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オーストラリアのワーキングホリデー費用の全て【2024年版】

「英語を喋れるようになりたい」「海外で長期間生活をしてみたい」
このような憧れを持つ方も多いとは思いますが、長期間の海外留学を考えた際に気になるのが留学にかかる費用ではないでしょうか。

滞在期間に対し、比較的留学費用を抑えらるという点で人気を集めるのがワーキングホリデーです。
ワーキングホリデーの場合、就学期間を自由に選ぶことができ、現地でアルバイトをして生活費を補うため、比較的リーズナブルに長期間の海外生活を実現することができるのです。特に、オーストラリアはカナダやイギリスなどワーキングホリデー制度を持つ主要英語圏の中でも給与水準が高いことで有名な国です。費用面を心配される方にとっては魅力的なワーキングホリデー先といえるでしょう。

さらに、ワーキングホリデーを希望する方には「日本のように仕事ばかりの生活ではなくもっと自由に生活したい」「せっかく海外に行くならば現地でも旅行などを楽しみたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

このような理想的な海外生活を送るためには、中級以上の英語力やある程度まとまったお金が必要になります。

せっかく世界中の人々と出会う機会があるにも関わらずコミュニケーションが取れず、相槌や愛想笑いばかりなんて悲しいですよね。さらに英語力が低いと、比例してアルバイトの時給も低くなるため、ゆとりのある生活を送るには長い時間働かなければいけなくなります。海外に来てまで仕事ばかりの生活は面白くありません。

今回は「とにかく安くワーキングホリデーを実現する」という趣旨ではなく、しっかり英語力を身に付け、英語を使ったアルバイトに就いてお金も稼ぐ「実りあるワーキングホリデーにする」ことを前提に、オーストラリアのワーキングホリデー費用に関して説明していきたいと思います。

◉お知らせ◉
時給2,000円以上!と高時給で稼げるワーホリ先として注目を集めるオーストラリア。治安や気候もよく高い人気を誇ります。「はじめてのオーストラリアワーホリ説明会」ではカウンセリング経験豊富な留学コンサルタントがオーストラリアのワーキングホリデー基本情報を徹底解説いたします。参加は無料!お気軽にご予約ください。

 

オーストラリアのワーキングホリデーでかかる費用 ▼ 
具体的なケース ▼ 
 CASE 1 シドニー ワーキングホリデー|語学学校:ILSC ▼ 
 CASE 2 ゴールドコースト ワーキングホリデー|語学学校:Greenwich English College ▼ 
 CASE 3 メルボルン ワーキングホリデー|語学学校:Impact English College ▼ 
まとめ ▼ 

オーストラリアのワーキングホリデーでかかる費用


オーストラリアのワーキングホリデーの場合、語学学校関係の費用(入学金や教材費、学費など)と滞在費(ホームステイやシェアハウス等)、航空券や海外留学生保険、ワーキングホリデービザ申請費用などがかかります。また、アルバイト収入に関してもどの程度稼げるのか、それぞれの相場や目安をご紹介します。

項目 相場
語学学校 入学金 1.5万円から3万円
教材費 2万円から3万円
学費(月) 12万円から15万円
留学会社 渡航前留学手続きサポート費用 0万円から10万円
渡航後海外生活サポート費用 0万円から10万円
渡航費用 航空券代金 10万円から25万円
海外留学生保険 15万円から25万円
ワーキングホリデービザ申請費用 6万円から6.5万円
渡航後費用 滞在費 180万円から240万円
アルバイト収入 90万円から270万円
その他実費(旅行費や交際費など) 20万円〜

語学学校


語学学校に支払う費用は大きく分けて3つあります。1つ目が入学金、2つ目が教材費、3つ目が授業料です。
1つ目の入学金に関しては、どの学校に通ったとしても大差はなく、150ドル~250ドルが相場となります。
2つ目の教材費に関しては、学校やコースによって異なります。また、事前に日本で支払う場合や、現地に行ってから支払う場合など様々です。
3つ目の授業料に関しては、教材費同様、学校やコースによって異なります。オーストラリアのワーキングホリデーの場合は、就学期間が17週間までと制限があります。ワーキングホリデーの前半でどれだけ英語力を伸ばすことができるのか?が、ワーキングホリデーを充実させるカギとなるため、限られた期間の中でもしっかりと英語力を伸ばすことのできる学校を選ばなければなりません。
また、ワーキングホリデーの後半は、働きながらの生活となるため、オーストラリアで働くために必要なホスピタリティ英語が学べたり、アルバイトを探すうえで必要な履歴書の書き方や面接の方法などをアドバイス・サポートしてくれたりするような学校を選ぶのもひとつです。
上記のような、一定のクオリティを保っている学校の場合、月の授業料の相場は約15万円~20万円となります。

