このサイトは分析と改善のためにCookieを利用します。詳細はこちら

【オーストラリア】生活費はいくら必要?1ヶ月分の費用と節約のコツは?

治安や気候がよく人々もフレンドリーで女性でも安心して留学やワーキングホリデーに参加できるオーストラリア。しかし、物価が高いといわれており、滞在中にかかる生活費を心配する方は少なくありません。

ここでは、そんな現地での生活費を心配されている方のために、オーストラリアで1ヶ月間生活した際にかかる費用をご紹介します。また、留学するなら必ず知っておきたい「節約するコツ」も合わせてご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。世界遺産が豊富なオーストラリアだからこそ、節約して、浮いたお金を旅行や観光にあてるためにも、しっかり生活費や節約のコツを把握しておきましょう。

◉お知らせ◉
時給2,000円以上!と高時給で稼げるワーホリ先として注目を集めるオーストラリア。治安や気候もよく高い人気を誇ります。「はじめてのオーストラリアワーホリ説明会」ではカウンセリング経験豊富な留学コンサルタントがオーストラリアのワーキングホリデー基本情報を徹底解説いたします。参加は無料!お気軽にご予約ください。

目次‐【オーストラリア】生活費はいくら必要?1ヶ月分の費用と節約のコツは?
はじめに
オーストラリアでかかる1ヶ月の生活費
節約のコツは?
まとめ

はじめに

治安や気候がよく人々もフレンドリーで女性でも安心して留学やワーキングホリデーに参加できるオーストラリア。しかし、物価が高いといわれており、滞在中にかかる生活費を心配する方は少なくありません。

ここでは、そんな現地での生活費を心配されている方のために、オーストラリアで1ヶ月間生活した際にかかる費用をご紹介します。また、留学するなら必ず知っておきたい「節約するコツ」も合わせてご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。世界遺産が豊富なオーストラリアだからこそ、節約して、浮いたお金を旅行や観光にあてるためにも、しっかり生活費や節約のコツを把握しておきましょう。

オーストラリアでかかる1ヶ月の生活費


オーストラリアで1ヵ月生活した場合にかかる費用は、日本円で約15万円程度です。
ご自身の生活スタイルや、滞在する都市によって家賃や食費、交通費の相場が異なりますが、主要な都市のなかで最もリーズナブルといわれるのがケアンズ、そして最も生活費が高いといわれるのが、シドニーです。
以下では、生活にかかる各項目を最安値(ケアンズ)~最高値(シドニー)とで記載し、1ヵ月間の生活費合計額を計算してみました。

【内訳 1ヵ月間(4週間)の生活費相場】

項目 豪ドル 日本円($=90円の計算)
家賃*・光熱費 1000~1200ドル 90,000~108,000円
交通費 120〜180ドル 108,000〜16,200円
通信費 40〜60ドル 3,600〜5,4000円
食費 200〜400ドル 18,000〜36,000円
合計 1,360〜1,840ドル 122,400〜165,600円 + 交際費

*家賃はシェアルーム1~2人部屋の場合を想定しています。

物価が高いと言われがちなオーストラリアですが、世界の生活費について最大のデータベースをもつExpatistan.comによるとシドニーと東京との生活費を比較した際、約10%シドニーの方が安いという結果*がでています。また、イギリスやアメリカなど他の主要英語圏の主要都市と比較するとそこまで高くはありません。

【東京の生活費は、シドニーと比較して±何パーセント?】

食費 家賃 衣類 交通費 パーソナルケア 交際費 トータル
+24%
+14%
+4%
-3%
+33%
+3%
+10%

*参照:Expatistan

以下では、オーストラリア各都市でかかる生活費を項目ごと(家賃・光熱費、食費、交通費、通信費、交際費)にご紹介していきます。

家賃・光熱費


【主要都市の4週間の家賃相場】(シェアルーム 2~4人のの場合)

都市 豪ドル 日本円($=75円の計算)
シドニー 720〜920ドル 54,000〜69,000円
メルボルン 640〜800ドル 48,000〜60,000円
ブリスベン 480〜760ドル 36,000〜57,000円
ケアンズ 340〜520ドル 25,500〜39,000円
アデレード 320〜520ドル 24,000〜39,000円
パース 280〜480ドル 21,000〜36,000円
ホバート 280〜480ドル 21,000〜36,000円

*参照:日豪プレス、及びJAMS.TV

生活費の中で、一番割合を占めるのが家賃。特にオーストラリアの場合、住宅バブルの影響で都市部を中心に家賃が高騰しているため、1LDKなどに家に1人で住もうものなら、ひと月2,400ドル(約180,000円)以上してしまいます。そのため、多くの方がホームステイや、2ベッドルームや3ベッドルームの家でシェアハウス・シェアルームなどに滞在されていらっしゃいます。

