オーストラリアのワーキングホリデー費用の全て

「英語を喋れるようになりたい」「海外で長期間生活をしてみたい」
このような憧れを持つ方も多いとは思いますが、長期間の海外留学を考えた際に気になるのが留学にかかる費用ではないでしょうか。

滞在期間に対し、比較的留学費用を抑えらるという点で人気を集めるのがワーキングホリデーです。
ワーキングホリデーの場合、就学期間を自由に選ぶことができ、現地でアルバイトをして生活費を補うため、比較的リーズナブルに長期間の海外生活を実現することができるのです。特に、オーストラリアはカナダやイギリスなどワーキングホリデー制度を持つ主要英語圏の中でも給与水準が高いことで有名な国です。費用面を心配される方にとっては魅力的なワーキングホリデー先といえるでしょう。

さらに、ワーキングホリデーを希望する方には「日本のように仕事ばかりの生活ではなくもっと自由に生活したい」「せっかく海外に行くならば現地でも旅行などを楽しみたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

このような理想的な海外生活を送るためには、中級以上の英語力やある程度まとまったお金が必要になります。

せっかく世界中の人々と出会う機会があるにも関わらずコミュニケーションが取れず、相槌や愛想笑いばかりなんて悲しいですよね。さらに英語力が低いと、比例してアルバイトの時給も低くなるため、ゆとりのある生活を送るには長い時間働かなければいけなくなります。海外に来てまで仕事ばかりの生活は面白くありません。

今回は「とにかく安くワーキングホリデーを実現する」という趣旨ではなく、しっかり英語力を身に付け、英語を使ったアルバイトに就いてお金も稼ぐ「実りあるワーキングホリデーにする」ことを前提に、オーストラリアのワーキングホリデー費用に関して説明していきたいと思います。

オーストラリアのワーキングホリデーでかかる費用 ▼ 
具体的なケース ▼ 
 CASE 1 シドニー(マンリー) ワーキングホリデー|語学学校:SEA ▼ 
 CASE 2 ゴールドコースト ワーキングホリデー|語学学校:Langports English Language College ▼ 
 CASE 3 メルボルン ワーキングホリデー|語学学校:SACE ▼ 
まとめ ▼ 

オーストラリアのワーキングホリデーでかかる費用


オーストラリアのワーキングホリデーの場合、語学学校関係の費用(入学金や教材費、学費など)と滞在費(ホームステイやシェアハウス等)、航空券や海外留学生保険、ワーキングホリデービザ申請費用などがかかります。また、アルバイト収入に関してもどの程度稼げるのか、それぞれの相場や目安をご紹介します。

項目 相場
語学学校 入学金 1.5万円から3万円
教材費 2万円から3万円
学費(月) 12万円から15万円
留学会社 国内手続きサポート費用 5万円から10万円
渡航後 現地生活サポート費用 5万円から10万円
渡航費用 航空券代金 8万円から15万円
海外留学生保険 15万円から20万円
ワーキングホリデービザ申請費用 4万円から4.5万円
渡航後費用 滞在費 120万円から200万円
アルバイト収入 50万円から120万円
その他実費(旅行費や交際費など) 20万円〜

語学学校


語学学校に支払う費用は大きく分けて3つあります。1つ目が入学金、2つ目が教材費、3つ目が授業料です。
1つ目の入学金に関しては、どの学校に通ったとしても大差はなく、150ドル~250ドルが相場となります。
2つ目の教材費に関しては、学校やコースによって異なります。また、事前に日本で支払う場合や、現地に行ってから支払う場合など様々です。
3つ目の授業料に関しては、教材費同様、学校やコースによって異なります。オーストラリアのワーキングホリデーの場合は、就学期間が17週間までと制限があります。ワーキングホリデーの前半でどれだけ英語力を伸ばすことができるのか?が、ワーキングホリデーを充実させるカギとなるため、限られた期間の中でもしっかりと英語力を伸ばすことのできる学校を選ばなければなりません。
また、ワーキングホリデーの後半は、働きながらの生活となるため、オーストラリアで働くために必要なホスピタリティ英語が学べたり、アルバイトを探すうえで必要な履歴書の書き方や面接の方法などをアドバイス・サポートしてくれたりするような学校を選ぶのもひとつです。
上記のような、一定のクオリティを保っている学校の場合、月の授業料の相場は約12万円~15万円となります。

留学会社


留学会社(留学エージェント)とは、渡航前・渡航後に必要な留学の手続きなどをサポートしてくれる会社のことです。
具体的なサポート内容は各会社によって異なりますが、留学会社は大きく分けると「無料エージェント」と「有料エージェント」の2つ種類があります。
無料エージェントとはその名の通り「サポート」を無料で行う留学会社、有料エージェントとは「サポート」を有料で行う留学会社のことを指します。当然、それぞれの留学会社が提供する「サポート」の内容は大きく異なります。