留学会社


留学会社(留学エージェント)とは、渡航前・渡航後に必要な留学の手続きなどをサポートしてくれる会社のことです。
具体的なサポート内容は各会社によって異なりますが、留学会社は大きく分けると「無料エージェント」と「有料エージェント」の2つ種類があります。
無料エージェントとはその名の通り「サポート」を無料で行う留学会社、有料エージェントとは「サポート」を有料で行う留学会社のことを指します。当然、それぞれの留学会社が提供する「サポート」の内容は大きく異なります。

例えば、無料エージェントの場合、留学に必要な各種手続き(学費や最初の滞在費などの海外送金やワーキングホリデービザ申請、海外留学生保険や航空券の手配など)は自分で行う場合が多いです。つまり、「サポート無料」と謳ってはいるものの、実際にワーキングホリデーや、語学学校への就学に伴い必要な手続きをしてもらおうと思うと、追加料金が発生するという仕組みになっているということです。留学費用を安く抑えたくて、無料エージェントにサポートを依頼したのに、サポートの追加に伴い、結果、有料エージェントにサポートを依頼するより高額なサポート費用を支払うことになってしまった…という話も珍しくありません。
対して、有料エージェントの場合、オーストラリアでのワーキングホリデーに伴い必要な各種手続きをトータルでサポートしてくれます。
今まで海外は旅行でしか行ったことがない、英語力に自信がない、仕事や学校が忙しく準備を自分だけで進めていくのは少し心配が残る、というような方はもちろん、日々の仕事が忙しく、自分で準備するのは面倒という方にも、有料エージェントはおすすめです。
弊社でワーキングホリデーをお申込みいただく場合は、30,000円(消費税別)が渡航前の手続きサポート代金となります。(学校選定や一人ひとりに合わせた細かい留学プランのプランニング、お見積り作成などは無料で行なっております)

また、留学エージェントを選定するうえでは、無料・有料だけではなく、その会社自体が安心安全な会社なのかを見極める必要があります。詳しくは「留学会社とのトラブルを防ぐためには」をご覧ください。

さらに、ワーキングホリデーの場合、留学先となるオーストラリアへ渡航した後にもさまざまな手続きが待っています。
例えば、オーストラリアで働くために必要なタックスファイルナンバーの取得、カフェやレストランでアルバイトするために必要な資格取得、給与の振込先となる銀行口座開設、アルバイトの探し方や履歴書などの準備、その他にも、携帯電話の準備や家探し、進路相談、各種ビザ手続き関する情報提供などが挙げられます。柔軟性が高く、さまざまなことに挑戦することのできるオーストラリアのワーキングホリデーだからこそ、最初の準備や手続きは大切です。これら各種手続きのバックアップなど、これらは「海外生活サポート」と呼ばれます。

渡航費用


渡航費用とは、留学するにあたり必要になる諸費用のことを指します。
上記に挙げている通り、ワーキングホリデービザ申請費用や航空券、そして海外留学生保険などが挙げられます。
オーストラリアのワーキングホリデービザ申請費用はAU$635(2023年6月以降)、日本円で約6万円となります。ビザ申請費用はクレジットカード決済となり、ご出発の約2~3ヶ月前までに手続きを行なうため、そのタイミングで費用の支払いが発生します。

また、航空券代金は当然のこととして、留学期間中の病気、ケガ、また対物・対人の損害賠償に備え、海外留学生保険にご加入いただく必要があります。クレジットカード付帯の保険では保証期間が短く、保証内容も心もとないため、きちんと留学用の保険に加入することをおすすめします。保険費用は保険会社や加入するプランによって異なりますが、目安としては年間で20~25万円程度です。

渡航後費用


渡航後にかかる主な留学費用は、生活費です。オーストラリアの生活費は、滞在する都市や生活の仕方によって異なりますが、家賃・食費・交通費・交際費など全て含めて月約15万円が相場です。ワーキングホリデーの場合は、現地でアルバイトをして生活費を賄うことができるため、滞在期間分全てを事前に用意しておく必要はありません。しかし、現地到着後すぐにアルバイトを見付けることは難しいため、渡航後すぐ、3~4ヶ月分(約45~60万円)の生活費用はしっかりと用意しておくようにしましょう。

