このサイトは分析と改善のためにCookieを利用します。詳細はこちら

「社会人留学」タグアーカイブ

社会人留学のリスクとメリット、おすすめの留学プランとは。

留学サポートを行うワールドアベニューです。今まで積んできたキャリアを離れて踏み出さなければいけない社会人留学。学生留学とは違った壁がたくさんあるはずです。最も大きな壁は帰国後の再就職ではないでしょうか。
オンラインで定期開催!無料留学説明会に申し込む →

この記事を読んでいるあなたにおすすめ!
ワーキングホリデーとは?2024年版初心者向け完全ガイド
【完全保存版】オーストラリアのワーキングホリデーまとめ
【完全保存版】カナダのワーキングホリデーまとめ

学生は休学制度があり、留学後も戻る場所があります。企業も学生の留学にはどちらかというと肯定的な考えを持っているところが多いです。しかし、社会人留学の場合そうはいきません。仕事を退職して留学するため、留学後に戻れる確実な場所は用意されていないことがほとんどです。また、グローバル化が急速に進む中、英語力のある人材も増加、外国人の採用も積極的に行われているため、ただ「海外生活をしてきました!」だけでは評価してくれる企業も少なく、考えれば考えるほど不安になるようなことばかりです。
しかし、一見リスクばかりを感じがちな社会人留学ですが、実は社会人留学の割合は年々増加しています。ワールドアベニューのお客様でも、保険会社に数年勤務したあと一念発起し、留学を決意。オーストラリアで英語の勉強と就活に挑み、日系企業ではありますが、見事ビジネスビザ(就労ビザ)を取得したというシンデレラストーリーもあります。その方はもともと高学歴なわけでもなく、昔から英語が得意だったというタイプでもありませんでした。「保険会社で働いていた」という社会人としてのキャリアと、「人生変えてやるんだ」という本気度や真剣度から勝ち取ったものです。
リスクがあるにも関わらず、社会人留学が増加している理由はなにか?
社会人留学のメリット、またどんな留学をすればいいのか、帰国後の転職例などを含めまとめてみました。

1.リスクがあっても留学は行くべき!日本しか知らない方がむしろハイリスク!


「留学後、再就職先が見付からなかったらどうしよう」
「今の職場でもある程度お給料ももらえるし、わざわざ留学をして不安定な道を選ばなくてもいいよね」
「別に英語が出来なくても働けるところはあるし、留学なんて行くもんじゃない」
留学を考えたとき、留学しなくてもいい理由や周りのネガティブな意見が邪魔をして、なかなか留学に踏み出せない、という方が多くいらっしゃいます。
しかし、「留学しなくてもいい理由」や「周囲のネガティブな意見」に左右されてしまって本当にいいのでしょうか?

確かに、1年後、2年後くらいまでを見通すのであれば、上記のような意見は一理あります。
しかし、時代は急速に変化しています。

例えば、ある日突然、外資企業の傘下に入ったシャープのニュースは、日本に大きな衝撃を与えました。
外資系企業になったという事は、当然、同僚や上司が外国人になります。
自分の隣の席がいきなり外国人になり、今後、共に仕事をしていかないといけません。

想像できますか?

英語力が必須なのは大前提ですが、問題は英語力だけではありません。
会議はTV会議で海外と日本とをつなぐものになるでしょうし、通達として回ってくるメールも英語になるでしょう。日本国外への進出も手掛けるようになれば、転勤先は日本国内だけではなくなっていきます。
英語コミュニケーション力や異文化理解能力、また未開拓の地で環境を切り開いていく、自主性や積極性などが突然求められるようになります。企業の体質もガラッとかわり、一気に「能力がない人は残れない」という状況になり、今まで日本企業的な「年功序列」のような考え方で働いていた社員にとっては一大事です。
しかも、今ではどんどん機械化が進んでいるため、単純作業は機械が行っていきます。
そうなった時、今のあなたは、果たして、その会社が「残したい」人材でしょうか?
数年前まではシャープという大手の日本企業がこうなるなんて、誰も予想していなかったはずです。つまり、自分の会社もいつそうなってしまうか分からないという時代になってきているのです。

