留学先や留学期間を決める上で、費用は重要な指標ですよね。この記事では、オーストラリアで語学留学した場合、何にどのくらいの費用がかかるのか?を具体例をもって解説します。
前提条件 ▼ |
オーストラリアの語学留学にかかる費用(内訳) ▼ |
1年間語学留学した場合の費用を人気都市&語学学校を例にご紹介 ▼ |
ケース1. シドニー|アイ・エル・エス・シー オーストラリア ▼ |
ケース2. メルボルン|グリニッチイングリッシュカレッジ ▼ |
ケース3. ブリスベン|インパクトイングリッシュカレッジ ▼ |
留学費用を安く抑えるためのコツ ▼ |
まとめ ▼ |
前提条件
オーストラリアでの語学留学には短期語学留学と長期語学留学と呼ばれる二つの種類があります。
1 短期語学留学
短期留学は、最短2週間から最長12週間(約3ヶ月間)まで留学を指します。原則観光ビザを利用します。メリットとしては、ビザ申請に伴う手間があまりかからず、ビザの申請費用もリーズナブルという点です。オーストラリアでの短期留学について、また短期留学でかかる費用については別のページでご紹介していますので、そちらをご参照ください。
2 長期語学留学
長期留学とは、最短13週間以上、上限はありませんが一般的には最長1年程度の留学を指します。原則学生ビザを利用します。メリットとしては、語学力向上に加え、滞在期間中「働ける」点です。収入を得ながら滞在できるため、滞在費用を抑えることができます。長期語学留学に関する詳細はこちらからご覧ください。
ここでは、2の長期語学留学の費用について詳しく解説していきます。なお、学校の学費についてはキャンペーンなどにより割引されたり、年度の切り替えに伴い値上がりしたりする可能性がございます。最新の費用については留学見積シミュレーションにてご確認ください。
なお、当記事での日本円は、為替はAUD=100円で計算致しております。
オーストラリアの語学留学にかかる費用(内訳)
オーストラリアで語学留学した場合にかかるお金は次の通りです。
・語学学校の学費
・ビザ申請書費用
・航空券代金
・海外留学生保険
・留学エージェントサポート費用
・生活費用
何にどのくらいのお金がかかるのか、一つずつみていきましょう。
1 語学学校の学費
語学学校の費用、いわゆる学費には、入学金、教材費、授業料が含まれます。学校によって費用は異なりますが、相場としては次の通りです。
AUD | 日本円 | |
---|---|---|
入学金 | 200 – 300ドル /回 | 20,000円 – 30,000円 |
教材費 | 15 – 45ドル /週 | 1,500円 – 4,500円 |
学費 | 350 – 560ドル /週 | 35,000円 – 56,000円 |
2 ビザ申請書費用
オーストラリアの学生ビザ申請に必要な費用はビザ申請費用とOSHC加入費用です。
ビザ申請費用は、ビザ審査に伴いオーストラリア移民局に支払う費用で、2,000ドル(約200,000円)かかります。OSHCとはOversea Students Health Coverの略で、学生ビザで滞在する上で加入が義務付けられたオーストラリアの留学生用健康保険です。利用する保険会社やプランによっても異なりますが、月50ドル程度(約5,000円)かかります。
※OSHC – Overseas Student Health Cover プロバイダー: Bupa(保険会社)
なお、健康診断の必要があると判定された場合は、健康診断費が別途必要となります。学生ビザで18歳以下の小児の場合は申請に必要な書類が増えるため、書類発行と翻訳にかかる費用が別途必要となってきます。
3 航空券代金
こちらも留学に伴い必須でかかる費用の一つです。以前は片道10万円以下で購入できるものも非常に多かったオーストラリアですが、現在は燃油サーチャージを含めると、10万円を超えるものも増えています。
現在、ほとんどの航空会社ではダイナミックプライシング(価格変動制)が採用されており、需要や予約状況、為替レートなどによって航空券の価格が日々変動します。特に繁忙期や予約が集中する時期には、数日、場合によっては数時間で大きく値上がりすることもあります。新型コロナの影響で減便されていた国際線は徐々に回復していますが、2025年現在でも便数はコロナ前の水準には完全には戻っておらず、座席の供給不足が価格上昇の一因となっています。
さらに、航空券代とは別にかかる燃油サーチャージも国際情勢や原油価格の影響で高止まりしています。ロシアや中東情勢の影響に加え、円安傾向も相まって、コロナ前の2019年頃と比べると依然として2.5〜4倍の水準で推移しており、留学や旅行の総費用に大きく影響しています。
参照:IATA – Airfare, jet fuel price, and inflation
オーストラリア行きの航空券購入方法についてはこちらからご確認いただけます。
4 海外旅行保険
海外旅行保険の料金は、利用する保険会社や加入するプランによって変動しますが、一般的に、月々2万円程度からが相場です。保証内容として含まれるのは、治療・救援費用はもちろんのこと、障害死亡・後遺障害、賠償責任、携行品損害などが含まれます。