続いて、現地収入に関してですが、オーストラリアはワーキングホリデー対象国の中で最も賃金が高い国として知られています。しかし、全ての就労先が法的な賃金で留学生を雇っているのか?というと残念ながらそうではありません。比較的低い英語力でも働けることの多い日本食レストランなどは、時給の相場が約19〜20ドルほど(1,900円から2,000円程度)になります。英語力の乏しいワーホリ生活初期には致し方なく日本食レストランなどでアルバイトをしていたとしても、ある程度、英語力が身に付いてきたらローカルのアルバイト先で働けるようチャレンジし続けましょう。

具体的なケース


具体的な学校や都市、就労期間など例を挙げて比べてみましょう。
オーストラリアでのワーキングホリデー(1年目)で許されている最長の就学期間4ヶ月間と一雇用主のもと働ける最長の就労期間6ヵ月間、勉強、仕事と両方を堪能したことを想定とします。
AU$=100円にて計算しています。

CASE 1 シドニー ワーキングホリデー|語学学校:ILSC


オーストラリアでワーキングホリデーをする際、英語力に自信がない方の場合は比較的栄えている主要都市からスタートするのがおすすめです。日本人が少ない田舎の方が英語を伸ばせるのではないか? という意見もありますが、田舎の場合はアルバイト先の数が少なく、英語力が伸びないことには仕事に就くことができないというデメリットがあります。「どうしても田舎に行きたい!」という方は、ある程度の英語力を身につけてから田舎へ移動するという流れの方がおすすめです。

「便利さ」と「短期間でのスピーキング力向上」を重視する場合、おすすめの語学学校が「ILSC(アイ・エル・エス・シー)」です。ILSCはシドニーシティ中心地にキャンパスを構え、放課後シドニーの観光地を巡ったりアルバイト探しをしたりするうえでも便利です。またブラジルやコロンビアなどスピーキングに積極的な国籍の生徒も多く、スピーキング力の向上も期待できます。

ここではILSCに17週間(約4ヵ月間)通った場合の留学費用をご紹介します。

語学学校費用

AU$ 日本円
入学金 $230 ¥23,000
教材費 $170 ¥17,000
学費 $5,780 ¥578,000

留学会社費用

AU$ 日本円
国内手続きサポート費用 ¥33,000
海外生活サポート費用 ¥0

渡航費用

AU$ 日本円
航空券代金 ¥100,000
海外留学生保険 ¥200,000
ワーキングホリデービザ申請費用 $635 ¥63,500

渡航後費用

AU$ 日本円
滞在費 $19,200 ¥1,920,000
アルバイト収入 ($20,000) (¥2,000,000)
その他実費 (旅行費や交際費など) $2,000 ¥200,000

合計:1,134,000円

CASE 2 ゴールドコースト ワーキングホリデー|語学学校:Greenwich English College


海に囲まれたオーストラリアは、サーフィンやビーチが好きな方にとって最高の環境です。なかでも、オーストラリアの東側にある都市ゴールドコーストは、南から北へ約60km続くビーチがあり、天候も年間300日以上晴天が続くといわれておりとても過ごしやすいです。そのため、勉強だけではなく、様々なことを楽しむことを目的としているワーキングホリデーには向いてる都市といえるでしょう。
ゴールドコースト自体は小さな街ですが、日本食レストランも多いため英語力に自信がない方でも比較的アルバイトは見つけやすという特長があります。

ゴールドコーストでおすすめの語学学校は、Greenwich English College(グリニッチイングリッシュカレッジ)です。
グリニッチイングリッシュカレッジは、現在シドニー、メルボルン、パースにキャンパスを持ち、一般英語はもちろん、ケンブリッジ英語検定対策コースに定評のある、国籍比率のよい語学学校の一つです。ゴールドコースとキャンパスは2023年1月にオープンしたばかり!モダンなキャンパスや充実度の高いサポート体制、ケンブリッジ英語検定対策コースの評判の良さなどさまざまな魅力を持つ学校です。
ここではグリニッチイングリッシュカレッジに約4ヵ月間(17週間)通った場合の留学費用をご紹介します。

語学学校費用

AU$ 日本円
入学金 $240 ¥24,000
教材費 $255 ¥25,500
学費 $5,610 ¥561,000

留学会社費用

AU$ 日本円
国内手続きサポート費用 ¥33,000
海外生活サポート費用 ¥0

渡航費用

AU$ 日本円
航空券代金 ¥100,000
海外留学生保険 ¥200,000
ワーキングホリデービザ申請費用 $635 ¥63,500

渡航後費用

AU$ 日本円
滞在費 $19,200 ¥1,920,000
アルバイト収入 ($20,000) (¥2,000,000)
その他実費 (旅行費や交際費など) $2,000 ¥200,000