数年前にはユニクロや楽天が社内英語公用語化し、そもそも英語力がない人は面接すらもしてもらえなくなりました。ソフトバンクや武田薬品のように、既存の社員であっても一定の英語力がないと、昇進できない会社も増えてきました。外国人採用も増えており「英語が話せ、なおかつ仕事が出来る人」を日本人から探す必要もなくなってきています。つなり、未来1年、2年はよくても、5年後、10年後を見据えたとき、英語力やグローバル力がなければ、昇進も転職も簡単にできなくなります。

さて、「留学したい!」と思ったときに、今現在「リスク」として感じていたことは果たしてリスクなのでしょうか。
「留学後、再就職先が見付からなかったらどうしよう」
「今の職場でもある程度お給料ももらえるし、わざわざ留学をして不安定な道を選ばなくてもいいよね」
「別に英語が出来なくても働けるところはあるし、留学なんて行くもんじゃない」
などの、「留学に行かない方が、リスクを負わない」という考えは全く当てはまらなくなりますよね。

逆に、今、留学しないことの方が、リスクになると思いませんか?

LINEで気軽に相談!
選ぶ国や都市によって利用できる留学制度や料金は異なります。まずはチャットで相談してみよう

2.社会人だからこそ得られるものがある。社会人留学のメリットとは?


ただ、まだまだ、不安はぬぐい切れないと思います。そして、学生時代に留学をしなかったことを後悔しているかもしれません。

しかし、社会人留学だからこそのメリットがあることをご存知でしょうか。

社会人留学のメリットは大きく3つあります。
1、そのまま現地就職につながる可能性がある!
2、すでに就労経験があるからこそ、できることがある!
3、レベルの高い大学院への留学が可能!

特に1つ目、2つ目は、社会人留学だからこその大きなメリットです。
弊社のビジネスインターンシッププログラムで渡航されたNさんは、インターンシップ中の仕事ぶりが認められ、インターンシップ先だった大手メーカー企業から、年俸600万円~700万円でのビジネスビザのオファーがありました。
ワーキングホリデー制度を利用して渡航したFさんは、日本で保険会社の営業として働いていた5年間の経験が買われ、現地教育機関の営業として内定を勝ち取りました。
もともとホテル業界で社会人経験のあったTさんは、オーストラリアの観光地としても人気のケアンズにあるホテルで見事内定を勝ち取り、働きながら専門学校へ通い、Diplomaを修了、最終的に永住権を獲得しました。

これらのサクセスストーリーは、日本できちんとした職歴があり、且つ、インターンシップやアルバイト期間中に、社会人として積んできた経験や、実際の仕事っぷりを評価されたからこその結果であり、本格的な就労経験のない学生には難しい話です。

また、社会人経験がなければ入学条件を満たすことのできない大学院は数多く存在します。
レベルの高い大学院であればなおさらです。
MBAはその主たる学部で、経営学を学ぶに伴い、社会人経験、経営者としての経験がなくては、入学できたとしてもその内容についていくことは難しく(または社会人経験がある生徒と比べると学びが浅い)なるため、社会人留学だからこそのメリットの一つと言えるでしょう。

正直に言いましょう。
社会人留学は、学生時代の留学と比較すると、確かに多くのリスクを抱えます。
従って、この記事を読んでいるあなたが、まだ学生なのであれば、絶対に学生期間中に留学した方がよいでしょう。

しかし、「リスクを抱えている」という危機感こそ、社会人留学の強みでもあります。
学生時代の留学は、その大半がご両親様を含む、周囲からの援助で成り立っています。また、休学していく場合、大学という「戻る場所」が用意されています。しかし、社会人の場合はそうはいきません。ほとんどの方が自分で稼いだお金で、大切な時間を使い、英語力だけではなく、プラスで専門的な資格や知識、経験を持って帰ってくる必要があります。

