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【ワーキングホリデー 】短期でもOK?
ベストな滞在期間や学校に通う期間

18歳から31歳までの若者に人気のワーキングホリデー。ワーキングホリデー制度は、日本と協定国の異文化交流や相互理解を促進するために生まれた、原則1年間、国によっては最長3年間もの間、海外で暮らすことができる制度です。この制度の最大の魅力は、滞在期間中は語学学校で英語の勉強をしたり、アルバイトをしたり、アクティビティやイベントに参加したりするなど、自分の希望や目的に合わせてさまざまなことにチャレンジできることです。

自由にいろんなことにチャレンジできると言っても、「短期では行けないの?」「みんな実際どれくらい海外に滞在しているの?」「何ヶ月学校に通うべき?」などの疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。また、目的や目標にあったベストな滞在期間や学校に通う期間がわからなければ、なかなか費用の計画も立てづらいとお考えの方も多いかと思います。

そこで今回は、ワーキングホリデーでを利用した場合の、おすすめの滞在期間や、就学期間、滞在期間ごとの費用をまとめてご紹介します。より具体的にワーホリについて相談したい!という方は個別留学カウンセリングをご利用ください。

1.短期でもいける?ワーキングホリデーに最適な期間▼ 
2.学校に通うベストな期間は▼ 
3.期間によって費用は違う?▼ 
4.しっかり計画をたてないと、失敗してしまうかも?!▼ 
5.まとめ▼ 

1.短期でもいける?ワーキングホリデーに最適な期間


ワーホリで1ヵ月間渡航したいが可能か?というご相談をときどきいただきます。
結論からいうと、1ヵ月間でも2ヵ月間でもワーホリ制度を利用し渡航することは可能です。理由は、ワーホリの滞在期間は最長1年間(国によって異なる)というだけで、1年間、必ず滞在しなければいけないという制度ではないためです。
したがって、1ヵ月間でも2ヵ月間でも、8ヶ月間でも、10ヶ月間でもご自身の希望に合わせて期間を選ぶことが可能です。

しかし、3ヶ月未満の短期の滞在をお考えの方には、ワーキングホリデービザを使うことはあまりおすすめしません。なぜなら、滞在期間が短ければ短いほど、現地でアルバイト先を見つけることが困難になるためです。働き先が見つからなければ、結局、語学学校に通うだけ、観光するだけで終わってしまう可能性が高くなります。ワーキングホリデービザは1ヶ国につき1人1回きりの特別な制度です。よって3ヶ月以内の渡航の場合は、貴重なワーキングホリデーを申請しなくとも、観光ビザをご利用いただくことをおすすめします。
短期留学経験を経て、長期滞在を決意した後に、ワーキングホリデー制度を利用することをおすすめします。

ワーキングホリデーの制度を利用して「海外で就労経験をつみたい」とお考えの方は、少なくとも半年以上、できれば8~12ヶ月ほど滞在することをおすすめします。半年以上滞在することができれば、語学学校に3~4カ月通い、しっかり英語力を伸ばしたうえで、アルバイトを始めることができます。また、滞在中、他の都市や国に遊びに行くゆとりもできるため、より充実した海外生活を送ることができるでしょう。

2.学校に通うベストな期間は


現在の英語力や、どれくらいの英語力を身に付けて帰りたいかによっても異なりますが、基本的には3~4ヶ月間は通うことをおすすめします。すでに留学経験がある方や日本でも日常的に英語を使う方、あるいは、とにかく費用を抑えたい、という方は1~2ヶ月間だけ集中して学んでもよいでしょう。反対に、英語に自信がないという方は4~6ヶ月間ほど語学学校に通うことをおすすめします。基礎からしっかり学ぶことができるうえに、学校でお友達を作り、学校のお友達と遊びに行くことでアウトプットをする機会を増やすことができます。日本人は特に発言することに抵抗を持っている方が多いため、しっかり語学学校に通うことで、抵抗なく話せるようになるでしょう。

また、英語力を伸ばすだけでなく、ルームシェア先やアルバイト先の探し方など、現地での生活の情報を集めることができるのが、語学学校に通うメリットのひとつです。短期間の就学の場合でも、履歴書を添削してもらったり、面接のポイントを教えてもらったりするなど就学期間中はフル活用するようにしましょう。語学学校のあとに仕事探しを考えている方は、「ワーホリリアルなお仕事事情!探し方のコツと職種を紹介」もぜひ参考にしてください。

3.期間によって費用は違う?


