私は早すぎ?遅すぎ?留学に行くのに適した年齢ってあるの?
留学に適した年齢があるのでしょうかという質問を多くの留学を検討されている方からいただきます。さまざまな留学をカウンセリングしてきた私達は「留学に行こうと思った時がベストなタイミング」とアドバイスをさせていただいています。ありきたりかもしれませんが、留学という大きな決断には人それぞれ、留学種別ごとにタイミングがあるのも事実です。今回は、さまざまなケースにとってベストなタイミングを紹介させていただきます。
中学生・高校生
中学・高校では夏休みや春休みなどの学校休暇期間中に短期留学、また年間を通して長期留学やさらに海外の中学や高校を卒業する卒業留学という種類があります。全般に通して言えることは、1年生・2年生のうちに留学へ渡航する方が受験勉強や進路に与える影響が少なく、また卒業留学をする際は入学がスムーズに進みます。海外の高校を卒業することを念頭においている場合は、遅くとも海外の高校二年次に入学する必要性があります。そのため留学の準備期間を考えると高校一年生の初期段階から考えなければいけません。こういった海外の教育機関卒業する学生の多くが、高校入学前から情報収集を始めているケースが多いといえるでしょう。
大学生・専門学校生
大学や専門学校は、卒業年次に近づくにつれてゼミや就職活動、研究など休学をしずらい環境になっていきます。つまり留学の種類にかかわらず大学1年生・2年生のうちから留学について前向きに検討しておくことが重要だといえるでしょう。一方で、短期間の留学を考えている場合は、卒業旅行の代わりに留学に挑戦する方も少数いらっしゃいますが、やはり留学できる期間が短くなりすぎる傾向になることから、できるだけ早めの留学を検討すべきでしょう。就職活動につなげる海外ビジネスインターンシップ・プログラムでは、もちろん就職活動前や就職活動の再チャレンジという意味合いがありますので、大学1年生〜4年生まで参加は可能ではありますが、なるべく低学年のうちに経験した方がリスクを減らすことができます。
学業や就職活動の予定を踏まえベストな渡航時期をまずはチャットで相談してみよう
社会人
社会人においてはベストな年齢やタイミングは多岐にわたります。まず意識した方がいいのが、30歳という年齢で、多くの国のワーキングホリデープログラムが30歳を上限としているため、ワーキングホリデーでの留学を考えているのであれば、30歳になる前から準備を進めた方がいいでしょう。他にも留学を考えるタイミングとしては退職した後の時間を使うことです。仕事につきながらの留学は原則難しいため、仕事を退職するタイミングがあった際に、自分へのご褒美や、一度は経験したい海外での長期生活、英語を集中的に学ぶ、キャリアチェンジのための勉強期間として留学を検討してみる方が多い印象を受けます。他にも、結婚前に自分で自分のことだけにお金や時間を投資したいと思い切って留学される方もいらっしゃいます。
さいごに
結果的に言える事は、留学に行こうと思い立ったのに行かないという決断になった際に納得できているかが大切ということです。留学を諦めたり先延ばしすることは簡単ですが、その決断に納得ができていない場合、将来大きな後悔につながるおそれがあります。留学は決断したタイミングより早くはいけませんが、留学に行くのが早ければ早いほど英語が身につく力や、留学で身につけた力を就職や実生活に活かせる時期が早くなります。できるだけ早く留学を決断して、自分の人生にポジティブな変化を早く与えるという考え方を実践してみるのもおすすめしています。
前の記事> 4. 留学する国の選び方
次の記事> 6. 留学の準備期間