてホームステイの手配を行います。(13歳以上が対象)

ホームステイ手配に関しては、日々の生活や学習に対して、協力的なホームステイファミリーと生活を共にすることで勉強にも有利となり、オーストラリアでの留学体験がより豊かになるよう、南オーストラリア州教育省より、厳しい審査を受け、一定の水準に基づき、認可を受けた家庭です。留学生の希望や趣味、性格などを踏まえ南オーストラリア州政府教育機関が慎重に選定を行います。

南オーストラリア州立高校留学_ホストファミリー

ホームステイには下記の内容が含まれています。
・家具付きの寝室
・1日3食(朝食、昼食、夕食)付
・洗濯
・テレビ、インターネット、およびアイロンなどの家の共有設備の使用
・オーストラリア到着時の送迎
・学校初日の送迎
・銀行口座開設のサポート

1日のサンプルスケジュール
時間 内容
06:00am~07:00am 起床・朝食/通学
08:30am~09:25am 1時限目
09:25am~10:15am 2時限目
10:15am~10:45am モーニングティー(中間休み)
10:45am~11:35am 3時限目
11:35am~12:20pm 4時限目
12:20pm~01:20pm 昼食
01:20pm~02:10pm 5時限目
02:10pm~03:00pm 6時限目
03:00pm ~ 宿題センター、課外活動、学習活動
05:00pm ~ 帰宅・ホームステイへ
~ 10:00pm 夕食・宿題・ホストとの談話・就寝

2、カリキュラムと専門科目

カリキュラム
Seaview High School
※Seaview High School

該当する年齢で身に付けるべき以下のスキルと能力を養成するため、課題を生徒に提供しています。

• 識字能力
• 計算能力
• 情報および通信技術
• 論理的および創造的思考
• 倫理的理解
• 個人的および社会的能力
• 異文化間の理解

学生が上記のスキルや能力を培うことができるよう、学校では以下を中心にさまざまな科目を提供しています。

中心となる科目:
英語(国語)、数学、科学、人文科学と社会科学、芸術、語学、保健体育、技術、仕事研究

なお、高校課程修了後、高等教育機関への進学を目指す場合、Year11(日本の高校2年生)とYear12(日本の高校3年生)は、SACE(South Australian Certificate of Education)と呼ばれる南オーストラリア州教育修了資格を取得するため、学習内容をより深く理解し、知識および高度なスキルの獲得を目指す必要があります。

専門科目
Port Lincoln High School
※Port Lincoln High School

南オーストリア州政府教育機関では、上記のカリキュラムの中でさまざまな専門科目を提供しています。
特定の科目分野で才能がある、または特定の科目分野に強い興味関心のある留学生は、学校選択を行う際に下記の専門科目を考慮する必要があります。

専門科目の例
• 科学と数学:ロボット工学、法学、ナノテクノロジー、天文学、ブドウ栽培など
• 保健体育:心理学、ホスピタリティー、サーフィン、ゴルフ、サイクリング、野外教育など
• 芸術:音楽、バレエ、コンテンポラリーダンス、繊維、ファッションなど
• 技術:コンピューター支援設計、放送、グラフィックデザイン、写真、アニメーションなど

特別専攻コース
Seaview High School
※Seaview High School

一部の学校では、特定の科目分野で才能がある、または特定の科目分野に強い興味・関心を持つ生徒を対象に、特別専攻コースも実施しています。具体的な例としては、語学、音楽、パフォーミングアーツ、スポーツなどが挙げられます。これらのコースは通常、該当コースを持つ学校にとって、非常に力を入れている領域であり、履修している学生のレベルも非常に高いことが多く、コースを履修するためには、生徒の適性の証明、オーディションまたはテストを事前に求められることがあります。また、追加料金がかかる場合があります。

課外活動、クラブ、大会
Henley High School
※Henley High School

学校では、音楽バンド、エンジニアリングの大会(ロボットコンテストのような大会)、スピーチコンテスト、演劇制作、スポーツチーム、アドベンチャー活動など、学校主催のあらゆる活動に個人またはチームのメンバーとして参加する機会も提供しています。

さまざまな州の大会、全国大会、または国際大会へ出場することは、学生にとって、さらなる挑戦となり、学問、スポーツ、エンタープライズ、およびリーダーシップを含む多数の分野で、生徒の能力、スキルおよび知識を向上させる機会を持つことができます。

3、プログラム

Seaview High School
※Seaview High School

南オーストラリア州では留学生に対し、大きくわけて3つの留学プログラムを提供しています。

1、High School Study Abroad Program(高校短期留学プログラム)
目的:アデレード都市部での文化体験
年齢:13~18歳
希望の渡航期間:1から4ターム(10週間から1年間)

日本の高校の1学期間弱を休学し、南オーストラリア州立校に1ターム(学期)間、留学するプログラムです。
南オーストラリア州では、学期は4ターム(学期)制となっており、原則最短1ターム(学期)=約10週間からの留学が可能です。近年では留学を目的とした場合、公休扱いしてくれる日本の高校も増えてきているため、日本の夏休み前後で10週間の留学プランを計画してみるのもよいかもしれません。

2、Regional Study Abroad Program(地域短期留学プログラム)
目的:南オーストラリア州地方での文化体験
年齢:13~18歳
希望の渡航期間:1から4ターム(10週間から1年間)

日本の高校を1年間、休学しての留学です。
オーストラリアの高校は下記のようなスケジュールとなっています。卒業を目指す留学の場合、現在の英語力や成績によって入学できる学年やタームが制限されることがありますが、1年以下のStudy Abroad Programの場合はいずれのタームからの入学も可能で、且つ、極端に英語力が低かったり成績が悪かったりしない限り、1タームだけ英語の授業で、その後はネイティブの学生と共に肩を並べて数学や理科など本科のカリキュラムを受講できます。しかも通年で成績も出してもらうことができるため、「認定留学」で、日本の高校に単位を認めてもらい、学年を落とさず高校を卒業したいと考えている方に、おすすめです。
※受験のことを考えると、決してメリットとは言い切れませんが、近年、海外の高校で勉強し取得した単位を日本の高校の単位として包括的に認め、認定留学という扱いにしてくれる高校も増えてきています。

オーストラリアの高校 スケジュール
ターム(学期) 期間
1ターム 1月から4月
2ターム 4月から7月
3ターム 7月から10月
4ターム 10月から12月

3、High School Graduate Program(高校卒業プログラム)
目的:南オーストラリア州で高校を卒業する教育プログラム
年齢:13~18歳
希望の渡航期間:1年間から7年間

文字通り「卒業」を目指す留学プログラムです。
留学は早ければ早い方が、当然ですが入学に伴う英語力の規定も、就学内容も易しいため、学年を遅らせる必要性も低くなりますし、渡航後勉強についていけないということも少なくなります。
若い年齢であればあるほど、送り出すご両親様、飛び立つご本人様にも不安は大きいかと思いますが、「卒業」を見越してのご留学、ましてや、海外の大学進学などを念頭においているのであれば、できるだけ早い時期からのご留学がお勧めです。
お問合せをいただいた段階で渡航時期として希望が多いのは日本の中学校3年を卒業した年の4月(2ターム目)ですが、オーストラリアの新学期が1月(または2月の頭)のため、中学3年を卒業する少し前のタイミングでの出発を視野にいれていただけるとよいと思います。

▼南オーストラリア州立校 学校紹介パンフレット(ダウンロード可能)

州政府教育省 留学生サポート担当者からメッセージ

International-Coordinator
Mr. Andre Petrillo(写真左)|Ms. Jill Simmons(写真右)
International Business Coordinator
International Education Services
Department for Education and Child Development

South Australian Government Schools
South Australia enjoys a high quality lifestyle with opportunities for all. South Australia’s capital city, Adelaide, is a friendly welcoming and sophisticated city and repeatedly ranked among the world’s top 10. Being smaller than some other Australian cities, our public transport network is well-planned and efficient, our city is clean with blue skies and attractive heritage and natural environments and living, studying and entertainment expenses are most affordable. Adelaide is accessible via direct international flights from a number of countries.

South Australian Government Schools has been providing study abroad experiences since 1989 which means we have extensive experience in caring for students from all cultures. Studying with us is easy because we personally manage every aspect of a student’s study program and homestay accommodation so you don’t have to worry about who is looking after your child. This makes South Australian Government Schools unique in Australia.

Our schools have large open spaces and natural environments and offer a range of unique and special focus subjects, program and co-curricular activities. This means students have a clean, quiet and beautiful area to expand their academic learning by accessing new and exciting subjects not available to them in their home countries.

Supporting students in their studies is important to us. Before you arrive we send you a pre-departure pack full of helpful tips. On arrival in Australia you will be greeted at the airport and introduced to your homestay family, who will welcome you as a member of their family. At your new school, you will be met by your international student program manager who will help you settle into school life. Throughout your stay you will have access to our 24 hour emergency phone service.

Our affordable program tuition fees mean you can undertake an overseas study experience as well as enjoying a complete cultural experience.

Ask about our High School Graduate Program and take the first step towards expanding your academic and cultural opportunities.

訳:
南オーストラリア州立学校
南オーストラリアでは上質なライフスタイルを楽しむことができます。南オーストラリアの州都であるアデレードは、他の地域から訪れた多くの人々と迎え入れる、フレンドリーで洗練された都市のひとつです。また、世界ランキングトップ10に毎年ランクインするほど住みやすい都市でもあります。
アデレードは、オーストラリアの他都市に比べ、小さい都市にはなりますが、公共交通機関も発展しており、生活しやすい環境となっています。青い空、魅力的な文化遺産、手つかずの美しい自然もあり、生活・勉強・遊びにかかる費用も、他都市と比較して手ごろです。且つ、アデレードは、様々な国から国際線が飛んでおり、アクセスも良く、他国からも渡航しやすい場所です。

南オーストラリア州立学校は、1989年より様々な方に留学を経験いただけるよう留学プログラムを提供しています。留学プログラムを提供することで、多くの国から訪れる留学生のサポート経験を長年にわたって積んで参りました。
州立学校で提供する留学プログラムは、州の教育省である私たちが管理しています。
例えば、留学生の生活の場となるホームステイの手配も州の教育相自身が行っています。よって、誰が留学するお子様に対し責任を持っているのか、が、明確になっており、お子様を送り出す保護者様も安心です。この制度は、中学生、高校生の留学を考える中で、他の国や都市と比較し、南オーストラリア州のユニークな点とも言えるでしょう。

南オーストラリア州の教育省の教育機関には、広大なグラウンドや自然環境と隣接した環境にあり、生徒や社会のニーズに応える多種多様な独自のプログラムや他ではあまりない教科、プログラム、またアクティビティを提供しています。留学生たちは静かで美しい環境の中、自国ではなかなか受講することができない新しくユニークな教科に出会うことができます。

南オーストラリア州教育省として、留学生のサポートを行うことは、とても重要なことだと考えています。
出発に向け、さまざまな準備を円滑に行っていただけるよう、留学生が自国を出発する前に、Pre-departure packと呼ばれる出発前オリエンテーションパックをお渡します。また、オーストラリア到着時には、空港で出迎えを行い、滞在期間中の家族となるホストファミリーを紹介します。新しい学校では、留学生担当スタッフと面談し学校生活のいろはを学んでいただきます。滞在期間中、24時間の対応可能な電話による緊急サポートもついているため、何かあった際にはすぐに連絡が可能です。

このように、南オーストラリア州ではリーズナブルな費用で、多くの方々に海外での学生生活を経験し且つ多文化の環境を楽しんでいただけるよう尽力しています。

是非、高校留学プログラムに関し聞いて頂き、多文化の中で経験する学生生活をスタートする第一歩を踏み出してくださいね。

さぁ、あなたもアデレードで素敵な留学生活を送ろう!!