多くの方が驚くかもしれませんが、なんと、滞在する期間が異なっても、初期費用に大きな差はありません。むしろ長く滞在する方が、費用が安くなるケースもあります。

ではまず、6ヶ月間の滞在のうち、語学学校に3ヶ月間通う場合にかかる費用を確認してみましょう。

【滞在期間:6ヶ月 + 就学期間:3ヶ月間の費用】

学費(3ヶ月分)
約40万円前後
航空券(片道
約10万円~
海外留学生保険(6ヶ月分)
約10万円前後
ワーキングホリデービザ申請費用
約2.5万円~4万円
持参する生活費(3ヶ月分)
約30万円~
合計
約93万円~

次に、1年間滞在し、そのうち語学学校に3ヶ月間通う場合にかかる費用をご紹介します。

【滞在期間:1年間 + 就学期間:3ヶ月間の費用】

学費(3ヶ月分)
約40万円前後
航空券(片道
約10万円~
海外留学生保険(6ヶ月分)
約20万円前後
ワーキングホリデービザ申請費用
約2.5万円~4万円
持参する生活費(3ヶ月分)
約30万円~
合計
約103万円~

上記の表から、ワーキングホリデーにかかる費用のうち、滞在期間で大きく異なる点は「海外留学生保険代金」のみ、ということがお分かりいただけるかと思います。
ワーキングホリデーで渡航すれば、現地で仕事をしてお金を稼ぐことができるため、全ての滞在期間の生活費を準備する必要がありません。したがって、出発費用は6ヶ月間でも、1年間でも、大きな差がないのです。

3ヶ月後にアルバイトができるまでの英語力を身につけることができるか不安……という方は、しっかり渡航前から英語の勉強に取り組みましょう。英語ができればできるほど、現地で時給が高い仕事に就けるチャンスは上がるため、費用面だけでなく、英語力の面でもしっかり準備をしておくことをおすすめします。

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各国のワーキングホリデー費用の目安を知りたい方は、「ワーホリは留学費用が少なくても挑戦できる?」もご覧ください。

4.しっかり計画をたてないと、失敗してしまうかも?!


語学留学や他の留学プログラムと比較し、費用を抑えることができるのがワーキングホリデー最大の魅力です。しかし、渡航前からしっかり計画を立て、実行する必要があるプログラムでもあります。その理由は、勉強もバイトも遊びも自由にすることができるため、しっかり自制せずに、楽しいことや楽な方に流されてしまう方が多くいらっしゃるからです。今日は勉強しようと決めていても、友達から飲みに誘われたら行きたくなるのは世の常です。しかし、学校以外では勉強もしないまま毎日遊びにいき、帰国直前になって思ったほど英語力がついていないと気づいても、後の祭りです。

渡航前から帰国後の就職活動や転職活動を見据え、どれくらいの英語力を身につけて帰りたいのか、どんな経験をしたいのかなど、目標をしっかり立てておきましょう。目標を設定する際は、中間目標や月間目標を決めておくと、なおよいでしょう。直前の目標を立てておくことで、より勉強やすべきことを実現でき、充実したワーキングホリデー生活にできるはずです。必ずワーキングホリデーを成功させたい、と考える方は、「帰国後に就活を有利にすすめるコツ」や、「ワーキングホリデー中に取得できる資格一覧」も合わせてご覧ください。

5.まとめ

今回はワーキングホリデーで渡航する場合のおすすめの滞在期間や、就学期間、そして各滞在期間の費用についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
おすすめの期間や就学期間があるものの、ご自身の目標や状況によっては、最適な期間は異なります。ご自身にあった期間を詳しく知りたい、という方は、一度留学カウンセラーにご相談ください。

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