例えば、無料エージェントの場合、留学に必要な各種手続き(学費や最初の滞在費などの海外送金やワーキングホリデービザ申請、海外留学生保険や航空券の手配など)は自分で行う場合が多いです。つまり、「サポート無料」と謳ってはいるものの、実際にワーキングホリデーや、語学学校への就学に伴い必要な手続きをしてもらおうと思うと、追加料金が発生するという仕組みになっているということです。留学費用を安く抑えたくて、無料エージェントにサポートを依頼したのに、サポートの追加に伴い、結果、有料エージェントにサポートを依頼するより高額なサポート費用を支払うことになってしまった…という話も珍しくありません。
対して、有料エージェントの場合、オーストラリアでのワーキングホリデーに伴い必要な各種手続きをトータルでサポートしてくれます。
今まで海外は旅行でしか行ったことがない、英語力に自信がない、仕事や学校が忙しく準備を自分だけで進めていくのは少し心配が残る、というような方はもちろん、日々の仕事が忙しく、自分で準備するのは面倒という方にも、有料エージェントはおすすめです。
弊社でワーキングホリデーをお申込みいただく場合は、32,400円(税込)が渡航前の手続きサポート代金となります。(学校選定や一人ひとりに合わせた細かい留学プランのプランニング、お見積り作成などは無料で行なっております)

また、留学エージェントを選定するうえでは、無料・有料だけではなく、その会社自体が安心安全な会社なのかを見極める必要があります。詳しくは「留学会社とのトラブルを防ぐためには」をご覧ください。

さらに、ワーキングホリデーの場合、留学先となるオーストラリアへ渡航した後にもさまざまな手続きが待っています。
例えば、オーストラリアで働くために必要なタックスファイルナンバーの取得、カフェやレストランでアルバイトするために必要な資格取得、給与の振込先となる銀行口座開設、アルバイトの探し方や履歴書などの準備、その他にも、携帯電話の準備や家探し、進路相談、各種ビザ手続き関する情報提供などが挙げられます。柔軟性が高く、さまざまなことに挑戦することのできるオーストラリアのワーキングホリデーだからこそ、最初の準備や手続きは大切です。これら各種手続きのバックアップなど、これらは「現地サポート」と呼ばれます。
これらの現地生活サポート費用は、ドル建てとなるため、為替により変動しますが、弊社の場合、目安としては年10万円程度です。こちらはお客様のご希望によって、サポートを付けることも外すことも可能です。

渡航費用


渡航費用とは、留学するにあたり必要になる諸費用のことを指します。
上記に挙げている通り、ワーキングホリデービザ申請費用や航空券、そして海外留学生保険などが挙げられます。
オーストラリアのワーキングホリデービザ申請費用はAU$485(2019年7月1日現在)、日本円で4~4.5万円となります。ビザ申請費用はクレジットカード決済となり、ご出発の約2~3ヶ月前までに手続きを行なうため、そのタイミングで費用の支払いが発生します。

また、航空券代金は当然のこととして、留学期間中の病気、ケガ、また対物・対人の損害賠償に備え、海外留学生保険にご加入いただく必要があります。クレジットカード付帯の保険では保証期間が短く、保証内容も心もとないため、きちんと留学用の保険に加入することをおすすめします。保険費用は保険会社や加入するプランによって異なりますが、目安としては年間で15~20万円程度です。

渡航後費用


渡航後にかかる主な留学費用は、生活費です。オーストラリアの生活費は、滞在する都市や生活の仕方によって異なりますが、家賃・食費・交通費・交際費など全て含めて月約10~12万円が相場です。ワーキングホリデーの場合は、現地でアルバイトをして生活費を賄うことができるため、滞在期間分全てを事前に用意しておく必要はありません。しかし、現地到着後すぐにアルバイトを見付けることは難しいため、渡航後すぐ、3~4ヶ月分(約30~50万円)の生活費用はしっかりと用意しておくようにしましょう。

続いて、現地収入に関してですが、オーストラリアはワーキングホリデー対象国の中で最も賃金が高い国として知られています。(2018年9月現在)しかし、全ての就労先が法的な賃金で留学生を雇っているのか?というと残念ながらそうではありません。比較的低い英語力でも働けることの多い日本食レストランなどは、時給の相場が約10~15ドルほど(800円から1350円程度)になります。
英語力の乏しいワーホリ生活初期には致し方なく日本食レストランなどでアルバイトをしていたとしても、ある程度、英語力が身に付いてきたらローカルのアルバイト先で働けるようチャレンジし続けましょう。