さいごに。

南オーストラリア州立高校_国際交流
オーストラリアは、小学校、中学校、高校の約7割を国公立(州立校)が占め、カリキュラム決定や学生のサポートは各州の教育相が責任をもって担当しています。これはオーストラリアの小学校、中学校・高校へ留学する留学生へのサポ―トも同様です。

ワールドアベニューは、オーストラリアすべての州の政府と、オーストラリア首都特別地域運営の専門学校から正規の留学エージェント認可を受けています。州政府が運営する公立の小中高、また専門学校の入学手続きが可能な数少ない日本の留学エージェントです。
※オーストラリア各州の教育機関へ出願手続きを留学エージェントが代理で行う場合、その州から正式な窓口として認められた留学エージェントでなければ、出願は受付られません。
正式な留学エージェントとして認められるためには、オーストラリアの教育機関からの厚い信頼や長年の実績を証明する必要があり、どこの留学エージェントでも、なれるというものではありません。

南オーストラリア州含む、オーストラリアでの中学・高校留学について、詳しく知りたい!という方はワールドアベニューの無料カウンセリングをご利用ください。

留学カウンセリング

その他、中学・高校留学の概要は「オーストラリア 中学・高校留学」から

【中学・高校留学生対象】「これだけは覚えておこう!」英語編

ワールドアベニューは、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど主要英語圏のサポートを行っております。しかし、中高留学に関しましては、オーストラリア、ニュージーランドの二か国を中心にサポートさせていただいております。

なぜ、中学生、高校生を対象とした留学は、オーストラリア、ニュージーランドへのご案内のみなのか?というと理由は大きく4つあります。

1、治安がよい!!
オーストラリア、ニュージーランドは、世界のなかで最も住みやすい都市ランキングトップ10に主要4都市がランクイン!治安や医療環境などが非常に整っています。

2、時差が少ない!!
オーストラリアは最大で2時間、ニュージーランドは最大で4時間と、いざという時もスムーズに連絡を取り合うことができるため安心です。

3、教育水準が高い!!
オーストラリア、ニュージーランドの高校修了=日本の高校卒業相当と認められています。その後の進学の幅も、日本での帰国子女枠をはじめ、他国の大学への進学の可能性も広がります。

4、留学生受入体制が柔軟!!
交換留学制度しか持たないアメリカに対し、留学生を受け入れるプログラムやコースの幅が多く、留学生のサポート体制も非常に整っております。

もっと詳しく、オーストラリアとニュージーランドの中学・高校留学について知りたいかたはこちら

オーストラリア、ニュージーランドは日本と異なり4学期制をとっており、原則的に1・2月が新学期(日本でいうところの4月)で、2学期目が4・5月、3学期目が7月、4学期目が10月頃に始まります。
基本的に、どの学期からでも入学は可能です(学年や渡航先の州によっては、入学が難しい学期もあります)。ただ、後期からになると1年間のまとめに入るため、勉強についていくのも大変になってしまいます。それに、「いつからでも入学OK」とはいうものの、やはり新学期から入学できる方が、いいですよね。

ということで、1月、2月は、中学・高校留学で出発される方が多いです。
今回は、これから出発する中学生、高校生の留学生の皆さんに向けて、「これだけは覚えておこう!」という簡単な英会話を筆者自身のホームステイ体験を交えながらご紹介していきたいと思います。

目次
―――――――――
ホームステイファミリーとの対面
ホームステイファミリーへ自己紹介
友達をつくるときのお役立ち英語
授業中、わからないことがあったら
日々の挨拶、あいづち
ホストファミリーとの日常会話
食事のときのお役立ち英語
体調を崩したとき
トラブルにあったとき
―――――――――

ホームステイファミリーとの対面


↑動画も参考にしてみてください!

オーストラリアにいざ到着!空港出迎えのスタッフが空港まで出迎えに来てくれて、ホームステイ先の家族のもとへ移動します。自動車に揺られること1時間程度……、ホームステイ先のお家に到着です。
大きなスーツケースを抱え、インターホンをドキドキしながら押すと、中からホストマザーが!!

初めての家族との対面は緊張しますよね。ただ、これから長きにわたってお世話になるホストファミリー。きちんと挨拶しなくっちゃ!!ということで、ホストファミリーとの「挨拶」で使える英語表現をご紹介します。

はじめまして。
Nice to meet you.

お会いできてうれしいです!
It’s a pleasure to meet you!
Pleased to meet you.

空港までホストファミリーが迎えに来てくれた場合…
迎えに来てくれてありがとう。
Thank you for picking me up.

素敵なおうち(お部屋)ですね。
What a nice house(room)!

これからの生活を楽しみにしています。
I’m looking forward to a new life here. / I’m excited to a new life here.

言葉だけではなく、海外はスキンシップが日本よりも積極的です。なので、ハグや握手などを積極的に求められるケースがあります。日常的なスキンシップに慣れない日本人の私たちは、ちょっと緊張してしまうかもしれません。実際に、私自身も初めてホストマザーとハグするときは、どんな風にハグしたらいいのかがわからず、だいぶ、へっぴり腰だったと思います(笑) でも、気持ちが大事!自分からも積極的にスキンシップを取っていきましょう。

ホームステイファミリーへ自己紹介

海外留学はホストファミリーに限らず、現地の高校初日、留学生サポーターの学校スタッフとの出会いや隣に座ったクラスメート、学校生活をサポートしてくれるバディ(ネイティブの高校生)との出会いなど、初めての出会いに溢れています。出会いのタイミングで、自己紹介がばっちりできるとその後の人間関係もスムーズにいきます。
「自分のこと」をしっかりと紹介できるように準備をしていきましょう。

私は、○○です。
I am ○○.

○○と呼んでください。
Please call me ○○.

出身は○○です。
I am from ○○.

□□が有名です。
□□ is famous in my hometown / my city.

○○歳です。
I am ○○years old.

日本では中学or高校○年生で、オーストラリアorニュージーランドでは、高校卒業を目標としています。
I’m a junior high school student. I’m in the ○grade. (中学生の場合)
I’m a high school student. I’m in ○grade. (高校生の場合)
My goal is to graduate from high school in Australia / New Zealand.

日本では中学or高校○年生で、オーストラリアorニュージーランドでは、一年間の留学予定です。
I’m a junior high school student. I’m in the ○grade. (中学生の場合)
I’m a high school student. I’m in ○grade. (高校生の場合)
I’m going to study abroad in Australia / New Zealand for a year.

私は○○が好きです。(趣味、好きなことなど)
I like ○○. / I like to ○○. / I like ○○ing.
(例 私はバスケが好きです。 I like to play basketball. / I like playing basketball.)

お父さんは○○をしていて、お母さんは○○をしています。
My father works as a ○○. My mother works as a ○○.
(職業/occupation: 医師doctor, 助産師midwife, 看護師nurse, システムエンジニアsystem engineer, 不動産関係 Real estate, 営業business man, 公務員 government worker, 建築関係 building constructor, 自営業 self-employed person)

将来の夢は○○です。
My dream is to be a ○○ / to ○○.
(職業/occupation: 客室乗務員cabin attendant, 外務省 staff of Ministry of foreign affairs, パイロットpilot, 通関士 Registered Customs Specialist, 翻訳家 translator, 看護師nurse, 英語を使った仕事につくこと get a job where I can use English)

○○にアレルギーがあります。
I am allergic to ○○. / I have an allergy to ○○.
(アレルギー対象/allergy material: 猫cat, 犬dog, 鳥bird, 動物全般animal, ほこり dust, 花粉 pollen, 甲殻類 crustacean, 柑橘系の果物 citrus, エビ shrimp/prawn, カニ crab)

自分を知ってもらうことで、その後の留学生活、ホストファミリーとの生活もスムーズに進むようになります。ホストファミリーや学校で始めて出会った友達も、逆に自己紹介してくれますので、少しでも聞き取れるように、ドラマや映画などを見て、耳を英語に慣らしていくことをおすすめします。
留学当初はホストファミリーが話していることを100%理解するのは難しいと思いますが、少しずつ慣れ、その日の学校でのエピソードや、友達との出来事など、より深い話ができるようになっていきましょう。

友達をつくるときのお役立ち英語

さて、いよいよ中学校や高校がスタートします。
基本的に初日から数日(入学学期によっては1週間くらい)がオリエンテーション的な内容になります。学校に行き、始業式のようなものがあり、学校案内があり、制服を購入、今後受講するクラスを決めていきます。
中学や高校の本科のクラス(数学や体育、美術など、英語を学ぶクラスではなく、英語で何かを学ぶクラス)に入るためには英語力の規定があります。入学時に英語力が規定に達していない場合、まずは留学生のための英語コースから学校が始まります。
そこでは全員がさまざまな国から来ている留学生です。よって「あの子、どこから来た子だろう」と、自然と共通の疑問が浮かびます。隣の席に座った子が「どの国から来ている子なのか」「どのくらい滞在する予定なのか」などどんどん質問して、積極的に友達になっていきましょう。

どこから来たの?
Where are you from?

どのくらいいるの?(今まで/これから)
How long have you been here? / How long will you be staying here?

○○に一緒に行こう!(カフェ、美術館、映画、買い物、ラーメン屋など)
Let’s go to ○○ together. (café, art museum, watch a movie, shops, Chinese noodle shop)

週末は何していたの?
What did you do on weekend?

週末の予定は?
What are you going to do on weekend?

一緒に○○しよう!(遊ぼう、宿題など)
Let’s ○○ together! (play, do homework)

日本に来るときは連絡してね。
Contact me when you come to Japan.

連絡を取り合いましょう。
Let’s keep in touch.

調子どう?
How are you?

久しぶり。
Long time no see. / I haven’t seen you for a long time.

短期間の留学だったとしても、オーストラリアやニュージーランドは時差が少ないため、留学を介して知り合った他国の友達とFacebookなどで継続して連絡を取ることができます。また、翌年の夏休みや長期の留学にチャレンジした際に再会することも可能です。友達作り、またその後の友達との関係づくりにご紹介した英語どんどん使って活かしてみてくださいね。

授業中、わからないことがあったら

授業中にわからないことがあった
日本では、英語の授業も基本的に日本語で説明を受ける間接的な英語学習法を用いている学校がほとんどだと思います。しかし、海外では違います。「英語で英語を」勉強します。
すると、当然のように、動詞=V、主語=Sなんて使っているものの、実際にそのVがなんの単語なのか?までは勉強しません。すると、中学校1年生、2年生で勉強するような初級の文法の授業ですら「何をやっているのかわからない……」となってしまうことも少なくありません。

それは本科のクラス(数学や理科、美術など)がスタートしてからも同様です。
英語のクラスでも、一定の成績を修めなければ、本科のクラスに進むことはできませんし、本科のクラスでも一定の成績を修めなければ、次の学年に進級することはできません。
では、きちんと勉強についていくために、必要な英語での質問をご紹介します。

聞こえません。
I can’t hear you.

もう一度お願いします。
Could you say that again? / Could you repeat that? / One more time please.

分かりません
I couldn’t understand.

ゆっくり喋って下さい。
Please speak slowly.

○○ってどういう意味ですか?
What does ○○ mean? / What’s the meaning of ○○? / What do you mean by ○○?

○○のスペルはどう書きますか?
How do you spell ○○?

書いてください。
Please write it down.

課題の提出が遅れます。
I will not be able to turn in homework on time.

質問があります。
I have a question.

○○を貸してください。(電子辞書、ペン、ボールペン、携帯など)
Please lend me a ○○. (electronic dictionary, pen, ballpoint pen, mobile phone)

最初は「〇〇ってどういう意味」という聞き方よりも、シンプルに「わからない!」と言ってしまった方が、相手も「あ、わからなかったんだ。じゃ、もうちょっとゆっくり喋ろう、もうちょっと簡単な単語を作ろう」と理解してくれます。わからないときは、思い切って「わかりません!」と言ってしまいましょう。

日々の挨拶、あいづち

「挨拶」はどの国に行ってもとても大切です。ただ、簡単な一言ほど、なんと言えばいいのか、意外とわからないものです。上記の動画でご紹介している「行ってきます」なんかも同様。とても簡単で、言われてみれば「あぁ、そうか」と思うのですが、日本語とニュアンスが異なるため、表現自体は簡単でもなかなか思いつかない…なんてことがよくあります。簡単ではありますが日々の挨拶やあいづちの方法を覚えておきましょう!

おはよう。
Good morning.

おやすみ。
Good night. / Sweet dreams.

よく眠れた?
Did you sleep well?

行ってきます。
I’m off. / I’m leaving.

ただいま。
I’m home. / Hi. / Hello.
※ただいまという表現はあまり使わないため、帰宅時に家族に会った場合はHi やHelloで挨拶することが一般的です。

いってらっしゃい。
See you later. / Take care.

気を付けて。
Take care. / Be careful.

はい。Yes.

いいえ。No.

そう思います。
I think so.

とてもいいアイデアですね。
That’s a good idea.

楽しそう。
It sounds fun.

ちょっとまって!
Just a moment! / Just a second! / Wait a minute!

どちらでもいいです。
Either is good.

お任せします。
I’ll leave it to you. / It’s up to you.

賛成です。
I agree with you.

反対です。(私はそう思わない)
I disagree with you. (I don’t think so.)

すごい!
Great! /Wonderful! / Amazing! / Awesome!