OSHCに加入していくから、海外旅行保険には加入しなくてもいいのでは?と考えられる方もいらっしゃいますが、上記のように保証内容が異なるため、原則ご加入いただく必要があります。
5 留学エージェントサポート費用
ワールドアベニューのオーストラリア語学留学プログラムのサポート費用は30,000円(税別)です。
サポートには、学校への出願や学費の海外送金代行、ビザ申請のお手伝い、航空券購入や保険加入手続き代行、滞在手配など、語学留学に伴う各種手続きが網羅的に含まれています。また、ご渡航後も、納税者番号の取得や銀行口座開設など対応されるお客様の疑問や質問に継続してお答えします。
6 生活費用
ご渡航後の生活費用は、渡航先の都市、お客様の生活スタイルなどによって異なりますが、相場としては、15万円〜20万円です。
項目 | 生活費の目安 |
---|---|
家賃(光熱費込み) | 8万円から11万円 |
食費(自炊) | 3.5万円から4.5万円 |
携帯代 | 5千円から6千円 |
交通費 | 1.5万円から1.8万円 |
交際費 | 1.5万円から2.1万円 |
合計 | 15万円から20万円/月 |
オーストラリアはアメリカやカナダと異なり、語学留学中、働くことが許されています。もちろん、本業は学業ですので、2週間で最大48時間までと制限はあるものの、時給の高いオーストラリアでは、きちんと働けば生活費を賄うことができます。
アルバイト収入の例
最低時給 24.95ドル(約2,320円)× 48時間 /2週間 × 2週間 = 2,395,2ドル(約23万円)
交際費を含めると貯金ができるほど稼げるわけではありませんが、贅沢をしなければ、貯金を切り崩さなくても生活ができそうですよね。ただ、雇用主側としても2-3ヶ月しか働けない人はなかなか雇ってはくれません。また、渡航してすぐ働き始めるのは難しく、働き出せるようになるには最低でも1−2ヶ月はみておいた方がよいでしょう。よって、留学途中から働いて生活費を賄えるのは、最低でも7-8ヶ月以上の渡航期間の方が対象になるとお考えください。留学期間が6ヶ月未満の方は、6ヶ月分の生活費をきちんと準備していきましょうね。
オーストラリアの学生ビザ情報はこちらからご覧ください。
1年間語学留学した場合の費用を人気都市&語学学校を例にご紹介
ここからは、留学先として人気の都市、そしてそれぞれの都市にキャンパスを構える人気語学学校を例に、1年間の留学費用をご紹介します。学校やコースによって、費用は変動しますので、異なる学校をご希望の方は、留学見積シミュレーションを利用し、費用をチェックしてみてくださいね。
なお、全てのケースにおいてワールドアベニューのサポート費用と渡航に伴う航空券や保険の費用、そして現地生活費とアルバイト収入は目安として以下のように設定します。
渡航費用 + 渡航後の生活費 = 923,000円・・・①
項目 | 費用 |
---|---|
ワールドアベニューサポート料金 | 33,000円(税込) |
航空券代金(目安) | 約150,000円 |
海外旅行保険(目安) | 約200,000円 |
生活費(目安) | 約150,000円 × 12ヶ月分 = 1,800,000円 |
アルバイト収入 | 約180,000円 × 7ヶ月分 = 1,260,000円 |
ケース1 シドニー|アイ・エル・エス・シー オーストラリア
シドニーはオーストラリア最大の都市です。旅行先としても留学先としても高い人気を誇る都市の一つで、語学学校も数多くキャンパスを構えています。物価は田舎の都市と比較すると高くなりますが、求人も多いため、半年以上留学される方にはおすすめです。
シドニーでの留学情報はこちらからご覧いただけます。
ILSC Australia(アイ・エル・エス・シー オーストラリア)
シドニー中心地にキャンパスを構え、豊かな国籍と豊富な選択科目、そしてオーストラリアでは珍しい細かなレベル分けが特徴。教師陣の質も高く、学習面以外の生活面のサポートにも定評があります。ilscにはいくつかコースがありますが、今回は、一般英語コース フルタイム 20時間/週を48週間(約1年間)受講した場合の費用をご紹介します。
合計 2,614,000円(費用①と語学学校費用との合算)
語学学校費用 | AUD | 日本円 |
---|---|---|
入学金 | 240ドル | 24,000円 |
教材費 | 350ドル | 35,000円 |
学費(割引適用) | 19,680ドル → 16,320ドル | 1,632,000円 |
※最新の費用は、見積もりシミュレーションでご確認いただけます。
ILSCについてもっと詳しく知りたい!という方は学校情報ページをご覧ください。
ケース2 メルボルン|グリニッチイングリッシュカレッジ
メルボルンはシドニーに次ぐオーストラリア第二の都市です。メルボルンは3人に1人が外国生まれと言われるほど多種多様な人々がともに生活するグローバルな環境があります。テニスやマラソンなど、世界的なスポーツイベントも多く、イベントスタッフのような、一般的な飲食店などとは異なる経験もできる場所です。物価はシドニーと同じく高めですが、求人数が多いため、こちらも長期留学先としておすすめです。