「中途半端な留学なんかしたら人生詰む!!」という危機感を持たざるを得ません。

しかし、その危機感こそが人を成長させるのです。

恋愛と一緒です。
何年も付き合っていて「この人には自分しかいないし、離れないだろう」と安心しきって、付き合い当初は大切にしていた記念日やサプライズ、また日々の気遣いを怠っていると、ある日突然「他に好きな人が出来たから別れよう」そう告げられてしまうのです。
逆に、「この人は魅力的だから、しっかりしてないと他に人に取られる、やばい!」という危機感を持っていれば、そんな事にはなりません。(※実体験ではありません)

人間は危機感があれば必死になり、努力をし、それが結局は自分の成長に繋がります。社会人留学では、学生ではなかなか持つことのできない危機感を持って留学に挑むため、学生時代の留学よりも、リスクはあれど、それを上回る内容の留学にできる可能性を持っているのです。

3.見切り発車は危険!帰国後のキャリアを踏まえたカウンセリングをしてくれる会社を見つけよう

ここで注意しなければならないことは、「将来を見据えた留学計画を立てる」ことを怠ってはいけないということです。留学はゴールではなく、あくまで手段に過ぎないからこそ、帰国後の将来を見据えて留学中に何をするか、そのプランニングがとても大切になってきます。

「とにかく海外へ行ったら何か見つかるよ!」という勢いだけの留学カウンセリングには気を付けてください。留学するには勢いも大切です。しかし、先述したように、英語力だけではなく、プラスで専門的な資格や知識、経験などを求められる社会人留学において、「勢い」だけで踏み出してしまうと、帰国後の転職に繋がらず、後悔します。また、費用や国の希望に対し、留学の目的や将来の目標、「どうなりたいのか?」などを踏まえず、ただ事務的に語学学校を紹介するだけの留学カウンセリングも、避けた方がよいでしょう。

ワールドアベニューには、厚生労働省指定キャリアコンサルタント試験を合格するキャリアカウンセラー(コンサルタント)が在籍しています。

キャリアカウンセラー(コンサルタント)は、進路、転職、異動、学習(能力開発)、人間関係、退職、独立、ワークライフバランス、現在の仕事内容、履歴書の書き方、面接の受け方、自己分析の仕方などで悩んだり、将来のことを考えたりする際に支援を行うプロフェッショナルで、日本の採用制度や、各業種・職種で求められる人材像、最新の転職・転職市場の動向、各企業の動向を踏まえ、留学時期や内容、留学前後でやるべきことなどをプロの目線でアドバイスすることができます。

従って、帰国後の就職や、皆さん一人ひとりのキャリアを踏まえた留学のプランニングが可能になります。

もし、やりたい仕事や転職したい企業が明確な方は、出発前から企業研究をしっかりしておきましょう。
どの程度の英語力があると望ましいのか、どんな人物像を求めているのか、採用のタイミングはいつなのか、など事前に調べておくことで海外生活中にも準備ができます。

もし、やりたい仕事がまだ見つかっていないという方は、少なくともビジネス英語や履歴書に書ける英語の資格が取れるような留学をお勧めします。(詳しくは次のトピックでお話しします)

帰国後に無駄な時間をかけ、できる限り履歴書にブランクを作らないようにしていきましょう。
近年、英語求人や海外転職をサポートしてくれる人材会社も増えてきています。
帰国1~2か月ほど前に登録を行い、自分の経験や英語力を踏まえて自分に合う就職先の目星をつけておくと良いでしょう。

まだ漠然としていても構いません。
留学カウンセラーは、あなたが「どうなりたいのか?」を最新転職事情・動向を踏まえ、共に考え、さまざまな情報を提供いたします。自らの将来をイメージすることで、具体的に必要なものが見えてきます。必要な能力や資格などを知ることで、それらを得るためのプロセスが見えます。具体的にやるべきことが見えてくると、やる気がわきます。「リスクを取る」価値が見えると、一歩踏み出す勇気も持てるようになっていくでしょう。