ありがとう。
Thanks.

本当にありがとう。
Thank you so much.

いつもありがとう。
Thank you as always.

滞在中はお世話になりました。
Thank you for everything you have done for me during the stay.

感謝してます。
I am grateful.

どういたしまして。
You’re welcome. / No worries.

本当に?
Really?

うそでしょ!
No way. / You must be joking.

信じられない。
I can’t believe it. / It’s unbelievable.

どうぞ。
Here you are. / Here it is.

上記のような挨拶やあいづちなどを、さらっと使えると、なんだかちょっとネイティブっぽくてかっこよいですよね。

ホストファミリーとの日常会話

ホストファミリーとの写真
ホストファミリーとは日常的に「喋らざるを得ない」環境にありますよね。特に、海外は「自立」するタイミングが早く、自分のことは原則自分で、なんでもやっていくのが一般的です。掃除も洗濯も、ご飯の準備の手伝いも、当たり前!日本にいるとお母さんがなんでもやってくれるかもしれません。ご飯の時間に遅れても、お母さんが、自分のためだけに後で別に作ってくれるかもしれません。しかし、海外ではそうもいきません。
文化や習慣、今まで育ってきた環境が違えば、以心伝心なんて言葉も通じません。
日常生活を送る上で必要な英語表現を覚え、ホストファミリーとの生活を充実したものにしていきましょう。

部屋の掃除をしたいので掃除機をかしてください。
I want to clean my room. Can I borrow a vacuum cleaner / hoover?

洗濯をお願いします。
Please do the washing.

料理をしたいのでキッチンをかりてもいいですか?
I want to cook. Can I use a kitchen?

眠いので先に寝ます。
I’m sleepy, so I’m going to bed.

トイレをかりてもいいですか?
Can I use a toilet / bathroom?

TVを見てもいいですか?
Can I watch TV?

最寄り駅を教えてください。
Please tell me a nearby station.

学校への行き方を教えてください。
Please tell me how to get to school.

○○時にはお家に帰ります。
I will be back (come home) by ○○ o’clock.

週末は友達と○○へ行きます。
I’m going to go to ○○ with my friends on weekend.
(遊園地 amusement park/theme park, 遊びにplay, ○○カフェに ○○café, 海に sea,
○○公園に ○○park など)

ご飯の時間に遅れてしまうときや週末に少し遠出する際など、きちんとホストファミリーにも伝えましょう。
伝えるときにはしっかりと準備して、時間や場所など、間違えないように準備をし伝えるようにしましょう、

食事のときのお役立ち英語

ホストファミリーとの食事
共働きの多い海外では、朝ごはんは結構バラバラです。
すでに食卓にシリアルやトースト、フルーツやコーヒーマシーンなどが用意されており、自分で簡単な食事を用意して食べるのが一般的です。ただ、夕飯は別。もちろん家庭にもよりますし、日にもよりますが、夕飯を共にする機会は多いと思います。
日本人の私たちはついつい、食事の初めに「いただきます」と言いたくなってしまいますが、英語だとどういう風に言えばいいのでしょうか。

いただきます(食べましょう)
Let’s eat.

お腹いっぱいです。
I’m full.

お水を1杯下さい。
Can I have a glass of water?

お腹がすきました。○○を食べてもいいですか?(スナック、パン、果物など)
I’m hungry. Can I have ○○? (snack, bread, fruit)

いい香り
It smells good.

美味しそう
It looks delicious.

美味しい!
Delicious! / Yummy! / It tastes good.

美味しかったです。
It was so delicious.

○○が苦手です。
I don’t like ○○.
(食べ物/food: ナスaubergines / eggplants, ピーマンgreen peppers / capsicums 牛乳milk,
豆beans, コーヒー coffee, トマトtomato, キュウリcucumbers, セロリ celery,
パクチー cilantro leaf, 甘いもの sweets, 辛いもの spicy things など)

この○○をいただいてもいいですか?(お肉、サラダなど)
Could I have this ○○? (meat, salad)

お腹がいっぱいで、もう食べれない……というとき、残しちゃうのは失礼にあたるのでは?と思う方もいらっしゃいます。もちろん、出されたものはしっかり食べきることができればその方がいいですよね。ただ、本当にお腹いっぱいなのに無理する必要もありません。お腹がいっぱいの時や、どうしても苦手なものがあるときは「失礼かも」と思わず、思いきって伝えましょう。

体調を崩したとき

風邪をひいてしまった
南半球に位置するオーストラリアやニュージーランドは、日本とは季節が逆です。日本の真夏に渡航すると現地は真冬。日本の真冬に渡航すると現地は真夏です。やはり大きな気温や気候の変化は体調を崩しやすくなるきっかけになりがちです。慣れない海外生活のなか、疲れがたまってしまうこともあるでしょう。

体調が悪くてどうしても学校に行けないという日もあると思います。
ただ、オーストラリア、ニュージーランドへの学生ビザでの留学は、出席率80%以上と規定があるため、インフルエンザにかかったり、体調不良で数日連続してお休みする際などはきちんと病院へ行き診断書をもらうようにしましょう。

ただ、病院に行くときってどうしたらいいんだろう?
ということで体調が悪いときの英語表現をご紹介します。

頭が痛いです。
I have a headache.

おなかが痛いです。
I have a stomachache.

のどが痛いです。
I have a sore throat.

熱があります。
I have a fever.

奥歯がものすごく痛むんです。
My molar is killing me.

食欲がありません。
I don’t have any appetite.

下痢をしています。
I have diarrhea.

便秘をしています。
I’m constipated.

咳が止まりません。
I can’t stop coughing.

めまいがします。
I feel dizzy.

身体がだるいです。
I feel tired.

風邪をひいてしまったみたいなので、病院に連れて行って下さい。
I’m coming down with a cold, so please take me to the hospital.

具合が悪いので、学校へ連絡をいれてもらいたいです。
I’m not feeling well. Please call in sick from school.

近くの病院を教えてくれませんか?
Could you recommend a hospital near here?

診断書を頂けますか?
May I have a diagnosis report?

領収書を下さい。
Can I have a receipt?

トラブルにあったとき

注意しましょう
オーストラリアやニュージーランドは非常に治安のよい国です。しかし、初めての長期間での海外生活、英語もまだままならないともなればトラブルは起こるもの。
いざ!という時に使える表現を幾つか覚えていきましょう。

バスにカバンを置き忘れました。
I left my bag in the bus.

財布を失くしました。
I lost my wallet.

パスポートを盗まれました。
My passport was stolen.

私の荷物が見当たりません。
I can’t find my baggage.

困っています。
I am in trouble.

警察を呼んで下さい。
Please call the police.

部屋のテレビがつきません。
The room television doesn’t work.

中学・高校は国や都市によるメリット・デメリットや、学校の選定方法、学生ビザの申請の仕方など、渡航までに多くのステップがあり手続きも煩雑なため、「とりあえず情報を集める」という方向に走りがちです。一般的な情報は非常に大切ですが、留学するかしないか含め、まずは信頼できる留学会社の選定から行うことをお勧めいたします。

オセアニア圏への中学・高校留学についてはワールドアベニューまでお問合せください。

トビタテ!留学JAPAN おすすめプログラム

トビタテ!留学JAPANの応募締切期日(平成29年2月3日(金)17時必着)が近づいてきましたね。各高校では、書面審査に必要な計画書などの提出期日を1月中旬で区切っているところが多いようで、年を明けてから特にトビタテのプログラムに応募希望の高校生の皆さんからのお問合せを多くいただきます。

トビタテ!留学JAPANのプログラム対象となるコースには、語学の学習を中心とした留学だけではなく、現地の高校に通う留学や、プロフェッショナルと呼ばれる専門的な分野でのインターンシップを行う留学、スポーツや芸術面に特化し海外の大会に出場する留学、発展途上国などでのボランティア活動を中心とした留学など、大きく6つの応募分野を設けています。(国際ボランティアの分野に該当する留学プログラムは渡航先の治安面への懸念から当社では取扱いたしておりません。ご了承ください)

しかし、残念ながら、語学の学習を中心とした留学以外は、受け入れ先となる教育機関に一定の英語力や就学期間の条件が設けられており、多くの高校生が夏休みを利用しての留学を希望するなか、参加するのは難しいのが現状です。

そこで、最も多くお問合せをいただく、今年の夏休み(7月、8月)を利用した2週間から4週間の英語圏への短期留学で、トビタテ!留学JAPANのコース条件に該当する留学プランをご紹介します。

尚、ワールドアベニューではアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなど主要英語圏を取り扱っています。ただ、トビタテ!留学JAPANの留学プログラムに応募したいと考えている中学生、高校生の皆さんは、初海外、初留学の方、海外は渡航経験があっても1人で行く留学は初めてという方が多く、渡航するご本人様はもちろん、日本から送り出すご両親様の心配も一入です。
少しでも安心してご留学いただきたいという思いから、高校生を対象とした留学に関しては、オーストラリア、ニュージーランドの二か国を中心に留学プランの提案をいたしております。

オセアニア圏を中心に留学プランの提案を行っている理由は大きく3つあります。
1、治安面…オーストラリア、ニュージーランドは、世界のなかで最も住みやすい都市ランキングトップ10に主要4都市がランクイン!銃規制も厳しく治安や医療環境などが非常に整っています。
2、時差…オーストラリアは最大2時間、ニュージーランドは最大4時間と、いざという時もスムーズに連絡を取り合うことができるため安心です。
3、親日国…日本語教育も盛んな二か国は文化的にも「日本」に興味を持つ人々も多く、日本人にとってフレンドリーな人々が多いため、安心です。

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【最も人気!!】アカデミックのテイクオフに該当するおすすめ留学プラン
語学学校版
【オーストラリア】ケアンズでの語学留学
【イギリス】ロンドンでの語学留学

オンキャンパス版(現地高校・大学のキャンパス内で英語を勉強する)
【オーストラリア】ブリスベンの私立高校バケーションプログラム
【ニュージーランド】ネルソンの公立高校キャンパスで英語学習
【イギリス】オックスフォード大学のキャンパスで英語学習

ホームステイ版(英語教師宅にホームステイ)
【オーストラリア】シドニーでのティーチャーズホームステイ
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【最も人気!!】アカデミックのテイクオフに該当するおすすめ留学プラン

トビタテ!留学JAPAN アカデミック テイクオフ概要は…

留学期間:2~3週間
活動内容:
海外の語学学校等において外国語の習得を主たる目的とするプログラムに参加するとともに、留学先で外国語を用いて異文化交流を行うもの。

アカデミックのテイクオフは、語学留学と呼ばれる留学です。
外国語と一言に言っても、英語、中国語、ドイツ語、スペイン語など、さまざまな言語があります。ワールドアベニューでは、これらの中でも最も人気な外国語「英語」を学ぶ留学を推奨しています。

語学留学には大きくわけて2つの種類があります。
1つ目は、語学学校と呼ばれる私立の語学専門学校のような学校に通うものです。
2つ目は、オンキャンパスと呼ばれる高校や大学のキャンパス内に併設されている英語を学ぶクラスに通うものです。

1つ目も2つ目も対象となる生徒は第一言語を英語としない留学生で、ネイティブの先生が英語を英語で教えてくれます。学校では通常5段階から10段階くらいまで(学校によって異なる)レベル別けを行い、A,B,Cを書くところからビジネスシーンで通用するレベルまで、各生徒に合った適切なレベルで学習できる仕組みになっています。よって入学時の英語力の規定も特になく、英語力に自信のない学生でも安心して参加することができます。1クラスは12人から18人程度と日本の高校のクラスサイズよりは少人数制となり、1人ひとりの発言の機会も豊富です。
「英語で英語を学ぶ」という経験は日本人の高校生にとってやや不安もあるかもしれません。しかし、初級レベルであれば、ゲームやクイズなどを用いて、先生が話す英語を100%理解できなくても楽しみながら英語を学ぶなど、初心者でも学習についていくことができるように工夫されているため、安心です。

1つ目と2つ目とで大きく異なるのは、ネイティブの学生との交流を持ちやすい環境か、そうでないかという点です。
1つ目の語学学校は一般的にビルディング形式の学校が多く、イメージでいうと都会の専門学校のようなイメージです。教師はネイティブですが生徒は全員留学生のため、ネイティブの学生と交流を持つことはほとんどありません。放課後や週末に日々の生活の中で、またはホストファミリーとの交流がネイティブとの交流の場となります。>>語学学校版