メルボルンでの留学情報はこちらからご覧いただけます。
Greenwich English College(グリニッチ イングリッシュ カレッジ)
カフェやアート、スポーツなどで有名なメルボルンの中心地にキャンパスを構える学校です。モダンな校舎とサポートフル学習環境、質の高い講師陣と魅力が多く世界中から留学生が集います。グリニッチにはにはいくつかコースがありますが、今回は、一般英語コース フルタイム 25時間/週を48週間(約1年間)受講した場合の費用をご紹介します。グリニッチは、一般的な他校の就学時間よりも週5時間ほど長いという特徴もあります。
合計 2,352,000円(費用①と語学学校費用との合算)
語学学校費用 | AUD | 日本円 |
---|---|---|
入学金 | 250ドル | 25,000円 |
教材費 | 600ドル | 60,000円 |
学費(割引適用) | 19,440ドル → 13,440ドル | 1,344,000円 |
※最新の費用は、見積もりシミュレーションでご確認いただけます。
Greenwich English Collegeについてもっと詳しく知りたい!という方は学校情報ページをご覧ください。
Greenwich English Collegeの情報はこちら
ケース3 ブリスベン|インパクトイングリッシュカレッジ
ブリスベンは、シドニー、メルボルンに次ぐ、オーストラリア第三の都市です。人口は増加傾向にあるものの、シドニー、メルボルンと比較すると人口密度は低く、少しのんびりした雰囲気があります。年間を通して晴天率が高く、冬でも日中は半袖で過ごすことのできる温暖な気候も魅力です。少し足を伸ばした先にはサーファーズパラダイスで有名なゴールドコーストや、世界遺産グレートバリアリーフのあるケアンズなど、観光名所も多く存在します。観光客が多く訪れる地域でもあるため、ホスピタリティ・ツーリズム系の仕事に興味のある方にもおすすめです。
ブリスベンでの留学情報はこちらからご覧いただけます。
参照:都市別人口
Impact English College(インパクト イングリッシュ カレッジ)
スピーキング力向上に焦点を当てたカリキュラムと徹底したイングリッシュオンリーポリシーが魅力の語学学校です。長年英語教育に携わった経験をもつ日本人スタッフも在籍しているため、英語初級の方でも安心です。インパクトにはいくつかコースがありますが、今回は、一般英語コース フルタイム 20時間/週を48週間(約1年間)受講した場合の費用をご紹介します。インパクトはバリスタコースにも定評があるため、一定の英語力をクリアしたら、バリスタコースに挑戦するのも一つです。
合計 2,693,000円(費用①と語学学校費用との合算)
語学学校費用 | AUD | 日本円 |
---|---|---|
入学金 | 200ドル | 20,000円 |
教材費 | 700ドル | 70,000円 |
学費 | 19,200ドル → 16,800ドル | 1,680,000円 |
※最新の費用は、見積もりシミュレーションでご確認いただけます。
Impact English Collegeについてもっと詳しく知りたい!という方は学校情報ページをご覧ください。
留学費用を安く抑えるためのコツ
コツはずばり!早く働き出せるように準備をすることです。
留学費用を抑えようと思うと、「少しでも安い学校に行こう」「外食せずに自炊しよう」など、ついつい出費をいかに抑えるか.. を考えがちです。せっかく留学して、いろんな経験をしようと考えているのに、出費を抑えることで、行動や学びが制限されてしまうのは勿体無いですよね。
幸いにもオーストラリアでは語学留学でもアルバイトすることができます。就労可能な時間も2週間で最大48時間までと比較的長く、時給も高いため、贅沢しなければ生活費とトントンくらいの収入は得ることができます。
オーストラリアの学生ビザについて、詳しくはこちらご覧ください。
早く働き出すためには、
・出発前に英語の基礎力を少しでも伸ばしておくこと
・履歴書やカバーレターを事前に準備しておくこと
・仕事探しの方法を事前に把握しておくこと
・働き出すまでに必要な資格や準備を事前に把握しておくこと
などがポイントとして挙げられます。詳しくは、留学説明会や個別留学カウンセリングで聞いてみてくださいね!
合わせてよみたい!
・留学中の生活費はどうやって節約する?
・【オーストラリア】生活費はいくら必要?1ヶ月分の費用と節約のコツは?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一見すると物価が高く、留学費用も高額になりがちなシドニーですが、渡航後の現地生活サポートを付けても、ブリスベンやパースとほぼ変わらない費用で留学をすることが可能です。
オーストラリアでの語学留学は、目安として年間230万円〜300万円程度が相場ですが、留学先の都市や選ぶ語学学校、また学校の割引、生活の仕方などで大きく変わるということがお判りいただけましたでしょうか。
他都市の具体的な費用や割引を実施する語学学校など、お気軽にご相談ください。