4.英語力だけじゃだめ!自分探し、人間力磨きなんて論外!英語力+αの留学が成功のカギ

具体的に将来につながる留学とはどのような留学か。
ワールドアベニューでお勧めしている社会人留学は、大きく3つの留学プランです。

1、専門留学
2、ビジネスインターンシップ
3、語学留学

特に1つ目の「専門留学」は、「転職したい方」、「キャリアアップしたい方」、双方におすすめです。
理由は、「英語で英語を学ぶ」語学留学と違って、「英語でプラスαを学ぶ」留学なので、英語力を飛躍的に伸ばすことができるとともに、転職したい方であれば、新しい業種・職種に精通する分野を、キャリアアップしたい方の場合、今までの業種・職種関連で専門的かつ実践的な勉強をすることができます。
専門的な勉強を行う教育機関では、語学学校と異なり周囲の学生が一定以上の英語レベルを有する留学か、ネイティブとなるため、飛躍的な英語力の向上と共に、異文化理解能力やコミュニケーション力も培うことができます。

例えば、英語を使ってバリバリ働きたいと思ったとしましょう。
英語力が身に付けば、理想通りバリバリ働けるような企業に就職できると思いますか?
「ビジネスマンとしての知識やスキル」が無い人は、英語が話せたとしてもビジネスの場で活躍することはできません。

2つ目のビジネスインターンシップは、「キャリアアップしたい方」にお勧めです。
インターンシップは原則的に、今まで経験している業種・職種でのインターンシップとなります。すでにその業界においての知識や技術は持っているものの、「英語」となると実力が発揮できず、外資系企業や海外への転職などを希望しているものの、難しい…。そんな方にとって、英語研修後に同業界にて実用的な英語を身に付けることのできるインターンシップ経験は、帰国後の転職に非常に有意義に働くことでしょう。

キャリアチェンジしたいと思うものの、方向性が明確ではないという方にお勧めなのが3つ目の語学留学です。ただし、一般英語を学ぶだけの語学留学ではなく、「ビジネス英語」や「英語能力判定試験対策」などのコースを併せて取るようにしましょう。

理由としては、履歴書に書ける明確な英語力証明スコアや資格を取得するためです。

5.帰国後はみんなどうしてるの?帰国後の転職先例

最後に、帰国後の方がどんな仕事に就いているのか、いくつか紹介したいと思います。

・外資系企業
外国人や海外とやり取りが多い外資系企業は、留学経験者にはとても人気な転職先になります。

・国内営業
基本的な活動は国内にはなりますが、最近ではどんな業種だとしても海外とのやり取りが増えてきていますので英語力を活かす場面は多くなってきています。

・海外営業
求人情報を見ても9割以上が英語力を必須条件として求めており、TOEICも750点以上が目安となります。

・英文事務や貿易事務
事務職は女性にとっては人気の高い職種のひとつです。英語が出来るだけで年収も大きく変わってきます。

・バイヤー、マーチャンダイザー
バイヤーというとファッションのイメージが強いかもしれないですが、実は食品や家具、家電や雑貨、宝飾品など取り扱う商品はさまざまです。自分の好きな商品を扱う会社にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

・専門学校、大学の事務
最近では海外からの留学生も増え、留学生担当の求人を募集しているところも多いです。

・旅行会社、ホテル関係
「英語を使って働く」仕事としてポピュラーなど職業です。
一流ホテルのフロントやコンシェルジュとなると帰国子女の方も多く、かなり高いレベルの英語力が必要です。
一方旅行業界は、海外添乗員やデスクでの旅行企画担当など、就く業種によって英語の使用頻度は異なります。業務によっては旅行業取扱管理者など他の資格が必要となるケースもあるため、その点も考慮するとよいでしょう。

LINEで気軽に相談!
選ぶ国や都市によって利用できる留学制度や料金は異なります。まずはチャットで相談してみよう

まとめ


学生よりも何かとハードルが高い社会人留学ですが、目先のリスクばかり気にして、留学をせずに迎える5年後、10年後は本当にあなたが望むものなのでしょうか?