対して2つ目のオンキャンパスの場合、海外の高校や大学の設備を利用できるため、一緒に英語の勉強をするのは留学生ですが、クラスを出ればネイティブの学生がおり、図書館やグラウンドなどをネイティブの学生と共有できるため、ネイティブとの交流の機会が持ちやすい環境があります。またプログラムによっては、英語力次第で、体育や音楽などそこまで高い英語力を必要としない海外の高校の授業を受けるチャンスがあるものもあります。>>オンキャンパス版(現地高校・大学のキャンパス内で英語を勉強する)

いずれにしても、異国の地で親元を離れ生活し、世界各国、さまざまな国から学生やネイティブの学生と交流を持つという、今までは大きく違う夏休みを過ごすことができます。トビタテ!留学JAPANのプログラムに応募する場合、これらの環境を活用しさらに、現地で日本の文化を伝える取り組みをしてみたり、日本と海外の文化や習慣違いについてトピックスを決めて調査してくるなど「日本代表」にふさわしい取り組みを加える、または「やりたい」ことをやる上でどちらの環境の方が適切か、によってプログラムを決めることをおすすめします。

語学学校での1日のスケジュールについて
高校では朝9時頃から午後2時、3時頃まで、英語、国語、社会、理科などを学びますが、語学学校では、英語のみを「読む」「書く」「聞く」「話す」「文法」「発音」などより細かく分けて学びます。

語学留学_サンプルスケジュール

学校によってはコミュニケーション力強化に特化していて、リスニングとスピーキングの授業ばかりという学校や、語学研修は午前中だけで午後はアクティビティという学校もあります。学校によって内容は異なるため、目的・目標、また自分の得手不得手などによって適切な学校やプログラムを選びましょう。

語学学校版

【オーストラリア】ケアンズでの語学留学

季節が真逆の南半球に位置するオーストラリアは、日本が夏の時期、ちょうど冬となります。よって、「オーストラリアはいいところだと聞くけれど、せっかくの夏なのに、寒いとことに行くのはちょっと……」と考えられる方も多いようです。
そんな方にお勧めなのが、年中温暖なケアンズです。真冬の7月、8月でも、最低気温は15度前後から最高気温25度前後と日本の初夏のような気温のため、「寒い」と感じることはまずありません。
またケアンズは30分もあれば一周できてしまうくらいコンパクトな街で、メインストリートはたった2本。人工プールエスプラネードラグーンやナイトマーケット、ケアンズ・ワイルドライフドームなど街の見どころは全て徒歩で回れます。動物園の下はカジノになっていますが、カジノは18歳未満立ち入り禁止のため、都会的な誘惑も少なく安心して生活できる環境が整っているため、高校生の留学先としても人気です。
また、語学学校のアクティビティなどを利用して少し足を伸ばせば、世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフや、同じく世界遺産に登録される熱帯雨林が見れたりします。

学校名:Kaplan International-Cairns(カプラン インターナショナル ケアンズキャンパス)

kaplan
96%の学生がおすすめ(2017年1月現在カプラン調べ)している語学学校です。オーストラリアの多くの語学学校の入学規定が18歳以上なのに対し16歳が最低受入年齢のため、同年齢の学生ばかりではなく、同年代から大人の学生まで幅広い年齢層に囲まれ、韓国、スイス、ドイツ、ブラジルなど世界各国から集う学生と肩を並べて英語の勉強に取り組むことができます。
バケーションイングリッシュコースであれば勉強ばかりにならず、放課後のアクティビティなどオーストラリアを楽しむ時間も十分に持つことができます。

エアコン完備、電子黒板など最新設備も導入された12の教室を中心に明るく広々としたキャンパスです。
学校の近くには複数のバス停もあり、移動にも便利な立地です。

※下記、12歳から15歳を対象としたジュニア向けのプログラムとなります。
サンプルスケジュール(ダウンロード可能)
カプラン ケアンズ サンプルスケジュール

プログラム概要-サンプル(ダウンロード可能)
カプラン ケアンズ プログラム概要-サンプル

留学費用 概算3週間
入学金 $250
授業料 $870
教材費 $36
ホームステイ手配 $250
ホームステイ(平日2食土日3食1人部屋) $870
空港送迎(往復) $80
国内手続きサポート 43,200円(税込)
留学代金 合計($=90円計算) 約25万円

留学代金+航空券代金 約12万円~/往復+海外留学生保険 約1万円+ビザ申請費用 約2,000円+お小遣いなどの実費=合計 40万円~

【イギリス】ロンドンでの語学留学

高校生の皆さんから意外と?多くお問合せいただくのが、イギリスです。ハリーポッターやシェイクスピア、ピーターラビットなど多くの文学で有名なイギリス。映画やドラマで観る古くから残る美しい街並みに憧れる方が多いのかもしれませんね。
やや時差も距離もあるイギリスですが、どうしても「イギリスがいい!!!」という方のために、一部ご紹介します。

学校名:Kaplan International-London(カプラン インターナショナル ロンドンキャンパス)

kaplan
ケアンズキャンパスでも紹介させていただいたカプランですが、実はこのカプラン、過去75年にわたって、英語教育を提供してきた実績をもち、現在6カ国、なんと40箇所でキャンパスを構えています。
実績ある英語教育は世界中で人気!渡航者の評判もよい語学学校の1つです。
14歳から17歳の学生を対象としたジュニアプログラムが用意されており、英語学習プラス、オックスフォード、ケンブリッジ、ブラントンなど近郊の街へのツアーなど、各種アクティビティが人気です。
ロンドンは、大観覧車ロンドンアイや、美しいコベントガーデン、マダムタッソーのろう人形館など見所満載。ヨーロッパ方面からの学生とも肩を並べて学習できるのも魅力的です。

ジュニアプログラム-サンプルスケジュール(ダウンロード可能)
サンプルスケジュール

ジュニアプログラム概要-サンプル(ダウンロード可能)
カプラン ロンドン校 ジュニアプログラム概要

留学費用 概算3週間
入学金 £110
授業料 £810
教材費
ホームステイ手配
ホームステイ(1日2食1人部屋) £705
空港出迎え(往復) £140
国内手続きサポート 43,200円(税込)
留学代金 合計(£=155円計算) 約31万円

留学代金+航空券代金 約12万円~/往復+海外留学生保険 約1万円+お小遣いなどの実費=合計 45万円~

オンキャンパス版(現地高校・大学のキャンパス内で英語を勉強する)

現地の学生との交流を持つ機会が豊富な環境をゲットできるオンキャンパスでの語学留学が可能な学校です。1つ目のセント ポールズ スクールの留学プログラムは、冬の南半球でも比較的温暖なクイーンズランド州にあって、留学生の受け入れ経験も非常に長い実績ある私立の学校でお勧めです。
ニュージーランドのワイメア カレッジはヨーロッパ系の学生が多くアジア系の学生が少ない環境のため、英語力にやや自信のある学生におすすめです。

【オーストラリア】ブリスベンの私立高校バケーションプログラム

学校名:St.Paul’s School(セント ポールズ スクール)

St.Paul’s School

セント ポールズ スクールは、オーストラリアのブリスベン北部の郊外にある留学生の受け入れ経験も豊富な私立の学校です。国際色豊かな幼稚園から高校まで一貫のキリスト教系共学校で、留学生が学校生活に溶け込みやすいように、現地学生とのバティ・システム(留学生に対して現地の学生がサポートに入る仕組み)を採用しているため、初めての留学という方でも、フレンドリーな雰囲気の中で安心して英語の勉強や各種アクティビティに参加いただくことができます。英語学習だけでなく、学校近郊のブリスベンやゴールドコーストの観光地・遊園地などへの遠足、スポーツやオーストラリアの文化や自然に触れるアクティビティなども開催しており、短期間の留学でも充実した留学生活を送れるようなカリキュラムが用意されています。学校やホームステイのあるエリアは、緑豊かで安心して過ごせるエリアで、キャンパスは私立校ならではの広大な敷地・近代的な建物・最新鋭の施設と、質の高いホームステイと手厚いケアが魅力の学校です。

英語の勉強と現地の学生とのふれあい、そしてオーストラリアならではの沢山のアクティビティへの参加が可能です。アクティビティではこんなところに行きます!
・Movie World
・Dreamworld
・Sea World
・Under Water World
・Australia Zoo

例:Movie World

バケーションプログラム資料(ダウンロード可能)
St.Paul’s School Vacation Program

留学費用 概算3週間
入学金
授業料 $1,350
教材費
ホームステイ手配
ホームステイ(1日3食1人部屋) $960
アクティビティ費用 $660
国内手続きサポート 54,000円(税込)
留学代金 合計($=90円計算) 約32万円

留学代金+航空券代金 約12万円~/往復+海外留学生保険 約1万円+お小遣いなどの実費=合計 45万円~

【ニュージーランド】ネルソンの公立高校キャンパスで英語学習

学校名:Waimea College(ワイメア カレッジ)

Waimea College
ネルソンから車で20分程度のリッチモンドというのんびりした地域にある学校です。全校生徒1,500名前後と大規模で、70以上のサブジェクトと100以上のスポーツクラブがあり選択肢が豊富です。留学生総数は50名とネイティブが大半を占めます。留学生は主にはドイツ人を中心としたヨーロッパ人、その次がブラジル人、その他は、タイ、日本、コロンビアとインターナショナルな環境です。
2016年3月現在日本人は8名と少なく、日本人が少ない学校がよいという生徒にはおすすめです。
また中国・韓国のマーケットは行っておらず、ほぼいません。
プログラム自体は英語学習を中心としたプログラムですが、参加者の英語力次第では、本科のコースや現地の学生との交流を持ち機会も持てる可能性があり、おすすめです。
留学生サポート体制は、基本、Lisaさんというフルタイムのインターナショナルディレクター+2名(ホームステイコーディネーターと事務)の方がいます。日本語科目もあり、日本語堪能な教師が3名、在籍し、いざというときも安心です。

Waimea College 学校紹介動画

Waimea College – Academic from Waimea College on Vimeo.

【イギリス】オックスフォード大学のキャンパスで英語学習

学校名:St.Clare’s, Oxford(セントクレアズ オックスフォード)

イギリスのオックスフォードにあるインターナショナルスクールです。
世界中から訪れる留学生に非常に質の高い英語学習コースを提供しています。オックスフォード大学で有名な閑静なオックスフォード北部にあるセントクレアズには、3つのキャンパスと24の学生寮があります。高校生留学はホームステイが中心となるため、学生寮に拘りのある方にはおすすめです。また、様々な交流活動や観光ツアーをご用意しています。優れた指導を提供する経験豊富なスタッフが授業を行います。

St.Clare’s, Oxford(セントクレアズ オックスフォード)のサマープログラムを動画からイメージをふくらめてみよう。

セントクレアズ オックスフォードのパンフレット(ダウンロード可能)
St.Clare’s, Oxford(セントクレアズ オックスフォード)パンフレット

料金は校舎と滞在方法によって異なりますので、お問合せください。

ホームステイ版(英語教師宅にホームステイ)

【オーストラリア】シドニーでのティーチャーズホームステイ

ティーチャーズホームステイ

英語教師宅でホームステイする留学プランです。
自宅でマンツーマンレッスンを受けることができるため安全、安心して留学できます。トビタテ!留学JAPANのコースは2週間からがプログラム対象ですので、トビタテには該当しませんが、ティーチャーズホームステイは1週間からの短期留学でも渡航ができます。(語学学校の留学プランは2週間以上の渡航が必要なものがほとんどです)

ティーチャ―ズホームステイは経験豊かな英語教師のお宅にホームステイしながら、語学漬けの生活を送るマンツーマンの集中プログラムです。
また、英語学習以外にもその国独自のアクティビティと組み合わせることもできます。
マンツーマンなので、グループレッスンと異なり引っ込み思案な方でも安心ですし、個々のニーズに合わせて授業を受けることができます。例えばスピーキング力を伸ばしたい場合は会話中心にしてみたり、受験対策として読み書きを中心に学ぶこともできます。学習内容だけではなくレッスン数も週10時間から選ぶことができます。

ティーチャーズホームステイ留学概要(ダウンロード可能)
ティーチャーズホームステイ留学概要

いかがでしたでしょうか。
締切まであと残りわずかですが、ぜひ参考にしてみてくださいね!