ホームステイの場合、平日2食(朝・夕)、土日3食つき、光熱費込で月約9万円~10万円程度が相場です。ご飯が含まれているため食費はかかりませんが、郊外に家があることが多いため、交通費が高くなる傾向があります。
シェアハウスやシェアルームの場合、エリアやシェアする人数などによって家賃が大きく異なります。例えば、シドニーの市内で1人部屋を選んだ場合、家賃・光熱費で月約9万円〜12万円程度かかります。2〜4人部屋のルームシェアを選んだ場合、市内でも月約6万〜8万円程度に抑えることができるでしょう。
滞在方法については「オーストラリア留学中の滞在方法は?」でも説明しています。ぜひチェックしてみてください。

食費&交際費


【主要都市の1ヶ月間の食費・交際費の目安】
(ランチを3回、ディナーを2回、その他は自炊した場合)

都市 豪ドル 日本円($=75円の計算)
シドニー 780ドル〜 58,500円〜
メルボルン 740ドル〜 55,500円〜
ブリスベン 770ドル〜 57,750円〜
ケアンズ 720ドル〜 54,000円〜
アデレード 720ドル〜 54,000円〜
パース 790ドル〜 59,250円〜
ホバート 710ドル〜 53,250円〜

*参照:NUMBEO

日本よりも高く感じてしまうのが外食費です。日本でランチを食べようと思うと、約500円から1000円前後で食べることも可能です。しかし、オーストラリアでは約700円から2000円程度かかってしまいます。そのため、外食すればするほど、出費がかさんでしまうことは言うまでもありません。
しかし、スーパーなどで食材を購入し、自炊する場合は、食費代はさほど日本と変わりはありません。自炊中心で1ヶ月過ごした場合、約1万2000円〜2万円程度に食費代を抑えることができます。特に野菜や果物はグラム単位で安く購入ができるため、1人用の食事を購入するにはぴったりです。

また交際費は、どこに行くか、そして何をするかでも、費用が大きく異なります。渡航したばかりの頃は、語学学校でできたお友達と観光地に行ったり、飲みに行ったりと、外出する機会が多くなる傾向があります。「節約したいけど、友達作りのために誘いを断りたくない…。」という場合は、レストランやバーが行っているハッピーアワーの時間帯に出かけるなど、少し工夫して遊びにいくとよいでしょう。

交通費


【主要都市の1ヶ月間の交通費の目安】
(ZONE1から市内に毎日往復した場合)

都市 豪ドル 日本円($=75円の計算) 参照サイト
シドニー 180ドル 13,500円 Transport NSW
メルボルン 180ドル 13,500円 PTV VIC
ブリスベン 160ドル〜 12,000円 Translink
ケアンズ 130ドル 9,750円 Sunbus
アデレード 140ドル 10,500円 Adelaide Metro
パース 135ドル 10,125円 Transperth
ホバート 150ドル 11,250円 Metro Tas

オーストラリアの交通手段は、主に電車やバス、トラム(路面電車)、フェリーがあります。家賃・光熱費でもお伝えしましたが、ホームステイへの滞在を希望の方や、シェアハウスで家賃を抑えたい方の多くは、郊外に住むことになるでしょう。郊外に住むと、交通機関を利用して語学学校やアルバイト先に行くため、思ったよりも交通費が高くなってしまう、ということがあります。そんな時は、日本のSuicaやICOCAのような交通系ICカードを利用しましょう。オーストラリアの主要都市ごとに異なる種類のカードが存在し、そのサービスも都市によってさまざまです。
例えば、シドニーの場合はOPALカードと呼ばれるICカードがあり、1日や1週間で利用上限額が設定されており、上限額に達すれば、それ以降何度乗車しても課金されません。さらには、1週間の内、8回乗車すれば、それ以降は半額料金で乗車が可能です。また、通勤・通学のラッシュ時を避けるとさらに安くなるなど、充実したサービスがあるため、賢く利用すれば、交通費を節約できるでしょう。渡航先が決まれば、事前に確認しておく、あるいは、現地に到着後、語学学校のお友達にどんなサービスがあるのかを聞いてみるのもよいでしょう。
詳しくは、「オーストラリアの交通費 主要8都市を比較」も参考にしてみてください。

通信費


【1ヶ月間の通信費の月間使用料の目安】

通信会社 プリペイド 月間・年間契約
ボーダフォン プラン名:Combo Plus
金額:$40
ギガ数:40GB
(自動課金設定の場合)
有効期限:35日間
タイプ:年間契約
月額:$50
ギガ数:60GB
テルストラ プラン名:Pre-paid Max
金額:$40
ギガ数:20GB
有効期限:35日間
タイプ:月間契約
$60/月
60GB
オプタス プラン名:Optus Epic Data
金額:$40
ギガ数:20GB
(最初の3回のみ45GB)
有効期限:28日間
タイプ:月間契約
月額:$49
ギガ数:60GB