最近では高校留学をするお客様も増えており、これからの若者はどんどんグローバル化してきます。

新卒で入ってきた新人に仕事を取られ、自分は入社時と変わらない仕事内容…。
旅行に行ってもいつまでもつたない単語だけでの会話にならない会話…。
道端で外国人に話しかけられてもテンパってしまい、横にいた中学生が通訳になってくれた…。

事前の準備や将来のビジョンを出来るだけ明確にして留学プランを立てることで、リスクを出来るだけ軽減することができます。

チャレンジしてみたいと思えてる今がもしかしたら人生のターニングポイントかもしれません。

自分を変える留学をしたい、そしてしっかり将来を見据えた留学を考えたいという方はぜひ一度ご相談ください。

前の記事> 8. エージェントの利用方法
次の記事> 10. 留学のメリット

【インタビュー】ビジネスインターンシップ参加者

英語だけを学ぶ語学留学、英語で専門的な分野の勉強をする専門留学、帰国後のキャリアアップに有利を言われるMBA取得(大学院進学)など、さまざまな留学プランがあるなかで、社会人になってから留学したいと考えたとき、どのような留学を考えられるでしょうか。

今回は、社会人になってから留学に踏み出された佐々木直子様より、体験談を頂きましたので、紹介をさせて頂きます!!
直子さんは、以前から留学に興味はあったものの、日本での仕事も忙しく、なかなか踏み出すタイミングがありませんでした。しかし、ご家族の事情もあり、転職を考えたとき、「今がチャンスなのではないか」と留学を真剣に考えられるようになったといいます。

数ある留学プランの中から、ビジネスインターンシップ・プログラムを選び、踏み出された直子さん。
留学に踏み出されたきっかけや具体的に海外での仕事の様子などお伺いしました。

1.ビジネスインターンシップで留学しようと考えたきっかけや理由

以前の仕事において、時々、英語を使うことがありました。
準備したプレゼンなどであれば何とかこなすことができるものの、英語となると突然の質問に答えられなかったり、知識はあるのにコミュニケーションツールが英語となるだけでディスカッションできない自分にいらだちを感じたりし、何とか英語力を伸ばせないかと考えるようになりました。自分の年齢と周囲のさまざまな環境を考え、ギリホリ(ワーキングホリデー制度の年齢制限である30歳、またはその直前の年齢で留学すること)で留学することを決めました。留学にはさまざまなプログラムがありますが、海外企業の文化を直接学ぶことのできるビジネスインターンシップに興味を持ち、挑戦することを決めました。

2.出発前の英語力と現在の英語力について

<出発前の英語力>
英語は仕事で使うことがあったので簡単なメール作成、文書作成はできました。でも、読み書きは何とかできても、すらすらと話せない自分にいつもいらだちを感じていました。

<現在の英語力>
JET English College(語学学校)のカランメソッドのおかげで、リスニング力(英語を理解する力)が「ぐん」と伸びました。スピーキングはまだまだ流暢じゃないので特訓が必要です。

3.面接について

•派遣会社(※)との面接に対しては、日本での企業面接と同じような一般的な質問(志望動機、自分の長所など)の回答を準備し、そのことについて実際に聞かれたので、何とか合格することができました。ただ準備しすぎて、「会話」になっていない部分があったので、インターンシップ受入企業との面接時には、相手の質問にきちんと答えること、つまり「会話」することを第一に心がけました。

•インターンシップ先企業との面接では、途中、突然パソコンを使った実技もあり、驚くこともありましたが、「会話」をすることができたので、こちらも合格することができました。英語で会話するうえで(日本語でも同様だと思いますが)、大切なことは文法的なことではなく、とりあえず自分の考えを伝えるために、とにかく話すことだと感じました。