注意:

提案させていただく留学プログラムが、トビタテ!留学JAPANのプログラム要件を100%満たすものではございません。また奨学金獲得を確約・保証するものではございませんのでご注意ください。

Calgary Board of Education(カルガリー教育委員会)-カナダの高校留学

Calgary Board of Education(カルガリー教育委員会)をゲストに迎えたカナダ アルバータ州 公立中学・高校 特別セミナーに参加してまいりました。

治安の良さや比較的リーズナブルな留学費用、教育水準の高さなどから人気を博すカナダ。
カナダの人気留学先と言えば、カナダの中でも比較的温暖なバンクーバーと、リトルニューヨークの名を持つ北米の中でも屈指の大都市トロントです。しかし留学先の選択肢この2都市に偏りがちなことから、この2都市には日本人を中心としたアジア系の移民、留学生が多く、「イメージと違う」というお話はよく耳にします。

中学・高校留学に関しても同様で、バンクーバーに至ってはアジア系が人口の約半数を占めると言われるほど。
そこで今回は、バンクーバーから飛行機で1時間半程度のアルバータ州 カルガリーの教育委員会のお話を伺ってきました。

目次
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1、【復習】カナダってどんな国?
2、カルガリーってどんな都市?
3、カルガリーでの中学・高校留学を選ぶ理由
 ・カナダの中学・高校留学概要
 ・高品質な教育
 ・充実した留学生サポート環境
4、留学生を受け入れる17校のご紹介
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1、【復習】カナダってどんな国?

カナダ
オーロラやカナディアンロッキー、ナイアガラの滝など、豊かな美しい自然で知られるカナダ。
カナダは、世界で第二位の国土を誇り、世界でも珍しく、英語とフランス語を公用語とする国です。10の州と3つの準州を持つ、アメリカのお隣の国です。日本の27倍もの大きさを誇るカナダですが、人口は日本の4分の1と人口密度の低いのんびりとした国でもあります。

カナダでは200以上の民族がカナダで生活していると言われ、「移民の国」としても有名です。日本だと、街を歩く中で、「あ、あの人外国人だ」とすぐわかりますが、カナダでは外見だけでネイティブかノンネイティブかはなかなか見分けがつきません。文化や価値観、言葉や外見が「違う」ことが当たり前のカナダでは、中学・高校での留学においても、留学生を当たり前のように受け入れる環境が整っています。

カナダの主要都市、非常に治安がよく、安全面、清潔面も留学先として選ばれる大きな理由の一つです。
英国・エコノミスト誌の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が毎年発表する「世界で最も住みやすい都市ランキング2016」では、3位にバンクーバー、4位にトロント、5位にカルガリーとカナダの主要都市が上位を占めるなど、世界的にも高い評価を受けています。

また、教育水準に関しても、世界大学ランキング、トップ200に10%の大学がランクインするなど、高い評価を受けています。特に今回セミナー参加したアルバータ州 カルガリーに関しては、経済協力開発機構(OECD)による国際的な学力調査PISA(Programme for International Student Assessment)において世界的にも高い結果を残すなど、質の高い教育を提供しています。

2、カルガリーってどんな都市?

さて、世界で最も住みやすい都市ランキングで2009年から2016年まで堂々5位をキープする都市、アルバータ州第二の都市カルガリーについて触れていきましょう。

日本の国土の約2倍の土地に北海道全人口が暮らすアルバータ州。カナディアンロッキーや美しい湖、世界遺産も点在するさまざまな雰囲気を持つ州です。州都はエドモントンですが、都市アルバータ州において最も経済力を持つ都市がカルガリーです。

カルガリーの人口は、130万人程度で日本の青森県と同じくらいで、スキーが有名なカナディアンロッキーやバンフへも車で1時間と、かなりのんびりした環境です。
天然資源が豊富なカルガリーは、州民一人当たりの所得がカナダ国内最高水準を示し、世界で最も住みやすい都市ランキング以外にも、世界で最もきれいな都市、子育てをしたい都市などで1位に選ばれています。

時差は日本時間マイナス15~16時間、夏は暑く、冬は寒い地域ですが、湿度は低く日照時間は年間平均2,300時間とカナダ国内で最も晴れの日が多いことからも、温度(数字)で見るよりも暮らしやすい環境です。

3、カルガリーでの中学・高校留学を選ぶ理由

・カナダの中学・高校留学概要

まず、カナダの中学・高校留学の簡単な説明を加えておきます。
カナダの中学・高校留学には大きく2つの種類があります。1つ目が「体験留学」と呼ばれる数か月から1年間前後の留学、2つ目が「卒業留学」と呼ばれる高校卒業を目指す留学です。
カナダにも日本と同様に、私立校と公立校があり、カナダ人の中学生・高校生の95%が公立校に通っています。
カナダの場合、グレード1からグレード12(学年をグレードと呼びます)まで小・中・高を一貫した教育が原則で、義務教育期間は州によって異なりますが、だいたい6~7歳から16歳までの期間が対象となります。

学期は9月から翌年6月までで、2学期制(1学期:9月から1月、2学期:2月から6月)となります。

公立中学・高校
各州内に設置された学区の教育機関が学校を運営・管理しています。したがって、個々の学校へ入学の申込を行うのではなく、地域の教育委員会に出願を行います。日本のような「入試」はなく、日本の中学・高校での成績を中心とした成績などの書類審査が行われ、通過すれば入学することができます。
男女共学がほとんどで、原則的に滞在方法はホームステイとなります。
規模は私立校よりも大きく、生徒数は1,000~2,000人の学校が多いです。

私立中学・高校
大学準備、宗教に基づいた教育、全人教育、IB(インターナショナルバカロレア)など、各々の学校が独自の方針でカリキュラムを開催しています。
私立中学・高校のほとんどが進学校ですが、一部ではスポーツや芸術に注力している学校もあります。
全校生徒数は400~1,000人、1クラスの生徒数も公立校より少なく、学費が高い分、より充実したケアを受けることができます。
男女共学校の他、男子校、女子校もあり、滞在方法はホームステイの他に学生寮があることもあります。
公立校と異なり、留学生の入学に対して「入試」を設けている学校が多く、書類審査と併せて、SSAT(Secondary School Admission Test)の結果提出が求められるケースが多いです

SSAT(Secondary School Admission Test)
HP:https://ssat.org/

カナダの高校授業科目
言語:フランス語、韓国語、日本語、スペイン語、中国語など
必須科目:国語(英語)、社会、数学、理科
選択科目:アニメーション、マルチメディア、経済学、IT、音楽、劇演出、自動車整備、ロボット工学、水泳、テニス、ラクロス、ゴルフ、チアリーディングフィールドなど
※上記はあくまで一例であり、州によって異なります。

アルバータ州は、小・中・高が日本と同じ、6-3-3年制となります。
カルガリーの規模は、カナダ政府最大で、幼稚園から高校までのすべての教育機関数230校、全校生徒で120,000人が在籍しています。留学生を受け入れる高校は17校、日本人学生はわずか20名(2016年12月現在)です。

・高品質な教育

カルガリーでは、正式な教師として働くために、学位以上の教育学の課程を修了し、その後、2年から3年間インターンシップ生のような形で実務経験を積まなくてはなりません。カルガリーでは多くの教師が修士号または博士号を取得しており、その後実践での経験を積んでいるため、質の高い教育を受けることができます。

その結果は、経済協力開発機構(OECD)による国際的な学力調査PISA(Programme for International Student Assessment)においても現れており、読解力やサイエンスの分野においては国内でもトップクラスです。
PISAの結果

・充実した留学生サポート環境

カルガリー教育委員会では、学校、ホームステイ斡旋会社(カナダホームステイネットワーク)、教育委員会の3者間で留学生をサポートしています。

学校
各学校には留学生コーディネーターが在籍し、このコーディネーターがESL(英語コース)の教員も兼ねているため、留学生との距離も少なく、何か不安なことがあればいつでも相談できる体制が整っています。

ホームステイ斡旋会社(カナダホームステイネットワーク NPO法人)
カナダホームステイネットワークは、カナダ全土20学校区でホームステイ手配を行う実績ある大手ホームステイ斡旋会社です。教育機関と強い連携体制を持ち、カストディアン(後見人)を兼任するリレーションシップマネージャーが3名、コーディネート専任のスタッフが1名常駐しています。

教育委員会
上記2者と連携しながら学生の留学を支える期間です。
日本人スタッフも在籍しているため、日本人の留学生にとっても安心です。

カルガリーでの中学・高校留学の場合、年に2回(9月と2月)に入学日を設け、2セメスター制となっています。渡航期間は、最短3ヵ月間/5ヵ月間(1セメスター)/10ヵ月間(2セメスター)が可能で、1セメスターにつき、4コースを受講します。

▼スケジュールサンプル
スケジュールサンプル

▼時間割 サンプル
時間割

日本からの直行便が出ているところも、中学・高校留学をお考えの方にとっては嬉しい情報です。

4、留学生を受け入れる17校のご紹介

先述した通り、カナダの公立高校へ留学する場合、学校に直接出願するのではなく、教育委員会へ申込を行い、教育委員会が学校の選定を行います。カルガリーのすべての中学・高校が留学生の受け入れを行っているわけではなく、下記17校の学校が対象となりますのでご留意ください。(2016年12月現在)

ちなみに、すべての学校で同じカリキュラムを提供しているため、学校による大きな教育レベルの差異はありません。また、カナダでカレッジや大学へ進学する場合、各科目の成績のみが評価対象となり、高校名は特に評価対象になりません。

2017年9月入学の出願は、2017年1月30日より開始されます。

学費について
2017年から2018年の学費
※2017-2018年の費用のため、年度が変わると授業料も値上がりする可能性があります。

1.Bowness High School
2.Centennial High School
3.Central Memorial High School
4.Crescent Heights High School
5.Dr. E.P. Scarlett High School
6.Ernest Manning High School
7.Forest Lawn High School
8.Henry Wise Wood High School
9.James Fowler High School
10.John G. Diefenbaker High School
11.Lord Beaverbrook High School
12.Nelson Mandela High School
13.Queen Elizabeth High School
14.Robert Thirsk High School
15.Sir Winston Churchill High School
16.Western Canada High School
17.William Aberhart High School

カルガリーへの中学・高校留学について詳しくは、カルガリー教育委員会から

英語ばかりでわからない!という方、ワールドアベニューまでお気軽にご相談ください。

関連情報
中学生、高校生を対象とした留学についてはこちらから
カナダへの留学のことならこちらから

トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】説明会へ行ってきました。

「きみが留学するという国家プロジェクト」
このキャッチフレーズ、聞いたことはありますか?

日本のグローバル化が叫ばれ始めて20年。
2013年秋、ようやく、国が動き出した大々的なプロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」が掲げるキャッチフレーズです。

「トビタテ!留学JAPAN」とは…
2013年6月に閣議決定された「日本再興戦略」、「第二期教育振興基本計画」に基づき掲げられた東京オリンピック開催年「2020年までに、日本人の海外留学生総数を倍増させる」という目標のもと、この目標実現のために創設されたのが、官民協働海外留学支援制度 ~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム~です。

第三期を迎えるトビタテ!留学JAPAN【高校生コース】(留学期間:平成29年7月1日~平成30年3月31日)の募集が10月11日に開始され、その説明会へ行ってきました。

目次
―――――――――――――――
質問1.「日本代表プログラムってなに」
質問2.「私にも奨学金の応募資格があるのかな」
質問3.「どんな留学プランが奨学金の対象なんだろう」
質問4.「奨学金はどのタイミングで支給されるの?」
質問5.「具体的なスケジュールは?」
6.ご注意いただきたいこと
―――――――――――――――

質問1.「日本代表プログラムってなに」

官民協働海外留学支援制度、通称「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」とは、生徒が主体的に計画した留学計画または生徒の留学目的を達成する計画で、在籍高等学校が学校教育活動の一環として認める留学計画に対し、返済不要の奨学金などを通じた支援を行う制度です。

留学JAPAN日本代表プログラム実施の目的は、大きく2つあります。
1、「人材育成」
2、「留学機構醸成」

1つ目の「人材育成」は、留学を通じて、「多様な経験と自らの考え行動する機会」を提供し「グローバルに活躍できる力」の育成を目指すことです。

海外留学では、国内にいるだけでは得ることのできない「海外から見た日本を知る機会」を得られたり、異文化に触れ、受容できるようになることで、異文化理解の力を身に付けることができたりします。
また、言葉や文化、習慣の壁にぶつかりますが、それらを乗り越えたという成功体験が、自己肯定感につながり、さらに大きなチャレンジに踏み出す自信を得ることができます。

2つ目の「留学機構醸成」は、派遣留学生が自らの経験を還元することで新しい留学文化を醸成することです。

留学JAPAN日本代表プログラムの特長は大きく4つ。
従来の派遣留学制度とは異なり、実施目的達成のために費用面だけではなく多方面でのサポート体制を整備しています。

