留学行くならオーストラリア?
各国との比較
オーストラリア | アメリカ | イギリス | カナダ | ニュージーランド | フィリピン | |
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治安 | ◎ | △ | △ | ○ | ◎ | ☓ |
自然 | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ |
ワーキングホリデー | 最長3年間 | 無し | 最長2年間 | 最長1年間 | 最長1年3ヶ月間 | 無し |
英語環境 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | △ |
時差 | +0.5 ~ +2 | -14 ~ -17 | -8 ~ -9 | -14 ~ -17 | +3 ~ +4 | -1 |
物価 | 普通 | 高い | 高い | 普通 | 普通 | 安い |
オーストラリア留学
10のメリット
留学先選びで大切なのは渡航国の安全性です。事件や事故に巻き込まれてしまう可能性が高い国ではじめての留学を経験するのはリスクが高いと同時に不安が大きくなってしまいます。オーストラリアは銃刀法が厳しく銃の所持が難しい他、政情不安の要素も現状なく暴動や騒動のリスクも低い国の一つです。世界各国の中でも安定した国で留学生活を送れるのは大きなメリットといえます。
観光ビザを利用した短期留学でもフルタイムで就学でき、学生ビザでも就労が許可され、ワーキングホリデーでは最長3年間滞在することができるなど世界広しといえど、オーストラリアほど豊富且つ充実した留学制度を持つ国はありません。
留学先を選ぶ上で大きな選定ポイントとなるのが、その国の教育レベルです。QS世界大学ランキングによるとオーストラリアはわずか43大学のうち7校もの大学が世界大学ランキング100位内にランクイン。世界水準の教育を提供する国です。
オーストラリア留学最大のメリットの1つが、「就労可能な留学制度」です。しかも、アルバイト就労で得られる収入は、最低時給が税引前23.23豪ドル(2023年7月現在)と法律で定められており、日本のアルバイトと比較すると高い収入を得られるため、留学生活を安定させることができます
オーストラリアのワーキングホリデー制度には「セカンドワーキングホリデー」、そして「サードワーキングホリデー」と呼ばれる制度があります。セカンドワーキングホリデーとは、1年目のワーキングホリデーの間に、政府指定の地域で88日間以上、季節労働をすることにより2年目(2回目)のワーキングホリデーに、またサードワーキングホリデーは2年目のワーキングホリデー期間中に6ヶ月以上の季節労働をした方には3年目(3回目)のワーキングホリデーに挑戦できるという制度です。他のワーキングホリデー制度を持つ国にはない特有の制度で、他国では得られない経験やチャンスを得ることができます。
留学生の権利を保護するための法律「留学生のための教育サービス(ESOS)法」があり、安心して留学することができます。ESOS法では、各教育機関が提供する教育サービスの品質管理や、教育機関がなんらかの事情でコース提供できない場合などの転校および返金などに対応します。
最大のメリットの一つ「時差」。留学中であっても日本にいる家族や友人と連絡を取りやすい時差となっています。留学生活を心配するご家族とも連絡が取りやすいというのは安心して留学に送り出してもらえる要素の一つでしょう。
世界のグローバル化が進むなか、英語力と同様、またはそれ以上に重要視される「異文化理解力」。世界200ヵ国の人々が共存するオーストラリアでの留学には、グローバル社会で求められる「異文化理解力」を身に付けることのできる環境があります。
留学先の気候は、留学先の国や都市を選定する上で大きな要素の一つです。日本の23倍と広大な土地を有し、地域によって気候が異なります。全般的に各都市は温暖な気候であり、過ごしやすい環境といえます。温暖な気候は、留学に必要な持ち物(洋服など)が少なくてすむという点や、開放的な気持ちで留学生活を楽しめるなど、さまざまなメリットがあります。
世界200ヵ国以上の人々が集う国であるため、世界中の人々が使う個性あふれる英語に触れることができるため、グローバル社会で求められる英語力を身に付けることができます。これは多民族国家の留学だからこそ得られるメリットの一つです。
オーストラリア留学
5つのデメリット
デメリット1
物価が高く感じる
確かに外食は高い傾向にありますが、フードコートやハッピアワーを利用するとお弁当などが安く買うことができます。留学生の多くは自炊し、お弁当を自分で作ることで出費を抑えています。家賃も一人部屋ではなく二人部屋にすると安くなったり、少し郊外に移動すると一人部屋でも安く借りることが可能となります。また、物価の高さに比例して給与が高いというメリットもあります。オーストラリアの最低時給は23.23豪ドル(2023年7月現在)と英語圏の国の中でもダントツで高く、留学中にアルバイトし、生活費に充当することで全体的な費用を抑えることも可能です。
デメリット2
消費税や所得税が
留学生でも徴収される
高額商品を留学中に購入された場合は、帰国時に空港で免税手続きを行うことでGSTが返金される可能性があります。(TRS手続き)購入60日が経過する前の出国が必要となる他、300ドル以上(GSTを含む)の購入から対象となるルール(2023年11月時点)となりますので注意しましょう。また、ワーキングホリデーは2017年度までは高額の所得税率が適用されていましたが、2018年度よりバックパッカー税率が適用され従前よりは所得税金額が低下し、手取りの収入が増加しています。
※TRS:Tourist Refund Scheme(旅行者税金払戻制度)
デメリット3
日本人が多くいる
日本人が少ない地域を選ぶのも一つですが、日本人が集まる都市は大都市で留学先として便利であるのも事実です。語学学校の国籍比率を確認し、日本人留学生が少ない学校を選ぶようにしましょう。とはいえ、学校側も国籍差別ができないため国籍比率は入学時に変化していることもしばしばあります。大切なのは学校以外の時間をいかに日本人と過ごさないかという点で自分の心がけ次第で良い環境となります。
デメリット4
オーストラリアの英語は
なまってる?
語学学校での学習はイギリス英語をベースにしている学校が多く英語のなまりを心配する必要はありませんし、先生も留学生が分かりやすい英語の発音を心がけています。オーストラリア人同士や田舎都市では発音の癖が強くなりますが、都市部においては世界中からの移民が多く、どちらかというとプレーンな英語が使われています。日本でも地域によって方言がありますが、標準語がわからない人はいません。海外でも土地土地によって独特の表現がありますが、それも楽しんで学習することが良いのではないでしょうか。
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デメリット5
学生ビザの規定が厳しくて
ビザキャンセルもある?
厳しい条件があるとは言うものの、しっかり勉強して授業に出席していれば全く問題ありません。日本人留学生がビザキャンセルとなってしまったケースはワールドアベニューでもほとんどありません。病気など特別な事情の場合は、早めに学校に相談して対応を検討すれば多くの場合、深刻な問題になることはありません。こういったケースの際に自分で対応が難しければ留学エージェントを使うと日本語で相談できるため安心です。
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