※面接は、インターンシップ受け入れ先の企業と直接の面接、インターンシップ先企業を紹介する派遣会社との面接、またはその両方との面接いずれかになります。

4.ビジネスインターンシップでは、どのような仕事を担当していますか?(またはしましたか?)

g_file1_20110821231433.jpg
私は日系のグラスカンパニーの工場でインターンシップをしています。オペレーション(製造部門の取りまとめのような部署)の直属で、毎日の工程を確認したり、不良品の原因分析、各過程の情報分析のアシスタントをしたりしながら、製品について学んでいます。今後は、自分の専門性を活かせるようなこと(製造機械のメンテナンスなど)にもチャレンジさせてもらう予定です。

5.日本とオーストラリアの仕事でどういった点が大きく違うと感じましたか?

私は幸運にも、日本でもオーストラリアでも希望していた製造業に就けて、工場で勤務しているのですが、一番大きな違いは「自由」だということです。もちろん、製造業なので、その日のノルマや工場内のルールはありますが、それがこなせればその他はあまりこだわりが見られません。
工場内では一日中ポップミュージックがかかり、オペレーターの方々は時にリズムに乗りながら製品を作っています(日本の製造業の工場では見られない光景です)。昼休みにもしばりはなく、自分の好きな時間にとれるということでそこにも「自由」を感じます。

6.ビジネスインターンシップ中で印象に残っていることをあげてください。

g_file3.jpg 
•チームワークが重要だということは世界共通して変わらない。
•オーストラリアの会社では、みんながファーストネームで呼び合うこともあり、「マネージャー」など、肩書きを感じず、誰とでもフランクに話すことができる。

7.ビジネスインターンシップでどの程度(週何時間)働いていますか? また職場の国籍比率は?

就労時間:
ビジネスインターンシップでの就労時間は、月曜日から金曜日の午前9時から午後5時までの合計8時間で、普通にフルタイム(週40時間)働いています。

職場の国籍:
職場の国籍は基本オーストラリア人ですが、バックグランドがアジア系の方も多いです。バックグランドがアジアの方でもネイティブの、聞きとりやすい英語を話してくれます。

8.これからの自分の目標などについて

帰国後は、今までの日本のキャリアにプラス英語力で、海外事業を展開している企業への転職を目指しています。

9.これから出発される方、または現在検討されている方にアドバイスをお願いします。

オーストラリアでのインターンシップや、日々の海外生活を通して、日本にいたときには出会えなかった人達と出会い、今まで知らなかった価値観に触れられたことで、自分の成長を日々感じています。
この経験はプライスレスだなーと日々痛感。
この選択をした過去の自分をほめてあげたいです(笑)。っていうと言いすぎかもしれませんが、人生一度きりなので、後悔のない選択をして欲しいと思います。

オーストラリアでの留学を経て、シンガポールで就職しました!!

先日嬉しいお知らせを海外から頂きました!
オーストラリアへ留学していたお客様より、シンガポールでの就職が決まり、現地での生活が始まった!との旨のメール。

ちょうど一年前にオーストラリアへの留学へ飛び立った竹井さんへのインタビューを紹介致します。

海外留学へ決めた、きっかけは??出発前に不安はありました??

海外留学のきっかけは単純に、海外で働くには英語が必要と思ったからです。そしてきっかけですが、もともと旅が好きで留学前にはバックパッカーとして色んなところを旅していました。そして、いつの間にか旅ではなく、住みたいと思うようになりました。住む為には英語が必要→英語は日本の英会話教室に通うより、現地に行った方が手っ取り早いし、楽しいだろう。とまぁこんな感じで出した結論でした。
 出発前の不安は特にありませんでした。実際、過去にオーストラリアに行ったこともありましたし、旅をしていてそこまで英語を話せなくても、何とかジェスチャーや電子辞書などを駆使して何とかなるということを知っていましたから(笑) それにもし困ったとしても、それも経験だと性格的に思っていたと思います。
 それよりも、どんな人と会うのか、どんな経験ができるのかのワクワク感の方が大きかったです。