具体的なケース


具体的な学校や都市、就労期間など例を挙げて比べてみましょう。
オーストラリアでのワーキングホリデー(1年目)で許されている最長の就学期間4ヶ月間と一雇用主のもと働ける最長の就労期間6ヵ月間、勉強、仕事と両方を堪能したことを想定とします。
AU$=90円にて計算しています。

CASE 1 シドニー(マンリー) ワーキングホリデー|語学学校:SEA


オーストラリアでワーキングホリデーをする際、英語力に自信がない方の場合は比較的栄えている主要都市からスタートするのがおすすめです。日本人が少ない田舎の方が英語を伸ばせるのではないか? という意見もありますが、田舎の場合はアルバイト先の数が少なく、英語力が伸びないことには仕事に就くことができないというデメリットがあります。
「どうしても田舎に行きたい!」という方は、ある程度の英語力を身につけてから田舎へ移動するという流れの方がおすすめです。

それでも、できるかぎり日本人が少ない環境に身を置きたい!という方には、今回例としてあげている語学学校「SEA」がおすすめです。SEAは、オーストラリアのシドニー中心部からフェリーで約20~30分で行くことのできるマンリーというエリアにあります。マンリーには、シドニー市民にも愛される美しいビーチが広がっており、現地民はもちろん、ヨーロッパ諸国を中心に世界中からも留学生が集まります。
シドニーにも気軽に行けて、日本人が少ないという環境はとても理想的です。

また、SEAはスピーキング力とリスニング力を伸ばすことに注力しており、授業時間も週25時間としっかり学べるため、短期間で英語力を習得しやすい学校です。
ここではSEAに17週間(約4ヵ月間)通った場合の留学費用をご紹介します。

語学学校費用

AU$ 日本円
入学金 $220 ¥19,800
教材費 $195 ¥17,550
学費 $6,290 ¥566,100

留学会社費用

AU$ 日本円
国内手続きサポート費用 ¥32,400
渡航後 現地生活サポート費用 $1,200 ¥108,000

渡航費用

AU$ 日本円
航空券代金 ¥80,000
海外留学生保険 ¥180,000
ワーキングホリデービザ申請費用 $450 ¥40,500

渡航後費用

AU$ 日本円
滞在費 $14,400 ¥1,296,000
アルバイト収入 ($16,320) (¥1,468,800)
その他実費 (旅行費や交際費など) $2,000 ¥180,000

合計:1,051,550円

CASE 2 ゴールドコースト ワーキングホリデー|語学学校:Langports English Language College


海に囲まれたオーストラリアは、サーフィンやビーチが好きな方にとって最高の環境です。なかでも、オーストラリアの東側にある都市ゴールドコーストは、南から北へ約60km続くビーチがあり、天候も年間300日以上晴天が続くといわれておりとても過ごしやすいです。そのため、勉強だけではなく、様々なことを楽しむことを目的としているワーキングホリデーには向いてる都市といえるでしょう。
ゴールドコースト自体は小さな街ですが、日本食レストランも多いため英語力に自信がない方でも比較的アルバイトは見つけやすという特長があります。

ゴールドコーストでおすすめの語学学校は、Langports English Language College(ラングポーツイングリッシュランゲージカレッジ)です。
ラングポーツは、シドニー・ブリスベン・ゴールドコーストにキャンパスを持ち、UFO Englishという独自の一般英語コースを開講していることで有名です。

UFO Englishとは、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、それぞれの分野でレベル分けを行い、より自分のレベルに合ったクラスで勉強をすることができるという画期的な勉強法です。日本人の場合、読み書きはできるものの、話す聞くが苦手という方が多いです。そして、ワーキングホリデーの場合は話す聞くのスキルがないと働けません。そのため、各分野にしっかり焦点を当てながら学んでいくこの勉強法は、就学期間に制限があるワーキングホリデーには特に向いている勉強法と言えるでしょう。先程紹介したSEA同様、週25週間としっかり学べ、アクティビティも豊富なため、勉強と遊びのメリハリもつけやすい学校です。
ここではラングポーツに約4ヵ月間(17週間)通った場合の留学費用をご紹介します。

語学学校費用

AU$ 日本円
入学金 $255 ¥22,950
教材費 $306 ¥27,540
学費 $6,970 ¥627,300

留学会社費用

AU$ 日本円
国内手続きサポート費用 ¥32,400

渡航費用

AU$ 日本円
航空券代金 ¥80,000
海外留学生保険 ¥180,000
ワーキングホリデービザ申請費用 $450 ¥40,500

渡航後費用

AU$ 日本円
滞在費 $13,200 ¥1,188,000
アルバイト収入 ($14,688) (¥1,321,920)
その他実費 (旅行費や交際費など) $2,000 ¥180,000