1、「幅広い留学」を対象としている
2、充実した奨学金
3、事前・事後研修の提供
4、派遣留学生コミュニティ(仲間作り)

大学生層と異なり、増加傾向にはあるものの、まだまだ少ない高校での留学者。
心身ともに成長過程での海外渡航には大きな勇気と、自立心が必要です。
そこで、留学JAPAN日本代表プログラムでは、留学へ行くことの支援を行うだけではなく、留学を介して、世界を生き抜く力=グローバル力(日本人に不足しているといわれがちな主体性や積極性など)を身に付けるために必要なサポートが整備されていることがわかります。
両親や教師など周囲の大人に言われたから留学するわけでもなく、旅行の延長のような「遊び留学」するでもなく、留学計画のところから主体的に計画を立て、留学前から初めてのコミュニティに飛び込み仲間作りを行う仕組みができています。

留学JAPAN日本代表プログラムという名前からもわかるように、応募資格は日本の高校生(新高校生含む)ではればどなたにもあります。しかし、そこには厳しい選考があり、応募すれば誰でも奨学金の支給を受けられるわけではありません。

選考には、大きく2つ、書類選考と面接のステップがあります。

STEP1、書類選考
自ら留学目的をきちんと立て、目的に沿った留学内容を日本代表プログラムの募集要項などを確認しながらプランニングします。そして、計画立てたプランに沿って「留学計画書」を作成、日本代表プログラムの応募、書類審査を受けます。

対象となる留学プログラムは多岐に渡りますが、全分野共通の項目として下記の2点が挙げられます。
1、自主活動
異文化交流など、留学会社が企画するプログラム以外に自主的に取り組む活動が含まれているか
例:
・現地の高校生と交流を図り共に学ぶ活動
・留学テーマに沿った研究、調査活動(アンケート、インタビューなど)

2、アンバサダー活動
留学先おいて、日本や日本の地域の良さを発信する活動
例:
・日本文化を紹介する、出身地の魅力をプレゼンする
・和食をホストファミリーにふるまう

STEP2、面接
書類選考に合格したら、その後は面接が待ち構えています。
留学計画の内容を精査される書類選考と異なり、STEP2の面接では、パーソナリティの部分を見られます。スケッチブックなどを用いて留学プランをいかに実現し、自主活動やアンバサダー活動に取り組むのかをプレゼンします。

質問2.「私にも奨学金の応募資格があるのかな」

奨学金の応募資格

応募資格を満たす要件は下記の通りです。

1、日本国籍を有する生徒などまたは日本への永住が許可されている生徒などであること
※高専、定時制や通信制の高等学校等に在籍する生徒等でも応募可能
2、留学JAPAN日本代表プログラム指定の事前・事後の研修に参加すること
3、留学修了後、日本の在籍高等学校で学業を継続し、卒業を目指すこと
※平成30年3月に高等学校等を卒業する予定の者(平成30年3月31日までに帰国する留学計画であること)
4、在籍校は派遣を許可し、留学先期間が受け入れを許可していること
5、留学に必要なビザ(査証)を取得し得ること
6、他団体から留学のための奨学金を受け取る場合は、その総額が本制度の奨学金を超えないこと
7、高校生コース(第1、2期)派遣留学生ではないこと
8、日本学生支援機構の第二種奨学金に準ずる家計基準を満たしていること
(ただし、全体の1割程度を上限に基準を超える生徒を支援する予定)
9、文科省が実施する「社会総がかりで行う高校生留学促進事業」の支援金を受け入ていない生徒など
―――――――
10、併設型中高一貫、中等教育学校の3年生や推薦入試などですでに高校への入学が決定している高校を通じた応募が可能な中学3年生 も対象

かなり幅広い層の高校生の方が対象となることがわかりますね。
ただ、残念ながらインターナショナルスクールの生徒さんは対象外とのことです。

質問3.「どんな留学プランが奨学金の対象なんだろう」

奨学金の対象

留学JAPAN日本代表プログラムの対象となる留学プログラムは、勉強を中心とした「アカデミック」と呼ばれるものから、実地研修をメインとした「プロフェッショナル」、他にもスポーツや芸術、ボランティアをメインとした留学プログラムなどが対象となります。

具体的な各留学プランの概要と留学期間、奨学金支給対処者人数を見てみましょう。

アカデミック(勉強中心)
テイクオフ(新高校2~3年生向け) 2~3週間・・・120人採用予定
テイクオフ(新高校1年生向け) 2~3週間・・・50人採用予定
内容:
最も応募者数の多いアカデミック(テイクオフ)は、海外の語学学校などにおいて外国語の習得を主な目的とした留学です。一般的な私立の語学学校だと受講可能年齢が16歳以上または18歳以上となることが多いため、中高生対象の特別な英語コースを持っている学校や、海外の中高附属英語コースに通う必要があります。

ショート 2週間~3ヵ月間・・・100人採用予定
内容:海外の高等学校や大学などの教育機関に留学し、外国語を用いてさまざまな科目を学習したり教育プログラムに参加したりする留学です。
外国語を学ぶのではなく、外国語(例えば英語)はある程度できることを前提で、英語で数学や体育の「科目」を受ける留学で、アカデミック(テイクオフ)より、少しレベルの高い留学です。一般的な語学学校などではなく、海外の中高で1学期間だけ受け入れてくれる教育機関へ渡航する必要があります。

ロング 4ヵ月間~1年間・・・20人採用予定
内容:海外の高等学校などに長期間通学し、外国語を用いて、さまざまな科目を学習する留学です。
1年間、日本の高校を休学し(高校によっては単位認定してくれる高校もあります。可否は在籍校の判断となります)、渡航する留学です。1年間渡航する場合であれば、前半半年間を高校附属の英語コースで英語を学び、一定のレベルまで英語力を伸ばしてから、本科(数学や理科、体育や音楽など)へ進むことができる制度を持っている国や教育機関もあるため、現時点で英語力が低くても問題はありません。

プロフェッショナル 2週間~3ヵ月間・・・50人採用予定
内容:現在学んでいる専門知識・スキルなどを活かして、または将来的携わりたいと考えている領域について実地研修やインターンシップなどに参加する留学です。
海外におけるインターンシップの対象者は大学生以上となることが多く、高校生の方の場合、条件的にやや難しい留学プランかもしれません。

スポーツ・芸術 2週間~3ヵ月間・・・80人採用予定
内容:海外のトレーニングセンターや教育機関、芸術学校など在籍し、現地指導者のもと、技量の向上を目指したり、海外でのレッスンを伴って大会に参加したりする留学です。
最短対象留学期間は2週間ですが、トレーニングやレッスンを行っている期間が対象となるため、条件的にやや厳しい留学プランのように思います。

国際ボランティア 2週間~3ヵ月間・・・80人採用予定
※ワールドアベニューでの該当留学プログラムのお取り扱いはございません。

詳しくはこちらをご覧ください。

上記の内容に沿って、留学計画を作成し提出します。
留学計画書ダウンロード

質問4.「奨学金はどのタイミングで支給されるの?」

奨学金はどのタイミングで支給されるの?

奨学金の支給対象となるのが、留学期間・留学先地域に応じた授業料・地域活動費、往復渡航費となります。

奨学金支給にあたって下記の事項が確認されます。
・受入先での活動期間(入学許可証、受入承諾書など)
・留学先期間などに対する授業料相当額の支払いの有無(請求書、領収書など)
※姉妹校交流に関する協定などにより、留学先機関で授業料不徴収、または免除となっている場合は、往復渡航費と現地活動費用分のみの支給となる。
※日本学生支援機構が定める家計基準を超える場合、支援額が異なる。
※採用決定後に送付される「事務手続きの手引き」にて詳細はご確認ください。

ちなみに、先述している通り、応募資格上に「査証(ビザ)の証明」も記載があり、こちらの証明も必要となります。

ワールドアベニュー含め、留学エージェントに申込をする前に奨学金の申請を行い、奨学金の支給を受けるのは不可能です。したがって、「留学JAPAN日本代表プログラムに採用されなければ留学できない」という状況だと、留学エージェントに申し込み後、留学JAPAN日本代表プログラムに応募したけれど、選考から漏れてしまった、解約する…となると、キャンセル料などが発生してしまいます。

ちなみに、倍率はどのくらいか?というと、第二期の状況から見ると、
応募者数 2,058人に対して、採用者数 511人と、4倍です。
年々応募者数は増加傾向にあるため、倍率は高まることが予想されます。留学エージェントや希望教育機関の返金規約などはきちんとご確認ください。

質問5.「具体的なスケジュールは?」

具体的なスケジュールは?

応募締切時期
平成29年2月3日17時必着

書類審査
審査実施時期:平成29年2月中
結果通知:平成29年3月上旬

面接審査
審査実施時期(予定):平成29年3月22日~4月5日
結果通知:平成29年5月中旬
開催地域(予定):札幌、仙台、金沢、東京、名古屋、京都、神戸、岡山、福岡、沖縄
審査方法:個人またはグループ面接(留学計画のプレゼン)

特別枠
新高校1年生対象 アカデミック(テイクオフ)
応募締切時期:4月21日17時必着
書類審査・動画審査:平成29年4月下旬~5月上旬
結果通知:平成29年5月中旬

6.ご注意いただきたいこと

ご注意いただきたいこと

ワールドアベニューでも、留学JAPAN日本代表プログラムが募集する留学プランの条件に該当する留学プログラムのご紹介、ご提案は可能です。ただし、ご提案させていただく留学プログラムが、必ずしも、奨学金の条件を満たすものではないことをご理解ください。

なお、ワールドアベニューは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど、主要英語圏を中心に留学のサポートいたしております。その中で治安や時差、留学生の受け入れ環境などを考慮し、中学生、高校生を対象とした留学は、オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)を中心にサポートいたしております。

詳しくは、ワールドアベニューの中学・高校留学案内をご参照ください。

オーストラリア大使館でオーストラリアの高校と専門学校の詳細を伺って参りました!

2016年10月某日、東京都港区三田にあるオーストラリア大使館で開催された「オーストラリア教育機関との個別相談会」に参加してきました。この企画はオーストレードというオーストラリア貿易促進庁が開催しているイベントです。
午前の部、午後の部それぞれ30校が参加しており、直接州政府の方や大学のマーケター※と話せる機会があることから、とても人気があります。今回も多くの大学関係者や留学エージェントのスタッフが参加しており、会場全体が活気に満ち溢れ混み合っていました。
オーストラリアと言えば、シドニーのあるニューサウスウェールズ州や住みやすい都市ランキングに毎年ランクインしているメルボルンのあるビクトリア州が有名ですが、他にもたくさん素敵な場所があります。今回は普段注目されることが少ないタスマニア州と南オーストラリア州の高校と専門学校の3校をピックアップして紹介致します。

※マーケターとは、マーケティングといわれる新しい商品の開発や商品の普及活動を行う人のこと。

目次
なぜエージェント対象の留学フェアに参加しているのか?
日本人の少ないお勧め学校一校目:南オーストラリア州立専門学校 TAFE South Australia
日本人の少ないお勧め学校二校目:南オーストラリア州立中学校・高校 Government of South Australia
日本人の少ないお勧め学校三校目:タスマニア州立中学校・高校・TAFE Government Education and Training International
【番外編】入館トラブルで感じた繋がりの大切さ
まとめ

なぜエージェント対象の留学フェアに参加しているのか?