現地での様子を聞かせて下さい。(良かった事・もっとこうしたら良かった事など)

私が滞在していたシドニーでは、ヨーロッパ(フランス、スペイン、ドイツなど)、アジア(タイ、インドネシア、ベトナム)、南米(ブラジル、ペルー、チリなど)色んな人種や国の人がたくさんワーホリで来ています。そんな人と学校で知り合い、住んでる家のフラットメイトとして知り合い、色んなところで飲みに行ったり、どこかに遊びに行ったりする機会がたくさんあるので、たくさん友達が増えて、毎週末、大好きなお酒を楽しく飲めました(笑)
もっとこうしたら良かったかなと思うことは、家でパーティができる家(住んでるフラットメイトがパーティ好きなど)に住んでも良かったかなと思います。

一番の思い出は??

楽しいことがたくさんあったので、難しい質問ですが、一番なのは、最後私がシドニーを立つ前に、自分のつながりを皆に紹介して、友達にも新しい友達を作ってもらおうと自分で自分のfarewell party(送別会)を企画しました。けっこう急で平日の開催だったにもかかわらず、50人位が旅立ちを祝ってくれました。それにfacebookでも沢山のメッセージをいただきました。

これからの目標を聞かせて下さい。

今現在、Arvato Digital Services Pte , Ltdという母体企業がドイツのシンガポール企業でスーパーバイザーとしての採用となり、そこで人材管理の経験を積んで、最終的には自分の会社を立ち上げたいと考えています。
まだまだ人脈や足りない経験だらけですが、夢は大きくです^^

これから渡航を考えている方へメッセージをお願い致します。

海外留学に行かれる前の心構えとして、前もって明確なプランを立てて海外へ飛び立つ方、とりあえずは何も考えずに旅立って現地に滞在している間に自分の進路を決めてみようという方、いろんな考えの方が沢山いらっしゃると思います。それは人それぞれなので、それでいいと思います。
私が海外での生活で必要かなと思うのは、積極性と柔軟性、そして、一番大事な のが、滞在する目的です。積極的に英語を話して、海外の友達をいっぱい作って、楽しいお酒を飲んで、友達と色んなところに遊びに行ってという、海外での生活を有意義なものにするという積極性。
そして、日本ではありえないことや考えられないこと(もちろんネガティブなことばかりではなく、ポジティブなことも含め)が沢山起こります。そして、オーストラリアの国民性として、日本人のようにせかせかしておらず、のんびりしているので、日本のサービスの良さにいらっとする場面も多々遭遇すると思います。そんな時ここは日本ではなく、海外だからと思い、一つの人生経験と捉えることができる良い意味での開き直りとそれに対応する柔軟性。

そして、一番大事と言った滞在する目的ですが、実際シドニーにはかなりの数の日本人が滞在していて、ローカルの人や他の国の人の友達を作らず、最低限の英語(スーパーでの買い物など)を知っていれば、狭い日本人のコミュニティの中でも十分楽しんで生活ができると思います。実際そのような人は沢山いますが、それでは英語が全く上達しませんし、日本で生活しているのとほとんど変わりません。
違いと言えば食べ物や景色ぐらいのものです。私も日本人の友達を全く作らなかったのかと言えばそうではありませんが、そういった海外生活の楽しみ方ではなく、せっかく海外で色んな国の人と交流できる機会があるのですから、そういった人との意見交換や文化交流で自分自身の見解や視野を広げ、新しい自分と出会う楽しみ方をして頂きたいと思います。
「ただ何となく滞在している」という惰性ではなく、しっかりと滞在目的を考え(これもメリハリで常に思ってないといけないわけではありません。)楽しいときは思いっきり楽しんで、海外での生活を日本では経験できない自分の大きなプラスアルファにしてください。

  • JAOS
  • J-Cross
  • ICEF AGENCY STATUS
  • IALC Approved Agency
  • 東京都知事登録旅行業 第3-6137号

ページトップボタン