合計:1,056,770円

CASE 3 メルボルン ワーキングホリデー|語学学校:SACE


世界で最も住みやすい都市ランキングで7年連続1位に輝くメルボルンは、オーストラリアの中でも人気の留学都市のひとつです。
メルボルンはヨーロッパの雰囲気漂う街並みで、ゴールドコーストやシドニーなどのビーチリゾートとはまた違うオーストラリアが楽しめます。また、メルボルンには可愛らしいお洒落なカフェ通りなどもあり、カフェで働きたいと考える方にとってはおすすめの都市です。街自体はそこまで大きなわけではありませんが、飲食店などは数多くあるため、アルバイト先も比較的見つけやすい環境といえるでしょう。

そんなメルボルンにある語学学校SACEは、アデレード・ラダイス ウィットサンデー(クイーンズランド州)・メルボルンにキャンパスを持つ歴史ある語学学校のひとつです。メルボルンキャンパスは、街の中心にもあるため立地も良く、授業時間は週20時間と週25時間が選べるため、プライベートの時間もしっかり取りたい方は週20時間、まずは英語力習得に集中したいという方は週25週間の授業がおすすめです。学校の雰囲気は、少人数制のため先生と生徒の距離も近くアットホームで、学習面のもならず生活面のサポートなども親身になって行ってくれます。ワーキングホリデーで必要な履歴書やカバーレターの作成なども、アドバイスをもらえます。

ここではSACEに約4ヵ月間(17週間)通った場合の留学費用をご紹介します。

語学学校費用

AU$ 日本円
入学金 $230 ¥20,700
教材費 $204 ¥18,360
学費 $5,950 ¥535,500

留学会社費用

AU$ 日本円
国内手続きサポート費用 ¥32,400

渡航費用

AU$ 日本円
航空券代金 ¥100,000
海外留学生保険 ¥180,000
ワーキングホリデービザ申請費用 $450 ¥40,500

渡航後費用

AU$ 日本円
滞在費 $14,400 ¥1,296,000
アルバイト収入 ($16,320) (¥1,468,800)
その他実費 (旅行費や交際費など) $2,000 ¥180,000

合計:934,660円

メルボルン留学情報

語学学校情報:SACE

【番外編】セカンドワーキングホリデー


オーストラリアのワーキングホリデーで他国にはない大きなメリットは、条件をクリアすることで最長2年間滞在が可能となる「セカンドワーキングホリデー制度」があるということです。

条件
・1年目のワーキングホリデービザ滞在期間中に88日以上のフルタイムで移民局指定の地域で指定の労働を行う
・セカンドワーキングホリデービザ申請時点で31歳の誕生日を迎えていない

1年間の中で17週間しか就学ができないオーストラリアのワーキングホリデーですが、2年目も17週間まで就学が可能です。そのため、最初の17週間は一般英語コースに通い英語の基礎作りを行い、2年目には帰国後の転職や就職活動を踏まえアカデミック英語コース(ビジネス英語やTOEICなどのテスト対策コース)に通うという方法もあります。
また、2年間の猶予があることで、英語力がある程度身についた後半は、ローカルのアルバイト先でも働けるチャンスがあります。
1年間というのは思っている以上に短いものです。一度日本に帰国してしまうと、再度海外にチャレンジするのも現実的には難しいため、オーストラリアのセカンドワーキングホリデーを有効活用するのもひとつです。2年目に通う学校の費用は現地で働きながら貯めることもできるため、1年間の滞在でも2年間の滞在でも日本で準備する費用は変わりません。

まとめ


いかがでしたでしょうか。
ワーキングホリデーの場合、現地で生活費を稼げるためリーズナブルに長期間の海外生活を経験することが可能です。
時々「学校に通わずに最初からアルバイトをしたい」というお問い合わせをいただきます。その場合は、航空券や海外留学生用保険、数カ月の生活費で渡航が可能なため約60~70万円の留学費用でワーキングホリデーは可能です。ただし、英語力が低いと時給も低く、そもそも就ける仕事も日本食レストランや皿洗いなど選択肢がかなり限られてきます。大切な時間を使い、一生に一度しかチャレンジできないオーストラリアのワーキングホリデーです。英語力をしっかり身に付け、旅行や観光を楽しむ余裕がある生活を送れたほうが、有意義なワーキングホリデーになると思います。その場合は約130~150万円の留学費用を用意しておいたほうがいいでしょう。

  • New zealand education
  •  J-CROSS
  • JAOS
  • English Australia
  • 東京都知事登録旅行業 第3-6137号

ページトップボタン