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ワールドアベニューがオーストレードと呼ばれる、オーストラリアの教育機関とミーティングができる留学フェアに参加しているのか?
その理由は大きく分けて2つあります。

一つ目が提携している大学や専門学校、高校の情報のアップデートをするためです。
入学条件や開講されているコース・授業料の変更など、毎年随時変更がなされます。来日しているそれぞれのマーケターと直接お会いしお話することで、メールのやりとりでは分からない学校の雰囲気や状況を聞くことができることも大きなポイントです。

二つ目が新しい学校の提携先を増やすためです。
お客様のニーズに合わせて、ワールドアベニューもさらにお客様にピッタリな学校をご紹介できるよう、提携先を増やしていきたいと考えています。オーストレードには様々な語学学校や専門学校、大学が参加しており、それぞれの学校が留学生を増やしたいと考えています。だからこそ、情報共有や提携をすすめることができるのです。

これらはワールドアベニューが、これから留学されるお客様により充実した留学プランや情報を提供できるように行っている取り組みの一つであり、すでに持っている海外の教育機関との幅広い提携はワールドアベニューが選ばれる理由の一つです。

日本人の少ないお勧め学校一校目:南オーストラリア州立専門学校 TAFE South Australia

日本人の少ない環境で勉強したい方に、南オーストラリア州はお勧めです。
丘と海の間にたたずむ州都・アデレードは、オーストラリアならではの落ち着いたライフスタイルを楽しむことができ、小規模ながらものんびりとしたビーチや、歴史ある美術館、少し足を伸ばせばワイナリー巡りなど、さまざまな楽しみ溢れる都市です。
オーストラリア国内随一のワインの生産地である南オーストラリア州では、リーズナブルな価格のワインと新鮮な食材も手に入るため、マーケットも充実しています。日本人の少ない環境で勉強したい方にはうってつけの学習環境と言えるでしょう。
今回は、南オーストラリア州政府からいらっしゃったTAFE SA International Education ConsultantのJadeさんからTAFE SAについてお話を伺いました。

南オーストラリア州にあるTAFEは8万人以上のオーストラリア人が通っており、その中で留学生はたったの1,000人ほど。且つ、その留学生も70か国以上から集まっているというから驚きです。キャンパスは9つあり、そのうちの2つはシティの中にあります。120以上のコースが選択でき、心理学・医学・法学以外すべての分野の勉強ができるというほど、様々なコースを提供しています。

専門コースに入る前の英語コースも、18~20人ほどの少人数制を取っており、きめ細かなケアをしてもらえることも特徴です。単に教科書通りの授業をするのではなく、プラスアルファとして実技やワークショップ、プレゼンテーションも多く取り入れられた授業を展開しているため、ネイティブ環境の中仕事で活かせるくらいの英語力をつけたい方にはお勧めです。TAFEから大学に編入することもできます。
TAFE SA International HP:http://www.tafesa.edu.au/international

TAFEとはTechnical and Further Educationの略称で、職業訓練学校のこと。
即戦力を身につけることと目的にしているため、ただ授業を聞くだけでなく実習を多く取り入れられているのが特徴。ビジネス・調理・美容・チャイルドケア・ツーリズム・IT等々幅広い分野の勉強ができ、オーストラリア中の職業に通ずつコースが開講されているとも言われている。

TAFEでいく専門留学:https://www.world-avenue.co.jp/program/senmon
TAFE経由でリーズナブル且つ最短の海外大学進学:https://www.world-avenue.co.jp/program/university

日本人の少ないお勧め学校二校目:南オーストラリア州立中学校・高校 Government of South Australia

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続いて、同じく南オーストラリア州の、今度は中学校・高校部門です。
学校の紹介をしてくださったのは南オーストラリア州政府国際教育サービス国際ビジネスコーディネーターのアンドレ・ペトリロさん。なんと奥様が日本人で、大学では日本語の勉強もなさっていたそうです。南オーストラリアの高校は基本的にシティから20~30分ほどのところにあり、バスで通学することが可能です。空港からシティの中心地も15分ほどでアクセスすることができ便利です。ホームステイ先も政府が管理しているとのこと、安心ですよね。

高校1年生の年次に進学する基準として英検準2級以上の英語力が必要です。既定の英語力に達していない生徒の場合、ネイティブと一緒に授業を受ける前に、留学生専用の英語コースを受講する必要があります。この英語コースは南オーストラリア州の高校のうち、16校で開講されており、希望の高校に英語コースがない場合、英語コースを開講している一番近い高校から入学し、英語力が規定に達したタイミングで転校していただきます。
規定の英語力を満たしていない生徒の場合、一般的に、20週間(約6カ月間)の英語学習を必須としています。南オーストラリア州の場合、6ヵ月間でも英語力が伸び切らない場合、3ヶ月さらに追加することができるなど、柔軟に対応してくれるため安心です。
また、一つの学校に日本人含む、一つの国の留学生が偏らないよう国籍比率にも配慮しているとのこと。英語力の向上はもちろん、国際感覚を身に付けるうえでも魅力的な環境ですね。
Government of South Australia HP:http://www.sagovernmentschools.com/jp/

日本人の少ないお勧め学校三校目:タスマニア州立中学校・高校・TAFE Government Education and Training International

豊かな自然の中で勉強がしたい方、環境やエコについて興味がある方にとって、タスマニア以上にピッタリな場所はないでしょう。
以前ワールドアベニューにご来訪頂きました、タスマニア州のGovernment Education and Training International Overseas Development OfficerのToya様と高校とTAFEそれぞれのお話をさせていただきました。(以前の記事はこちら:皆さん、オーストラリアのタスマニアをご存知ですか?

① 高校

タスマニアの高校は98%がネイティブで、留学生はたったの2%。
高校には中国人が多いと言われがちですが、1000人中30人とかなり割合は少なくなります。また、それぞれの高校の国籍比率のバランスも考慮しているため、1校につき多くても3.4人しか日本人がいません。生徒は英語を話さなければならない環境に身を置くため、英語力の向上が著しく、「同じ時期に渡航して他州の高校で勉強している生徒より自分の方が英語を話せる」という生徒の声もあるそうです。高校の夏休みや春休みを利用して、2週間の短期留学をすることが可能なため、一度タスマニアに訪れた方はその環境に魅了され1年以上の留学を決める人も多いとのことでした。

タスマニア州でホームステイする場合、滞在先候補がいくつか記載されたリストを用いて担当者と相談しながら決めていくことができます。ホームステイの場合、最短3カ月以上が対象になるため、3カ月より短い場合は学生寮に滞在していただきます。

② TAFE

オーストラリアの他州のTAFEはネイティブと留学生が別々のクラスになることもありますが、タスマニアのTAFEではネイティブと留学生は関係なく一緒に勉強することができるため、ネイティブ環境でしっかり英語力をつけることができます。現在TAFEで就学している生徒は166人ですが、日本人はたったの3人。こちらも英語力が伸ばす環境が整っています。さらに本科に入学する前の英語研修は最短10週間以上の期間を設けているところが多い中で、タスマニアは最短5週間から入学できるなど、広い英語力に柔軟に対応しています。
ホスピタリティのコースはホテルやレストラン、カフェなどで実際働く機会が多く持たれているため、実践的なスキルを身につけることができるだけでなく、大学編入することで、トータル約3年間で大学を卒業することができ、人気です。

ただ、タスマニアのTAFEは18歳以上でなければ入学することができないなど条件があり、注意が必要です。

【番外編】入館トラブルで感じた繋がりの大切さ

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オーストレードへの参加のためオーストラリア大使館に伺ったのですが、「参加者リストに名前がないよ」とセキュリティーガードの方に指摘される事態が起こりました。参加スタッフの変更が、うまく伝わっていなかったようです。。
結果、大使館の門の前で途方に暮れることに。

その時スタディーパースや各セミナーでお世話になっている、西オーストラリア州政府の遠山さんが、ちょうどいらっしゃり声をかけてくださいました。状況をお伝えしたところ、わざわざ大使館の職員の方に取り次いでくださり、お越しいただいた職員の方の計らいで無事に入館することができました。「折角色んな学校とお話ができる機会なのに……」と肩を落としていたので、本当に有難く思いました。普段からお世話になっている方々との繋がりやサポートがあってこそだと、再確認した出来事でした。

まとめ

いかがでしたか。
オーストラリアと言えば、観光地としてゴールドコーストやケアンズ、最近住みやすい都市ランキングで連続1位を勝ち取っているメルボルンなどが有名ですが、素敵な場所はまだまだたくさんあります。
ワールドアベニューはオーストラリアのニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州、ウエスタンオーストラリア州、タスマニア州、ビクトリア州の5つの州の政府と、オーストラリア首都特別地域運営の専門学校から正規の留学エージェント認可を受けています。また、州政府が運営する公立の小中高、また専門学校の入学手続きが可能な数少ない日本の留学エージェントです。だからこそ、お客様一人一人に合った学校をご紹介することができます。都市や学校の詳細などご不明な点がございましたら、ぜひワールドアベニューまでお問合せください。

まだ間に合う!来年春からの中学・高校留学

近年、注目度高まる中学、高校からの留学。
「大学生や大人になってからの留学でもいいのではないか?」と思われる方も多々いらっしゃると思います。しかし、2020年に東京オリンピックを控え、日本としても留学生倍増計画を打ち出している昨今、12歳、13歳から留学する方は右肩上がりに増えていくと言われています。
中学、高校時代は留学に行く、行かないに関わらず、心も体も大きく成長します。日々の勉強や運動、学校生活の中で、人間関係が複雑になり、さまざまな感情を覚え、子供から大人になっていく過程の中で葛藤し、たくさんのことを学び取っていく、また「学び方」自体を学べる時期です。

この時期の失敗や成功、努力、それらのなかで身に付けた自主性や主体性、責任感、価値観などは、その後の人生に大きな影響を及ぼします。中学、高校時代での留学だからこそ得られる多くの能力は、残念ながら大人になってからではその習得率や習得内容に大きな差が生じます。

ワールドアベニューは、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど主要英語圏のサポートを行っております。しかし、中高留学に関しましては、オーストラリア、ニュージーランドの二か国を中心にサポートさせていただいております。

中学・高校留学でオセアニアをおすすめする理由は大きく3つあります。
1、治安面
オーストラリア、ニュージーランドは、世界のなかで最も住みやすい都市ランキングに主要都市の多くがランクイン!生活環境や治安、医療環境などが非常に整っています。
2、時差
オーストラリアの時差は最大で2時間、ニュージーランドは最大で4時間と、離れていても常に最新の状況を把握しやすいため、安心です。
3、教育水準/教育制度
オーストラリア、ニュージーランドの高校修了=日本の高校卒業相当と認められています。その後の進学の幅も、日本での帰国子女枠をはじめ、他国の大学への進学の可能性も広がります。

▶︎ オーストラリア・ニュージーランドでの中学・高校留学について詳しくはこちらから

オーストラリア、ニュージーランドへの高校留学を希望した場合、人気の渡航時期は1~2月、または4月~5月となります。
1~2月のご留学は今(11月)のタイミングだと、もうかなりぎりぎりで、渡航に伴う手続きが間に合わない可能性も高いですが、4月~5月のご渡航であれば、まだ間に合います。
来年の春から行きたい!!という方のために、中学・高校留学決定・渡航までのステップを紹介します。

留学会社選びのポイント3

中学・高校は国や都市によるメリット・デメリットや、学校の選定方法、学生ビザの申請の仕方など、渡航までに多くのステップがあり手続きも煩雑なため、「とりあえず情報を集める」という方向に走りがちです。

基礎的な知識や情報は非常に大切です。しかし、中学・高校での留学は、本当にお子様の人生を大きく左右する留学のため、1人ひとりの状況によって、留学した方がよいのか、またしない方がいいのか、留学するのであればどの国のどの州や都市、学校がよいのかなどきちんと見定めていく必要があります。
膨大な英語の情報のなかから、自分だけでプランニングしていくのは至難の業です。
よって、まずは信頼できる留学会社の選定から行うことをお勧めしています。

ポイント1、留学会社はどのような選定ポイントで選ぶべきなのか?

大切なお子様の未来数年間のサポートを託す留学会社の選定は、何をポイントとして比較したらよいのか?