合計:1,126,000円

CASE 3 メルボルン ワーキングホリデー|語学学校:Impact English College


世界で最も住みやすい都市ランキングで7年連続1位に輝くメルボルンは、オーストラリアの中でも人気の留学都市のひとつです。
メルボルンはヨーロッパの雰囲気漂う街並みで、ゴールドコーストやシドニーなどのビーチリゾートとはまた違うオーストラリアが楽しめます。また、メルボルンには可愛らしいお洒落なカフェ通りなどもあり、カフェで働きたいと考える方にとってはおすすめの都市です。街自体はそこまで大きなわけではありませんが、飲食店などは数多くあるため、アルバイト先も比較的見つけやすい環境といえるでしょう。

そんなメルボルンにある語学学校Impact English College(インパクト イングリッシュ カレッジ)は、オーストラリアのメルボルンとブリスベンにキャンパスがあり、実践的な英語力の習得に力を入れている語学学校です。そのため、授業は会話中心のカリキュラムとなっており、一般英語コースのみならず、ビジネス英語コースや試験対策のコース、バリスタカフェ英語コースなど、様々な目的やレベルに合わせたコース選択ができるようになっています。また、会話中心のカリキュラムとなっていることから会話力を伸ばしたいと考える日本人も多いものの、母国語禁止制度(イングリッシュオンリーポリシー)の徹底にとても力を入れているため、各生徒のモチベーションも高く、しっかり英語を学びたいと考える方に人気の語学学校です。

ここではインパクトに約4ヵ月間(17週間)通った場合の留学費用をご紹介します。

語学学校費用

AU$ 日本円
入学金 $200 ¥20,000
教材費 $255 ¥25,500
学費 $6,460 ¥646,000

留学会社費用

AU$ 日本円
国内手続きサポート費用 ¥33,000
海外生活サポート費用 ¥0

渡航費用

AU$ 日本円
航空券代金 ¥100,000
海外留学生保険 ¥200,000
ワーキングホリデービザ申請費用 $635 ¥63,500

渡航後費用

AU$ 日本円
滞在費 $19,200 ¥1,920,000
アルバイト収入 ($20,000) (¥2,000,000)
その他実費 (旅行費や交際費など) $2,000 ¥200,000

合計:1,207,000円

【番外編】セカンドワーキングホリデー


オーストラリアのワーキングホリデーで他国にはない大きなメリットは、条件をクリアすることで最長3年間滞在が可能となる「セカンドワーキングホリデー」と「サードワーキングホリデー」制度があるということです。

条件
・セカンドワーキングホリデービザは、1年目のワーキングホリデービザ滞在期間中に88日以上のフルタイムで移民局指定の地域で指定の労働を行う
・サードワーキングホリデービザは、2年目のワーキングホリデービザ滞在期間中に6ヶ月以上のフルタイムで移民局指定の地域で指定の労働を行う
・セカンドワーキングホリデービザ申請時点で31歳の誕生日を迎えていない

1年間の中で17週間しか就学ができないオーストラリアのワーキングホリデーですが、2年目、3年目も年間で最長17週間まで就学が可能です。そのため、最初の17週間は一般英語コースに通い英語の基礎作りを行い、2年目には帰国後の転職や就職活動を踏まえアカデミック英語コース(ビジネス英語やTOEICなどのテスト対策コース)に通うという方法もあります。
また、3年間の猶予があることで、英語力がある程度身についた後半は、ローカルのアルバイト先でも働けるチャンスがあります。
1年間というのは思っている以上に短いものです。一度日本に帰国してしまうと、再度海外にチャレンジするのも現実的には難しいため、オーストラリアのセカンド、サードワーキングホリデーを有効活用するのもひとつです。2年目、3年目に通う学校の費用は現地で働きながら貯めることもできるため、1年間の滞在でも2-3年間の滞在でも日本で準備する費用は変わりません。

まとめ


いかがでしたでしょうか。
ワーキングホリデーの場合、現地で生活費を稼げるためリーズナブルに長期間の海外生活を経験することが可能です。
時々「学校に通わずに最初からアルバイトをしたい」というお問い合わせをいただきます。その場合は、航空券や海外留学生用保険、数カ月の生活費で渡航が可能なため約100万円の留学費用でワーキングホリデーは可能です。ただし、英語力が低いと時給も低く、そもそも就ける仕事も日本食レストランや皿洗いなど選択肢がかなり限られてきます。大切な時間を使い、一生に一度しかチャレンジできないオーストラリアのワーキングホリデーです。英語力をしっかり身に付け、旅行や観光を楽しむ余裕がある生活を送れたほうが、有意義なワーキングホリデーになると思います。その場合は150万円程度の留学費用を用意しておいたほうがいいでしょう。

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