海外生活で必需品となるのが携帯電話。
日本での通信会社をそのまま現地で使うと高額の支払いになるため、ワーキングホリデーや長期間の留学をする方は、現地の通信会社でSIM契約や、携帯電話契約をされる方がほとんどです。オーストラリアでは、3大通信会社、ボーダフォン(イギリス系)、テルストラ(国営)、オプタスが有名です。契約の種類は、プリペイ(プリペイドSIMカード)とポストペイ(月間・年間契約)があり、一般的にポストペイの方がデータ量や海外無料通話が優遇されています。短期留学はプリペイド、ワーキングホリデーや長期留学はポストペイを選ぶとよいでしょう。
もっと詳しく知りたい方は「知っておくと便利なオーストラリアの通信会社」も参考にしてみてください。

節約のコツは?


ここまでお伝えしてきたオーストラリアの生活費の情報をご覧になって、「現地の生活費って思ったより高いんだな…。」と思われた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、少し工夫をするだけで、節約でき、生活費をおさえることができます。こちらでご紹介する節約のコツをしっかり覚えれば、お金を貯めることさえできるかもしれません。

まず、家賃を節約したい場合は、市内から少し離れた郊外の物件を探しましょう。ほとんどの都市では、ICカードに課金される交通費の金額に上限があるため、少し遠くても郊外を選ぶ方がよいでしょう。また、物件を探す際は、家賃だけでなく、交通費を考慮して選ぶこともポイントです。

食費を節約したい場合は、自炊をすることをおすすめします。ランチを作るのが手間だと思う方も多いと思いますが、毎日ランチを外で食べていると、それだけで高額になってしまいます。ランチを作るのにあまり時間をかけたくない、という方は、サンドイッチやパスタなど、手軽なものをぜひ作ってみてください。また、アルバイトをする際に、飲食店を選ぶのも食費を節約するポイントです。なぜなら、飲食店ではまかないが出してくれるお店が多いため、食費を浮かせるチャンスがあるからです。

交際費を抑えたい場合は、誘われたものすべてに参加するのではなく、取捨選択することが大切です。予算を設定し、今月いくら使ったかを把握し、予算を管理しながら調整してみましょう。

交通費を節約したい場合は、滞在する都市の割引きとなる乗車区間や、時間、曜日、乗車回数などのサービスを確認しましょう。通信費でご紹介させていただいた通り、交通系ICカードを利用し、各種割引きサービスや特性をうまく活用すれば、交通費の削減が可能です。

最後に、通信費の節約方法ですが、Wi-Fi環境がある場所で携帯を使用する際は、携帯のデータではなく、Wi-Fiを使うようにしましょう。
なぜなら、ギガ数が足りなくなると、追加課金が必要になり、さらにお金がかかってしまうからです。そのため、データ量もできるだけ確認しながら使うようにしましょう。また、動画や音楽を使いたい場合は、Wi-Fi環境にいる間に、あらかじめダウンロードしておくとよいでしょう。

その他の節約方法は、「留学中の生活費はどうやって節約する?」でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。 こちらでご紹介した節約のコツを実践しながら、さらに現地でアルバイトをすれば、旅行やプライベートを楽しむためにお金を使うことをできます。学生ビザの場合は2週間の内、48時間(2023年7月1日現在)までと就労可能時間が限られていますが、オーストラリアでは、学生ビザ・ワーキングホリデービザ共に就労が可能です。したがって、アルバイトで生活費の一部、あるは全てをまかなうことができるため、より無理なく生活しやすい環境が整っていると言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?人によっても個人差はありますが、うまくメリハリをつけて節約すれば、貯金もできて、観光や旅行も楽しむことができます。特にオーストラリアの場合、学生ビザでもワーキングホリデービザでも就労が可能なため、滞在中に生活費を工面でき、生活しやすい国と言えます。世界的に物価は高いと言われますが、しっかり情報収拾をして、工夫をして生活をすれば、快適に過ごすことができるでしょう。あとは、出発する前までにいくら必要なのか、また滞在中にいくら必要なのかを計算し、日本でもしっかり準備金を貯めておくとよいでしょう。オーストラリアの留学費用をもっと詳しく知りたい、という方は「オーストラリアの留学費用」も参考にしてみてください。
現地での生活をより有意義なものにするためにも、しっかり費用や生活費を把握して、費用計画を立てましょう。1人で計画を立てるのは難しい、と感じている方は、一度留学カウンセラーに相談してみるとよいかもしれません。

← オーストラリア留学の基本知識へ戻る

  • JAOS
  • J-Cross
  • ICEF AGENCY STATUS
  • IALC Approved Agency
  • 東京都知事登録旅行業 第3-6137号

ページトップボタン