留学会社選定ポイントは大きく3つあります。

① 健全な経営状況
② 情報の正確さ
③ サポート内容と費用

①、②の健全な経営状況に関しては、最低限押さえておきたい選定ポイントです。
サポートしてもらえると思っていた会社が突然倒産してしまった……
進学校と聞いていたのに、行ってみたら不良ばっかりだった……
こんなことがあっては、もはやどうしたらよいかわかりませんよね。

留学業界には「JAOS(一般社団法人 海外留学協議会)」に加盟しているかどうかという一つの選定基準があります。
1991年に留学業界の健全なる成長を目指し設立された留学事業者団体です。留学の啓蒙、留学事業者のガイドライン制定、留学カウンセラーの教育等様々な活動を推進しています。2008年一般社団法人格を取得し、現在は事業者団体に加え、オーストラリア大使館マーケティング事務所、ブリティッシュ・カウンシルなど在外公的機関等60を超える団体が加盟しており、安心できる留学環境実現のため、会員相互はもとより、日本国内外の教育機関、関係省庁、在外公館等との連携を密にし、我が国の不特定多数の市民、教育関係者、民間及び公益団体等の留学に関わる者に対して、十分な情報の提供や、留学教育・指導に必要な各種技能の研修・研究、留学トラブル等の相談助言に関する事業を行い、消費者の保護と国際社会に貢献できる人材の育成に寄与することを目指しています。
上記のようなことが起こるリスクをできる限り避けるためにもJAOSへの加盟有無は確認するようにしましょう。
詳しくはワールドアベニューが選ばれている理由 健全で盤石な経営体制

また、
具体的にどのようなメリット、デメリットがあるのか。
どのくらいの費用がかかるのか。
高校卒業後の進学やキャリアへの影響はどうなるのか。

ワールドアベニューでは、厚生労働省指定の試験を合格するキャリアカウンセラーが、目先のことだけではなく、その後の進学、進路のことも見据え、個別で留学カウンセリングを実施しています。

③のサポート内容と費用に関して、サポートには大きく2つあります。
1つ目はご渡航までの各種手続き、2つ目はご渡航後のサポートになります。このサポートに関しては項目(内容)もとても大切ですが「『誰が』サポートしてくれるのか?」もとても大切です。

ワールドアベニューでは、ご渡航までの学校選定や随時の相談、各種手続きを経験豊富且つオーストラリアの認定留学カウンセラーや厚生労働省の指定する試験を合格するキャリアカウンセラーなど、プロの資格を持つスタッフがサポートさせていただきます。
また、渡航後においては日本のご家族・ご本人様・学校(または教育省)・弊社の4者間にてご渡航後の生活や就学のバックアップをさせていただきます。
基本的には高校に留学生サポートセンターがあり、留学生に対して生活面、就学面など日々の相談にのり、問題解決のお手伝いをしてくれます。ただ、英語力の問題や文化や習慣の違いなどから学校とご本人様、ホームステイ先とご本人様などの間でスムーズに解消できないトラブルが発生した際、きちんとサポートさせていただきます。

サポート詳細や費用は内容や渡航期間によっても異なりますので、直接お問合せください。

ポイント2、適切なプランニング

オーストラリア、ニュージーランドの高等教育機関の約8割が公立・国立となり、正規の窓口として認可を受けている留学会社でなければ、高校や専門学校、大学などへの出願手続きはできません。

ワールドアベニューは、オーストラリアの複数の州(ニュー・サウス・ウェールズ州、西オーストラリア州、タスマニア州、ビクトリア州)と、オーストラリア首都特別地域運営の専門学校から正規の留学エージェント認可を受けています。州政府が運営する公立の小中高、また専門学校の入学手続きが可能な数少ない日本の留学エージェントです。
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また、ニュージーランドには、「Education New Zealand」という、ニュージーランドの教育を世界に発信しプロモーションすることを目的とした、ニュージーランド政府公認機関があります。
活動内容は多種にわたり、留学生・国際教育のプロモーションはもちろんですが、留学の質の向上、高校・大学・専門学校・語学学校などの教育機関の質の向上、リサーチ・マーケティングを行い、ニュージーランドの国際教育を支えていく事を目的としています。ワールドアベニューは、 Education New Zealandと共に、ニュージーランドの国際教育を共に支えるエージェントとして認可をうけています。
詳しくはワールドアベニューが選ばれている理由 健全で盤石な経営体制

ポイント3、カウンセラーとの相性

10代の多感な時期のご留学だからこそ、日本でもそうですが、人間関係や環境・価値観の相違のなかで言葉の壁だけではなくさまざまな壁にぶつかります。時には、ご両親様や現地のホストファミリーにもなかなか打ち明けられない悩みを抱えることもあります。そんな悩みを聞き、解消していくのも留学カウンセラーの仕事の一つです。したがって、担当カウンセラーの質、そして相性は非常に大切です。

ワールドアベニューの留学カウンセラーは、一人ひとりのお客様を正しい情報に基づききちんとサポートするためにさまざまな分野におけるプロの資格をもち、お客様をサポートいたしております。

会社決定からプラン決定、渡航までの流れ


まずは留学カウンセリングを受けるところからスタートします。

渡航半年から1年前
留学会社の選定と同時に、留学プランを確定し、お申込みのお手続きを行います。
オーストラリアの公立高校の場合、どの州へのご留学を希望するのかを決定し、お申し込み後に学校選定を行って参ります。
ニュージーランドの場合は、希望校を選定した上でお申込みいただきます。

成績や英語力、学校の空き状況、事前の語学研修の必要可否などを踏まえ、入学許可書が下りるか下りないかが決定します。

渡航半年前
決定した学校への入学の手続き、下りてきた入学許可書をもとにビザ申請を行います。

渡航2~3か月前
航空券、保険などの手続きを行います。

渡航1週間前
ホームステイ先の確定、その他手続き完了した書類をもって渡航前のオリエンテーションを行う。

出発

オーストラリア・ニュージーランド それぞれの雰囲気

オーストラリア
日本との時差も最大2時間と、非常に連絡の取りやすい環境で、教育水準も高いオーストラリア。自然も都会もあり、1年を通じて温暖な気候のなか、勉強に運動にとさまざまなことにチャレンジしていただけます。

▼ニュー・サウス・ウエールズ州 高校留学体験談


Mahime Watanabe (Japan) – Rose Bay Secondary College from DE International on Vimeo.

ニュージーランド
人口よりも羊の数が多いといわれる非常にのんびりとした国、ニュージーランド。
都会的な誘惑が少なく勉強に集中できる環境が整っています。また、費用的にリーズナブルで点も人気の理由です。

留学費用(サンプル)


さいごに気になる留学費用です。

オーストラリア ニュー・サウス・ウェールズ州の場合、留学費用(2017年4月~12月)
入学金 250ドル
学費 英語研修2学期分+本科コース1学期分:7,500ドル+3,125ドル=10,625ドル
ホームステイアレンジ 300ドル
ホームステイ費用(1日3食含む 1人部屋) 310ドル×3学期分(約36週間分)=11,160ドル
空港で迎え(片道)140ドル
サポート費用(渡航後サポート) 10万円
サポート費用(渡航前サポート) 313,200円
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
留学代金合計 約210~240万円・・・①
※為替変動や年度の切り替わりによって料金は変動します。

その他にかかる費用
ビザ申請諸費用(申請費 約5万円+OSHC(健康保険)約4~5万円):約10万円
航空券代金 約8~15万円
海外留学生保険(9~10ヵ月分):約15万円
その他実費(ユニホーム代金、交通費、交際費、お小遣い、教材費、試験代金など)10~20万円
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
①+その他にかかる費用=255万円~300万円/3学期間
その後、高校の1年間でかかる費用概算:220万円~250万円
※ニュージーランドの場合、生活費、学費共にもう少しリーズナブルになります。

より詳しい内容は留学カウンセリングをご利用ください。

【学校見学】オーストラリア シドニーの高校を見学してきました。

オーストラリアのシドニー研修中、近郊の学校を見学する機会がありました。
これから海外の中学校や高校に留学したいと考えている方のために、オーストラリア、シドニーのあるニュー・サウス・ウェールズ州(以下、NSW州)の教育機関の簡単な説明と共に、見学してきた内容をまとめてご紹介します。

NSW州の学校について

日本の教育制度は、6・3・3、小学校6年、中学校3年、高校3年で高校卒業後、就職または専門学校や短大、大学への進学という流れが一般的かと思います。
このシステム、シドニーのあるNSW州ではどうなっているのでしょうか。

まず学年は‘Year’(イヤー)と呼ばれます。
教育制度の流れは、6・4・2、小学校が6年間でYear1から6、中学校が4年間でYear7から10、高校が2年間でYear11から12となります。尚、各学校は、中高一貫校となっていることが多いようです。

その後の高等教育機関(専門学校や大学)では、学年で呼ぶことはなく取得学位の過程‘degree’で呼ばれます。

高校留学 オーストラリアの高校ではどのようなことが学べるのか

海外の中学、高校ではどのような科目があるのか、気になったことはありませんか?

オーストラリアの中学、高校の場合、基本的には日本の中学、高校と同じように数学、理科、国語(英語圏なので英語)、美術や音楽、体育などの科目もあれば、日本と異なり、情報技術、経済学、ビジネス研究、法律、デザイン、外国語(フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語など)などの選択科目もあります。
日本はオーストラリアにとって大切な輸出国の一つのため、日本語教育が盛んです。

名前は同じ科目でも、授業内容は日本と異なります。
日本では、教科書にそって授業が進んでいきます。「教科書〇〇ページを開いて…」というのが授業の冒頭で先生が話していたのを覚えています。教科書で今日は〇〇ページから□□ページまで終了すると、そこまでのまとめを小テストする、そんな形式だったと思います。

しかし、オーストラリアでは、教科書の〇〇ページから□□ページまである程度予習してあることは当たり前で、その内容を活かして、テーマ(例えば「世界遺産 オーストラリアと日本の世界遺産はどう違うか」)をいくつかのグループに分け、さまざまなツールを駆使して独自に調べ、その後、授業で発表する、という展開になっており、「答え」や「ヒント」を導き出す為の、ひいては、生きていくためのアイデアを「考え」「見つけ出す」力を育むことを重視した授業内容になっております。また、ITリテラシー向上のためか、日本とは違い、パソコンやそのほかデバイスを授業中にフル活用していきます。

高校留学 オーストラリアの高校の試験って?

日本では、大学受験の際、センター試験や各大学の入学試験を受けますが、オーストラリアはどうでしょう。
オーストラリアで高校を卒業し、その後オーストラリアの大学に進学したいと考えた場合、どのような試験を受けるのでしょか。

オーストラリアの場合、高校在学中、授業に積極的に参加したり、課題をこなしたりしていかなければ当然日々の成績に影響を及ぼします。また、卒業前に行われる試験で良い成績を収めなければ、その後の進学に深刻な影響を及ぼします。

州によって呼び名は違いますが、大学などの高等教育機関に入学を希望する際、生徒達はYear12(高校3年次)に州の統一試験を受けます。NSW州の統一試験はHigher School Certificate(HSC)と呼ばれ、HSCの成績が進学できる大学のレベルに直結します。

Higher School Certificate(HSC)は、高い評価を受け、国際的に認められた資格です。高校の2年間の課程での評価課題の他、一部の教科は、実習課題、またはフィールドワークが設けられ、最終学年の終わりには各科目の最終学外筆記試験が実施される。

詰め込んだ知識の暗記力を試すような大学入試を行う日本とは異なり、暗記力に頼る知識ではなく「考える力」を身に付けることを前提とした授業や評価内容となっているんだな、と感じました。

地元の高校見学


今回は、Kogarah High School(コガラ高校)という高校を見学する機会がありました。

Kogarah High Schoolは、留学生の受け入れ経験が豊富な学校で、英語コースから本科へ移行する学生も多いため、安心して渡航できる学校です。文武両道、スポーツも勉強もバランスよく力を入れている学校です。
40%の学生が大学進学し、その他の学生も多くが、専門学校などへ進学します。
ロケーションとしては、シドニーシティの中心地から少し南へ電車で25分~30分程度の閑静な住宅街にあります。
比較的、買い物するなどには特に困らないものの、都会的な誘惑の多い繁華街過ぎない環境が勉強に集中するには良いところだなと感じました。コガラ高校の留学生を対象とした英語コースには、中国、韓国、その他中東系の留学生が多く、日本人は非常に少ないです。私が見学した時も、コガラ高校のIEC(集中英語センター:高校の本科コースに入る前に英語を集中的に学ぶコース)にはワールドアベニューからの日本人留学生は一人しかいない状況で、英語を学ぶ環境としては最適な環境だと感じました。

IEC(集中英語センター)
NSW州立学校では12歳以上の生徒に集中英語プログラムを提供しています。
IECは学校制度の理解を促し、生徒に英語の授業と福祉サポートを提供しています。

第二言語としての英語(ESL)を教える資格を持った大卒の教職員が、中学・高等学校の主要科目で必要な英語の授業を行います。

高校留学のサポート体制

コガラ高校

留学生コーディネーターの存在:
NSW州立学校には熱心で思いやりのある留学生コーディネーターが在籍しており、留学生が最初に頼れる存在です。
留学生に対するサポート体制について、サポート制度は長い経験を経て確立されている印象を受けました。その場その場で臨機応変に対応しつつも、これまで受け入れてきた実績があるので問題が起こってもしっかり対応出来るという自信があるようです。

通信簿:
留学生の成績や単位査定、及び集中英語コースの就学内容などについてですが、留学生は成績のレポートも詳細が記載されたものを高校から定期的に受取ることができます。
内容は日本の通信簿より詳しいのでは?と感じるくらいです。

バディの存在:
希望している高校からバディと呼ばれる留学生の面倒を見てくれる生徒が一緒に入学をサポートしてくれるので高校に入って誰も友達がいない…… という状態を避けられます。英語研修を終えてからの高校入学とは言え、英語力や海外生活にまだまだ心もとないなか、友達がすぐにできるのはとても心強いですね。

NSW州での高校留学について、詳しくはワールドアベニューまでお問合せください。

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